「時間」というエコシステム
基本、時間なんてものは存在しないんす、と共有したく、まとめられた本。
僕の周りで読んでる方も、お!合ってる!って答え合わせのために本を開く人主。つまりは王道本です。
ひとは「時間は存在する」という視点から世界を眺めるから、空間を時系列の因果で読み解こうとしてしまう。
だからみんな「時間がある」ことを疑わないけど、実は、んなことたぁないよ、という既成概念のカラクリを解いていく。ざっきり概要をなぞるとそんなニュアンスなのかな? あまり読めてないけど、久々に本を買いました。
僕はもともと、生態系=何かと何かの間にある「関係性=つながり」や、その関係性を司るバランサー「自分」とは何か? を詩に換えて表わすのが好きで、詩をはじめた詩人で。タイプとしてはあまりいないのかな? まず、詩の界隈で同じタイプの詩人さんにお会いしたことがないけど。
さて。さっき、ツグミ工芸舎さんの木工作家ソイさんが、以下のような記事を書かれていたのを見つけ、衝動的に書き下ろします。
僕なりに勝手にざくっと要約すると、
ゆれる木々は見える。でも風は透明。そんなニュアンスで、自分以外の何かに運ばれたかのように、今、ここでこうして自分は作家仕事をしている。それは自動運転自動車に運ばれていくドライブ感覚みたいもの。
といった感じで書かれていて、すごくその表現がわかりやすく。
今回のコロナでも考えたことですが、見えないもの、つまり、何かと何かの間にあるもの、その「つながり」自体が自分自身なんだなぁと。
方や、目に見える方、自分自身や友達やコンビニや本やスマホがそのつながりを『僕』という認識を鏡というか映写機にして主観的に空間として表現しているだけだし、たまたま自分がコントロールできるのは『道具』となり得るもののみ(自分の身体や、スマホなどの使う道具、発信する情報(言葉や作品))で、他のユニバースである、ソイさんや、さわってないハサミなど、輪郭の外にあるものは、僕にはコントロールのしようが、ない。
だから、自分のアクション、その結果がどうなるかなんて完全には予想できないし、基本コントロールできるもんじぁない(ITはそこを狙って進化してるけど、今の所どこまで進んだのかは、さておき)。
どちらにせよ、コントロールできないこと、そのものが気持ちいいし、ソイさんのいうところのスピリッツスピッツロビンソン的に8863するなら、ガンダーラから見ると、それが、この世界で遊んでる意味でもあるのかなぁ、という感覚を得るような。
まぁ、今この瞬間にしか同時に存在を認識できないのだから、そのあれとあれよと今ここにいる感覚を楽しめちゃうのは、すごく贅沢で心が豊かゆえの心の境地に辿り着いてる感じがして、やっぱソイさんは突き抜けているのだなぁと、心に風が吹き抜けるように嬉しくなりましたとさ。おしまい。には、ならない。ネバーエンディングストーリ―❤
カルロ・ロヴェッリ『時間は存在しない』はまだきちんと読めていないが、解き明かされる部分は、ある程度予想の範囲内かとイメージしていますが、いかに!?
表現の仕方が得に面白そう! さくっと描写を見たら、それはポエ語で描かれていて。それらがポエムでしか描写できないって、わかってる人なんだなぁって嬉しくなる一冊っす。あ、その「それら」は公式:数式の部分です。
伝わる、とかではなく、つながってる。だから、伝わってる、しかない世界。時系列のない世界ですね。それを言葉に換えたのが、ポエム語かと認識しております。
そんな科学の天城越えを聴きたい。
ブルースを歌わなくていい、そんな時代のJPOPを創りたい。
指二本、無学のピアノでアルバム出しました。
音による詩集。
おとはことば
音楽が、僕らの自然。
ポエミュージック
今回は全体的に、さらりと入れるピアノアンビエントとなっております。詩の朗読も入っておりますのでよかったらぜひ!
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