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【2020年版】東京都内のおすすめアフタヌーンティー②

東京都内のおすすめアフタヌーンティー①を書いたところ、周りの方から予想外に褒めていただき嬉しかったので、②も書いてみようと思います。

前回はホテルオンリーでしたが、今回はそれ以外の場所についてもご紹介します。

前回と同様、最新の状況と異なっている可能性もある&全て私が伺った時の話であるため、あくまで一意見としてお楽しみください。

過去訪れた中から厳選して、今回は6つご紹介いたします♡

*有料設定になっていますが、無料で最後まで読めます

千代田区①|ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 スカイギャラリーラウンジ レヴィータ

永田町駅直結。
バブル世代の方には馴染み深い、かつての赤プリです。2016年にリニューアルされました。
アフターヌーンティーが楽しめるのは、こちらの35階です。

床面積は比較的コンパクトですが、天井が吹き抜けになっているため、窮屈感はありません。

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◇お食事について
とにかくかわいい。本当にかわいい。とってもかわいい。
結論、かわいい。

こちらは定番の三段ケーキスタンドでなく、大きめのお皿が組み合わさっています。
過去に伺った時は、
・セイボリー
・スイーツ
・リコッタパンケーキ
・スコーン
の合計4皿でした。
最初は「ボリューム少なめかな?」と思いましたが、ちゃんとお腹いっぱいになりました。

さて、冒頭にも書きましたが、こちらの特徴は何といってもビジュアルレベルの高さです。
前回伺った時は、イースターがテーマだったため、出てくるお食事の多くに動物モチーフが施されていました。

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うさみみマカロン、蝶をかたどる飴細工、粉砂糖のうさぎシルエット・・・。
その世界観はまるで不思議の国のアリス(イースター)。
どうしてそんなにかわいいの!なメルヘンチック100%の世界が再現されたお食事です。

◇ひとことポイント
ビジュアル抜群・メルヘンチック100%なので、こうしたザ・かわいい演出がお好きな方におすすめです。

さらにこちらの名物(と思っている)が螺旋階段。
36階と35階のラウンジが螺旋階段でつながっており、そこからの景色が素晴らしいです。
階段を下りながら、窓一面に広がる溜池山王方面の高層ビル群がおがむことができ、その景色に階段でしばらく立ち尽くす人もいるほど。
お越しになった際にはぜひ、階段に立ってみることをおすすめします。

個人的には、千代田区アフタヌーンティーの中でトップレベルで好きです。

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千代田区②|パレスホテル 東京 ラウンジバープリヴェ

住所は千代田区丸の内1 - 1 - 1 。
皇居の目の前、「王宮」の名を冠したホテルです。
千代田区の真ん中という立地もあり、高貴さ・気高さ・豊かさ(?)を感じる、いるだけで心洗われる気持ちになれる場所。
アフタヌーンティーができるのは、こちらの6階です。

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◇お食事について
多すぎないボリューム、統一感があり華やかすぎない見ため・・・。
とにかく品のあるお食事です。
人間でいうと楚々としたお育ちの良さを感じる人(?)にたとえられるようなお食事たちが銀のお皿に盛られています。

そしてパレスホテルさまといえば、言及しないわけにはいかないのが伝統スイーツマロンシャンティイ。
もともとは東京會舘発祥らしいですが、パレスホテルでも開業以来ずっと親しまれてきた(らしい)代表的メニューです。

印象的だったのは、どこか懐かしさを感じる絶妙な甘さと軽さのスポンジ。
1950年代の日本だからこそ生まれた、日本人にも馴染みやすい西洋スイーツをひたすら追求したんだなということが伝わってくる味でした。

写真はストロベリー特集のときのものなので、外側のクリームもベリー系でした。

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◇ひとことポイント
眼前に広がる緑を見ているだけで癒され、心洗われます。
6階からこんなに癒される景色を見られるのはここだけなのでは、と思うくらい素敵なロケーションを前にアフタヌーンティーが楽しめます。

