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日記【4月】

日記をつけ始めようと思う。
ずっと日記をつけたくて。

「お気に入りのノートを見つけるまでは」という気持ちがあって。だらだらと先延ばしにしていた。

とはいえ、意気込んでお気に入りのノートを買っても、日記を書けなかった日が続けば、落ち込んできっと続かない。
お気に入りのノートが、空白のページをたくさん残したまま葬られるのは嫌なのだ。

パソコンでも、スマホでも、日記をフランクに書けるツールはないかな、と探していたときに出会った、くどうれいんさんの「日記の練習」。

何も続かない自分でも、
noteを毎日開く習慣はあるので、これなら続きそうと思った。
下書きに1か月分の日記をためておく。
やってみようと思う。


4月24日(水) 雨

今日は歯医者に遅刻した。
とくべつ、大きな理由があったわけではない。
連日の立ち仕事でくたくたになってしまって、どうしても体がうごかなかったのだ。
家を出てから、まあどうせ間に合うだろう、と念のため電車の時間を調べると、(東京に引っ越してきてから、電車の時間を調べる癖がなくなった)
それが全然間に合わなかった。

少し前の自分だったら、遅刻なんて絶対にできなかった。
予定の30分前には、歯医者の近くで時間をつぶしていたと思う。

それが今日の自分は、おおきく動揺することもなく、
「ひとつ前の予定が押してしまって、、」なんて理由を添えて、電話をかけていた。

カフェ店員をしていて思うのは、年配の人ほど、図々しい態度をとる傾向にあるということ。
「よくできるな~」なんて、感心してしまうことがあるのだけれど、
私もいつか、そちら側にいってしまうのだろうか。


4月25日(木)

バイト先の人とした恋バナにて。

「好きな人の、ゆずれない条件はある?」との質問に
「男気ですね」と答えた。

辞書で「男気」を調べると、

【男気】犠牲を払って人に尽くしてやる気性

とあった。「優しさ」って回答よりも、よっぽど真理な気がした。

4月26日(金)

日々の疲れが取れない。

4月27日(土) 晴れ

梅ヶ丘駅の周辺をお散歩した。
思いがけず、自然豊かな公園を見つけるところが、私たち、散歩上手だ。

「自分が他人に許されていることに気づいて、
他人を許せるようになりたい」
といった話を歩きながらした。

4月28日(日) 晴れ

手賀沼を窓から見渡せる、食パン専門店「まきば」にて。

花が咲いて、緑が濃くなり、空はどこまでも青い。
少し汗ばむくらいの、清々しい今の季節が大好きで、
浮足立った心を映したかのように、チョイスするサンドイッチだってカラフルになる。

とろけるバスクチーズケーキをたべて、昼からサッカーをみた。
心が向かう先は、そう、スペイン。

スペイン料理と言えばパエリア。
フライパンで挑戦してみた!

カラフルな食べ物は、どうしてこんなにもトキメクのだろう。
魚介のだしを吸ってふくらんだお米は、とても満足感があった。
本場・スペイン、行ってみたい。

4月29日(月) 晴れ

祖父母の家に向かう途中。
いつか書いてみたい、小説のテーマができた。
きっかけはオードリーのオールナイトニッポン。
ラジオを聴くきっかけになった番組で、東京ドームライブは映画館で鑑賞した。

今年も祖父母と一緒にたけのこを採った。

ぱっか~ん

みずみずしいたけのこは、この皮をむく瞬間がとても気持ちいい。
重いものをもてなくなったり、歩くペースが少しずつ遅くなってきたじーちゃん、ばーちゃん。
いつまでいっしょにタケノコ採りにいけるのだろう。

飛ぶチョウチョや、あたり一面に咲くタンポポ。
四季を感じられる田舎がやっぱり好きだ、と思えた帰省。

4月30日(火) くもり

立ち仕事、腰の痛みがつらい。



代り映えのない日々でも、記録してみたい。
書くことがない、そんな日々も記録してみようと。

自分で書いた日記が面白く感じるのは、出来事を忘れたころだから。
忘れられないような出来事よりも、忘れてしまいがちな些細なことを書いていきたい。

相変わらず遅筆なこのnoteだけど。
5月もマイペースに書いてみよ~っと。

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