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こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。

世の中には、「寄らば大樹の陰」意識の人がいまだに多いのではないでしょうか。

しかし、会社と社員の「ご恩―奉公」的な関係はとうに終わっているのです。

それでも「定年延長になっても会社がなんとかしてくれる」「国の制度が問題であって、自分は被害者である」という受身的な考え方が身に付いてしまっている人が多いように思います。

ジョブ・カードくん8

「ゆでガエル」のたとえ話がありますが、会社組織という鍋で、ぬるま湯に浸かっていることに慣れてしまうと、温度がじわじわ上がってきても気づかず、気づいて飛び出すのが手遅れになるという事が、今起きているのかも知れません。
そもそも、「セカンドキャリア」「定年後のライフプラン」など、会社を辞めた後の生活のためのさまざまな研修会まで行ってくれる日本の企業のなんと親切な事でしょう。
「組織」をあまり信じすぎない方がいい。

「中年危機」に起こる様々な出来事は、そのことに気づかせてくれます。
自分の人生をどう生きていくのか、会社もその中心ありますが、未来永劫に会社が守ってくれることはありません。

会社に頼らず、自分の人生は自分で切り開いていくしかない。
そうした組織との距離感は「中年危機」が教えてくれます。

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「中年危機」は「40歳前後から始まる挫折、転機、危機」から始まります。

転勤や部署替え、出世など様々な出来事が起こり始めます。
そのとき、自分にできる最善の行動を模索して、乗り切ることによって、40代・50代を変化させ、今があります。
逆に40代を挫折なく、あるいはあっても危機の意識なく乗り越えてしまったりすると、高度に組織に順応・適応したままだと、「中年危機」を正しく迎えられないのかも知れません。
そのツケがもたらすのが「定年危機」なのではないでしょうか。

50代を過ぎて「役職定年」「出向・転機」「リストラ」など、組織からすれば合理的な対応、しかしながら本人からすれば、長年信じて勤めてきた組織からのシビアな非人情とも言える経験をして初めて直面する「定年危機」。

所属と肩書が外れたときに初めて直面させられる「個人」。

しかし、もともとそれは、急に起こったことではないのです。40歳前後からその準備は始まっているのです。

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60歳以降の働き方を豊かにするためには、一つの会社で働き続けるその延長にあるとは思わない方がいいと思います。

「この道ひとすじ〇十年」はもはやリスクと捉える。

挫折は転機、チャンスであるというマインドセットに変えていきましょう。
ワラジは2足以上履く。
今すぐ探すべきです。


「副業」の解禁もチャンス。

2足目のワラジはすぐに稼げないワラジでもいい。

お金にならない仕事、たとえば、町内の役員やPTAの役員、マンションの理事長など複数のワラジを履くと、人も組織(評価基準、人材観、組織文化等)も相対化して見える。
複数のコミュニテイで生きる暮らす経験を持つ。

会社、家庭、地域、学ぶ仲間、学会、趣味の集まりなど。

これが会社の名刺、肩書を失った後の長い人生を豊かにするスキルを鍛えてくれます。
あなたは、いま、どんな立場にいますか。

長い人生、あなたらしく生きていくために、何をすればいいのか、考えて見ませんか。

キャリアコンサルタントがお手伝いします。

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