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「東京からいく人なんていません」←本当に誰もいなかった(^^)v

5年ほど前だろうか🤔年末年始はお仕事お休み。時間はあるし、関西で働いてみたい欲が新卒の頃から治まらず、淡路島の観光ホテルで年末年始リゾートバイトをした。

「東京からいく人なんていません。遠いので交通費全額だせませんよ、大丈夫?下手したらあなた赤字ですよ?群馬のスキー場とかどう?」とリゾートバイト紹介会社からいわれた。

私は「関西じゃないなら、いきません!稼ぐためにいくのではありません!関西で働きたいのです!」と鼻息粗め紹介会社にいい、夢を叶えることに成功した。

冬の淡路島は寒い。
でも空気もご飯もとってもおいしいしい🍚✨海も沖縄?ってくらい綺麗だった。
(メンバーも最高だった✌️✨)

だけど住み込み部屋は、テレビもないしホコリ臭い。阪神淡路大震災でも壊れなかったらしい畳部屋は、小鳥くらいの大きさの蜘蛛が出たりして、本当に辛かった。(しかもすばしっこい)

なにより、ホテルの朝食はバイキングなので朝がいつもの会社員生活より早い。慣れないパンプスで走り回り、日に日に足は痛いし、とにかく寒い。

そんなこんなで半泣きしながら、働いていたら、ホテルの社員さんが「君たちは歴代のバイトの中で一番の働き者だ。淡路牛をたべにいこう!」と淡路島産の食材でつくられた牛丼をたべにつれていってくれた。

あの時の味が忘れられなくて、東京に戻ってきてからも淡路島のたまねぎ、牛肉、米を探したが見つけられなかった。

そして、予定が飛んだ今年の年末年始。
ずっとタイミングか、合わずに行けなかった淡路島のアンテナショップに行き再会🤗
爆食からの爆買い!
思い出の味は、辛さとお金では買えない経験の尊さを思いださせてくれる。
あの時辛いと思っていなければ、牛丼をおいしいと思うこともなかったのかもしれない。


綺麗な思い出の中に、1つ未だに気になることがある。
そのホテルには、地元のおば様たちのパートさん達も助っ人で働いていて「スーパーエンジェルズ」と社員さんは呼んでいた。
深く突っ込んではいけないと思い、いまでも正体も名前の由来も謎である。今年もその謎をとけないまま年が明けそうだ。

来年もよろしくお願いいたします!

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