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持ち込みで出版に成功した方法とは?

以前の記事でちょっとご紹介した、
主人が持ち込みで出版に成功した具体的方法について、
今回は書きたいと思います。

最初に注意点
小説ではなく、企画本になりますので、
小説を持ち込みで出版したい!という方には
参考にならない
と思います。
小説の持ち込みは、企画本より格段に難しいです)
また、だいぶ前の話になりますので、
その点もご容赦ください。

実際に持ち込んだ企画書もお見せし、その舞台裏も全部書きます
個人的な情報も含まれるので、今回の記事は有料記事とさせていただきます。(途中から有料記事となります)

企画本の出版に興味がある方
また、コネのない素人が出版する方法について知りたい方
本の出版が、ビジネスをしている個人にとって
どんな意味や影響があるのか知りたい方
に、
ぜひ読んでいただきたい内容になっています。


※この記事は、主人にインタビューをした内容に、
私の感想を加筆したものになります。

※私の経歴を知らない人のために。
私は20年以上、小説の編集者をしています。
ただ、主人の本の出版はまったく別のルートで、
出版社への「持ち込み」という形で叶いました。
その全貌を、今回はお伝えしたいと思います。

1.本を出してみたい――突如芽生えた願望に、どこまで本気で取り組めるか?


「本を出してみたい」
そう思った方は、少なからずいるのではないでしょうか?
それを、どれだけ本気でとりあげることができるか、ということが
本を出せるか出せないかの分かれ目になります。

主人は仕事と趣味のHPを運営していたこともあり、
「本を出したいな」と、ふと思ったそうです。
それはとても軽い気持ちだったということですが、
主人が他の人と違っていたのは、
そこで実際に、本の内容を書き始めてしまったことです。

「こんな本を作りたい」と思ったら、
まずは一部でいいから書いてしまいましょう

簡単なことですが、これ、意外とできる人が少ないかもしれません。
だって、出版できるかどうかもわからないのに、
まったくの無駄になるかもしれないのに、
時間と労力をかけてせっせと書いていくのは、
その気持ちが「本気」じゃないとできないからです。

つまり、自分の「これやりたい」という気持ちに、
どれだけ真摯に、本気で、取り組んであげられるか
これが一番最初の「出版できるかどうか」の
分かれ目
だと思いました。

書きたい、出版したいと思う本の一部を書いて、
企画書としてまとめ、出版社に送る。

それが「持ち込み」です。

2.通る企画書の書き方とは?


では次に、実際に主人が書いた企画書を一部ですが、
お見せしたいと思います。
内容を見てもらえばわかる通り、かなり専門的な内容です。
というのは、主人の仕事がかなり専門性の高い仕事なわけで……。

実際に送った企画書がこちら ↓

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7,508字 / 7画像

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