新幹線(未成線)を勝手に語る
はい!やってまいりました。孝太の雑録。
ここのところ、暗かったり堅苦しい内容が続いたので、今回は今までとは全く違った内容について語りたいと思います。
元々僕は旅好きで、九州にいた頃は西日本の色々な所に行っておりました。時には車で時には電車で九州各地はもちろん中国地方や近畿地方まで足を伸ばしてました。そんな中でよく使ったのが九州新幹線と東海道・山陽新幹線。これが本当に便利でね。福岡からだったら鹿児島も福岡もさほど時間をかけずにいけました。毎回乗るのが楽しみでしたね。
残念ながら僕はこれ以外の新幹線に乗ったことはありません。現行の新幹線は先述した物以外だと
①東北・北海道新幹線(東京~新函館北斗)
②上越新幹線(東京~新潟)
③山形新幹線(福島~新庄)
④秋田新幹線(盛岡~秋田)
⑤北陸新幹線(高崎~金沢 ※2022年に福井または敦賀まで延伸予定)
が、あります。どれも機会があれば乗ってみたいですね。埼玉に帰った現在で今後乗るとしたら①、②、⑤位ですかね。
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。
1 未成線とは
本来の意味においては鉄道路線において未だ完成していない路線のことを指します。ただし、鉄道愛好家などの間では、完成を目指して建設工事が行われていたものの途中で工事が打ち切られた路線を指して用いられることもあります。廃線跡めぐりに類するものに未成線めぐりがあります。
2 新幹線における未成線
1973年(昭和48年)の11月15日の昭和48年運輸省告示第466号によって、建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画に下記の新幹線が、追加されていたようですが、まだ実現に至っていない路線が結構あります。それらのいくつかについて僕が勝手に語ります(笑)。
①九州横断新幹線(大分~熊本)
JR豊肥本線のルートを新幹線に当てたもの。始発の大分は同じく未成線である四国新幹線と東九州新幹線の接続駅となっています。豊肥本線自体が利用者自体が少ないため、実現性は低いと思われます。
②東九州新幹線(福岡~大分~鹿児島)
福岡を始発として鹿児島本線で小倉に出て、小倉から日豊本線を走るルート。大分や宮崎は観光は勿論、支店が多い地域なので出張で訪れる方も多いでしょうし、需要は十分にあると思います。実現度は高いか。
③四国新幹線(大阪~大分)
大阪から淡路島を抜けて徳島、高松、松山を経由し、伊方から海を渡って大分に向かうルート。大阪~大分間の総延長距離は480kmであり、本州を経由した距離(約690km)を大幅に下回ります。今まで不便だった徳島方面がこれで一気に便利になるのと船を使わずに四国から九州を渡れるので、九州から高松方面のアクセスもしやすくなり、利用者は多くなると思われます。これも実現性は高いか。
④四国横断新幹線(岡山~高知)
岡山を起点に瀬戸大橋線を辿って高知に至るルート。四国全線に新幹線を通す案として上がってはいるものの、個人的には実現性は低いと考えます。高松から四国を一周するような路線の方が、高知を通す場合は需要があるように思えますね。
⑤山陰新幹線(大阪~鳥取~松江~下関)
大阪を起点に福知山線を経由し、福知山から山陰本線を辿って下関まで至るルート。近年のIターンやUターンによって山陰地方に移住される方も増えており、また鳥取も急速に発展しているので、需要は今後高まると思われます。北陸新幹線の敦賀以南のルートとの関連性も考慮すると、十分実現の可能性はあるのではないでしょうか。
⑥奥羽新幹線(福島~秋田)
山形新幹線のルートも含めて、奥羽本線沿いを走るルート。東北本線と並行して山沿いを走ることになります。新庄以北については、現行の秋田新幹線と比べると所要時間がかかり、実現性は低いと思われます。
⑦羽越新幹線(富山〜青森)
他の新幹線との並走区間が多いです。富山を起点に糸魚川まで北陸新幹線、糸魚川〜直江津まで越後トキメキ鉄道日本海ひすいラインを辿り、直江津〜長岡までは信越本線、長岡〜新津間は上越新幹線と並走。新津〜秋田まで羽越本線、秋田〜青森までを奥羽本線沿いに走ります。個人的には東京から上越新幹線を経由してのルートが一番需要がある気がしますね。
酒田で一泊して天童で将棋の駒工場を見学した後、仙台でもう一泊して東北新幹線で帰るとかね。て、これは僕の趣味ですけど(笑)。
3 あとがき
というわけで、鉄道にあまり詳しくない僕が、未成線について語ってみました(笑)。如何でしたでしょうか?これからも新しい新幹線は続々と出てくると思います。それらに乗って日本各地を旅できたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は高速道路についてやろうかな。
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