ラウンジ自体は床面積、天井の高さともに比較的コンパクトなので、圧倒的な開放的空間やテンションの高まりを求めている場合は、一階のラウンジ(グランドキッチン)の方がおすすめです。

とにかく皇居を前にのんびり癒されたい、まったりマロンシャンティーを食べたい、圧倒的お上品感を経験したいという方におすすめです。

千代田区③|ザ・ペニンシュラ 東京 ザ・ロビー

JR有楽町駅から歩いて3分。
アフタヌーンティーができるロビーは1階にあります。

外資ホテルは入り口がさりげない、という話を前回書きましたが、こちらは丸の内仲通りに面しており、初心者でも迷子になる心配はありません。
晴れた日はホテル前に、テイクアウトのショップがオープンしていることもあります。

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◇お食事について 
 プチサイズのお料理が、モビールのようなスタンドに載っている、他ではあまり見られないスタイルです。 

全体的に小麦感の強いお食事が多く、一つひとつのサイズは小さいながら非常に食べ応えがあります。  
スコーン、カップケーキ、ロールケーキ、ミニデニッシュなど、イギリスぽさが感じられる伝統的なアフタヌーンティーメニューが多く王道の味が楽しめます。

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◇ひとことポイント
アフタヌーンティーの楽しみの一つに、生演奏がありますが、以前伺ったときはマリンバ独奏でした。
日によって楽器は違うと思いますが、ピアノ以外の生演奏に触れたい!という方はもしかしたらなかなか聴けない楽器に出会えるかも。。。

なお、こちらは1階のため、絶景を楽しみたい、東京の風景を上から観たいという方は、高層階のラウンジのご利用がおすすめです。

ちなみに、アフターヌーンティーではないですが、ペニンシュラさまのカレーパンが絶品という噂を聞いたので、こちらもご興味がある方はぜひ。


中央区  |GINZA SIX ザ・グランラウンジ

銀座の中央通りを真上から臨める、贅沢空間。
GINZA SIXの最上階にあるラウンジです。
ホテルではないですが、結婚式なども行っているようです。

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◇お食事について
そのときによって、ケーキスタンドだったり、平皿にお料理が盛られていたり、スタイルが異なります。
お食事の随所に炭やトリュフなど珍しい食材が用いられ、変わり種の味も楽しめます。

また、こちらではアフタヌーンティーセットの中にストロベリーミルフィーユが含まれていることが多いです。
かつて存在したフランチレストラン、マキシム・ド・パリの復刻メニューなのですが、これがとにかく美味しい。
パイは軽めなのに食べ応えたっぷりで、中のカスタードクリームが濃厚でまったり甘く、ストロベリーのフルーティーな甘さと相性ばっちり。

ミルフィーユ+ドリンクのセットもあるようなので、ライトにお茶をしたい時はそちらも良さそうです。

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◇ひとことポイント
女子あるあるかもしれませんが、アフタヌーンティー2時間コースじゃとてもしゃべりたりないということ、私もあります。
そうしたときに、追加しやすいメニューの定番がフライドポテト。

アフタヌーンティーからのポテト率は割と高いのですが、いろいろいただいてきた中でもこちらのポテトはとてもおすすめです。

個人的な好きポイントは、
1. カリカリで細めであること
2. トリュフフレーバーが選べること
の2つです。

1. は完全に個人の好みですが、2. のトリュフフレーバーはポテトファンの皆さまにぜひお試しいただきたい味です。

ノンフレーバーポテトにトリュフオイルをかけるのですが、かけた瞬間にトリュフの香りがふわっと拡がります。
こういうのを大人のお菓子というのね、私もこの味がわかるようになったのね、という気持ちになる高貴なジャンクフード。
トリュフの少し複雑な味とポテトの塩味が程よく混ざり、お酒にも合いそうです。

