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平均年収はアップ?「働く日本人」の現実は甘く無い
最近日本の年収は低くて有名ですが、確か400万円くらいでOECDの中で24位と言われています。ちなみにお隣韓国は19位です。
な、なんと先日のニュースで平均年収が10万円も上がったとのことです(仮に労働人口が7,000万人としてGDPでいうと7兆円ってこと?)。
これによると2020年の平均年収が433万円で、2021年には443万円になったとのことです。
細かく見ていくと「200~300万円未満」が14.6%、「100~200万円未満」が13.0%、「300~400万円未満」が12.7%と、所得300万円未満の世帯が最も多くなっています。しかし、問題は中央値の423万円。2020年の中央値は440万円だったので、17万円も減少しているんです。
結局は、平均が上がったのは高額所得者が引き上げているだけで庶民はますますジリ貧になっているのです(泣)。
一方で相変わらず住宅ローンには参ります、、、
住宅ローン年間返済額は、全国平均で116.5万円
仮に年収300万円で住宅ローンをかかえると、月収が25万円(賞与なし)、ローン返済は毎月10万円ってことか、、、恐ろしい。
というかきっと大半の人がこういう構造になって苦しんでいるはず。もちろん世帯年収にしたらだいぶ余裕が出ると思いますが。
ちなみに日本の住宅は持ち家が6割で、借家が4割とのことで、さらに持ち家のうち85%が新築住宅を購入しているとのことです。
これは実はアメリカと傾向が異なっており、アメリカの住宅流通量の82%が中古住宅とのことで日本人の新築好きが窺えます。
借家の家賃は5万5,675円
うーん、迷うなあ。持ち家か借家か、永遠のテーマです。
やっぱり自分始め就職氷河期世代の人たちは非正規雇用になるか、あわよくば中小企業に入れるか、くらいの選択肢しか無かったんです。おかげで入社した時からほとんど年収が上がっていないから、手に職つけて転職を繰り返していくしか年収を上げる方法は無かったと思います。
当時行く宛の無かった私は幸い、地方の小さな工場の機械工員として雇ってもらったけどありがたかったなあ。今でも当時の仲間とは本当に家族のような関係で、自分にとってかけがえの無い財産をいただけたと思っています。
先日、「新しい資本主義実現会議」で閣議決定された三位一体の労働市場改革を楽しみに待ちましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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