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夢は他人にとっての狂気となりかねない
夢を持つことは悪くない。
むしろ持ったほうがいい。
「夢の大きさがその人の器を決める」と言われるくらいだ。
しかし、この夢こそが他人の狂気となる時がある。
それは自分の夢を叶えるために、他人の行動を強要させ、押し付けてしまう時だ。
多くの経営者や指導者などがやってしまっていると私は思う。
確かに大きなことは1人では成し遂げられない。
人が多いに越したことはない。
ただ、その人のその夢を同じように叶えたいと思っていない人の行動を強制的に管理することは、お互いにとって無駄でしかない。
そして、相手にとっては苦痛な時間でしかない。
人の時間を奪うということはお金を奪うより罪だと私は思う。
だから夢は他人に強要してはならない。
周りの人間はあなたの夢を叶えるためのロボットではないから。
だから何がなんでもリーダーは怒ってはならないと言うのが持論だ。
周りの仲間がどんなにサボろうと自分1人の力でなんとかしてやるくらいの覚悟がないなら最初からリーダーになんてならないほうがいい。
もし、協力して欲しいなら、まずあなたの夢を共に叶えたいと思えるように相手を口説くことから始めるべきだと私は思う。
それはやらずして、部下や子供を怒鳴るのは、狂気を持った犯罪者と、同じである。
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