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「世界一美しい街」チェコの古都チェスキークルムロフ

2023年5月、アメリカ人の夫とふたりでチェコ、スロバキア、ハンガリーを旅行してきました。

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チェスキークルムロフの町並み

中世のメルヘンな町並みが残る、チェスキークルムロフの街へ。「世界一美しい街」と評されることもあるそうです。

かわいすぎる・・・!

なにこれ絵本ですか?

街を見るだけなら1泊でも問題ない、徒歩で回れるコンパクトさです。私たちはあまり足早に次々と移動したくなかったので2泊しましたが、プラハから日帰りで観光する人も多いようです。

が、できれば宿泊して、人や車が少ない早朝に散歩するのがお勧めです。日中は、お店の車がたくさん道の脇に路駐してあって、映え度が下がる気がします。

街の中心の広場。

チェスキークルムロフは、壁のだまし絵がすごく凝っています。

一見立体的に見える壁が、近くでよく見ると絵で表現されています。「スグラフィット技法」というのだそう。

スグラフィット技法は、壁の漆喰を削り落とすことで凹凸を表現する技法で、イタリア語で「ひっかく」を意味する”sgraffiare”から派生した言葉だそうです。

私は多言語を勉強しているので、別の言語で似た単語がないかと探すのが癖になってるんですが、イタリア語の"sgraffiare"は、きっと英語の"scratch"(ひっかく)の仲間ですね。

それぞれ「スグラッフィアーレ」と「スクラッチ」とカタカナで表現してみたら、「ク」と「グ」が近いのは一目瞭然なので、gとcは近い仲間だとわかります。

多くの日本人が「スクラッチ」と聞いて想像するのは、削って当てる宝くじのことだと思いますが、scratchは表面をこすって削り取るイメージ。まさに、壁の表面を削り取るのがスグラフィット技法。

そうやって連想していくと、イタリア語のsgraffiareも楽に覚えられます。こうやって、どんどん外国語の世界が広がっていきます。(*´∀`*)

左のレンガ風の壁、横から見ると凹凸がないのがわかります。
このお城の壁も、だまし絵です
レンガだけじゃなく、こういう絵柄もスグラフィット。

街のお店もかわいい

そして、街のお店のディスプレイも、いちいちかわいい。

街の建物をかたどった置物やマグネット
この雑貨屋さん、かわいかったー
プラハでも見た、気になるマカロン屋さん。
カフェの机と椅子もかわいい。
雑貨屋さん。

夜の散歩

夜、ちょっと散歩してみました。

スーツケース持ちには辛いけど、きれいな石畳。

参考(スーツケースを担いで歩いた話):

イースターのリース

そして、あちこちの民家にかわいいリースが飾ってありました。

イースターの卵やうさぎ。

行ったのは5月ですが、イースター風の飾りが多かったです。

ヴルタヴァ川沿いを散歩

ヴルタヴァ川(モルダウ川)が街の真ん中を流れています。

川の向こうはチェスキークルムロフ城。
なぜか足のオブジェ。
穏やかな川面に建物が反射してます。
カヌーで川下りしている人もいました。

というわけで、写真を載せてるときりがないのですが、ほんとに中世にタイムスリップしたような気持ちになる街でした。

では、今日は、このへんで!

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