書きたいことだけ書けばいい

書きたいことだけ書けばいい。 

この言葉からは、田中泰延氏の『読みたいことを書けばいい』という本を思い浮かべる人も多いかもしれない。

しかし、自分が言いたいこととはちょっと違うかなと思い、

念のためKindleで同書を読み返してみたら、結果的には言いたいことはだいたい同じだった。 

この本に書かれていることを一言でまとめると、「読者のことなんか考えるな。 自分が一人目の読者なのだから、自分が読みたいことを書けばいい」である。 

読者のことなんか考えるな、というのには完全に同意する。 そもそも誰も読まないのだから。

その一方で、金を稼ぐためのライティングは不自由で息苦しい。 

「ターゲットが…」とか「ペルソナは…」とか「SEOキーワードは…」など。 

そんな余計なことを考えていたら、自分がそもそも何を書きたかったのかを見失ってしまう。 

余計なことを考えずに、書きたいことだけ書けばいい。 

それが、自分が読みたいものでなくてすらいい。 

書くことは排泄と同じだ。もしかしたら、まれにそれが「肥やし」として、人の役に立つことがあるかもしれない。 

金にはならないかもしれないが、書きたいことだけ書けばいい。

↓そんな一曲

書きたいことだけ書けばいい by @age83 | Suno