ちなみにノーマル味もメニューにはあります(2019年夏時点)。

プラスオンメニューも充実しており、ホテルよりはリーズナブルなので、久々の友人と会う時などたくさんおしゃべりしたいときにおすすめです。


港区   |グランドニッコー東京 台場 The Lobby Cafe

ゆりかもめ台場駅直結。
大きな階段がある正面口の奥のラウンジが、こちらのアフタヌーンティープレイスです。
2階のこともあり、オーシャンビュー、レインボーブリッジ、東京タワー、絶景すご〜い!というキラキラ感は少なめですが、ニッコー系列だけあって、安心感のある落ち着いた雰囲気が楽しめます。

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◇お食事について
ほどよいボリューム。満腹の苦しさと闘うことなく最後まで美味しくいただけます。
マカロンやふわふわのケーキなど、全体的に軽めの口当たりのファンシーメニューが多い印象です。

面白いなと思うのは、フェアが毎度(知る限り)カラーの特集であること。
時期によって、ピンクやレッド、ライトグリーンなど、カラーをテーマにしたフェアが実施されているようです(写真はレッドアフタヌーンティー)。 

一般的にアフタヌーンティーのフェアは、
・食べ物特集(ストロベリー、ピーチ、抹茶など)
・イベント特集(クリスマス、ハロウィンなど)
のどちらかであることが多いので、カラーそのものがコンセプトになるのは珍しく感じました。

アフターヌーンティーでは、お食事そのものに加えて、企画者の方の想像力に触れるのがとても好きなのですが、こちらはその意味でもとても楽しめると思います。
この色からどんなお食事が繰り広げられるのかまったくイメージできない!というカラー特集の時に行くと、自分の発想を超えたアイデアに出会え違う視点からも楽しめそうです。

ちなみにレッドアフタヌーンティーでは、ストロベリーやラズベリーといったベリー系が中心のメニューが多く、甘酸っぱくかわいい味のものが多かったです。

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◇ひとことポイント
冒頭にもご紹介したように、絶景キラキラ2010年代的Tokyo感はあまりなく、全体として落ち着いた雰囲気です。
そのため、お台場で海を横目にお茶したい、レインボーブリッジとケーキスタンドの2ショットを撮りたい!といった場合は少し物足りなさを感じるかもしれません。
アフタヌーンティーに行ってみたいけれど敷居が高い気がする、ご両親など少し年配の方と一緒に楽しみたい、そして落ち着いた雰囲気の中でまったりお茶したいという方にとてもおすすめです。


目黒区  |ウェスティンホテル東京 ザ・ラウンジ

JR恵比寿駅東口から徒歩10分弱、かのジョエル・ロブションさんの奥に鎮座するホテルです。
アフタヌーンティーを楽しめるのは、入り口を入ってすぐの1階ラウンジ。

さて、アフタヌーンティーの選び方には、かなり個人の好みが反映されると思っています。具体的には、
1.  ホテルかそうでない場所か
2.  ホテルの場合は内資か外資か
です。

私自身は外資ホテルのキラキラ感にとても惹かれ訪れることが多いですが、ウェスティンさまはいい意味でそのイメージを取り払ってくれる場所です。
老舗だからか、驚かせるようなメニューはあまりなく、定番と真摯に向き合い、愚直に積み重ねてきたんだなということが節々から伝わってきます。

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◇お食事について
さすがウェスティンさま。当然三段ケーキスタンドです。
イギリス貴族の文化をしっかりと反映し(??)小麦の出現率が高いです。

お食事の種類や大きさは、他のホテルとそこまで変わらないのですが、重厚感や小麦ぎっしり感の強いメニューが多いため、かなりの満腹感が得られます。
少食の方は食べきれないことも多いかも・・・

最後まで楽しむためにもお腹を空かせて行くこと必至。

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◇ひとことポイント
ウェスティンさまはアフタヌーンティー以外でもちょこちょこ伺います。
高い天井、お庭の緑が楽しめるガラス張りの壁、と居心地の良さは抜群です。
個人的には、こちらの特徴は重厚さと貴族感だと思っています。

ソファや設置されている置物は、いい意味で、デザイン性に溢れた今っぽいスタイリッシュさが少なく、アンティークのような歴史と威厳が感じられます。

荘厳な空間で貴族感を味わいたい、という方におすすめです。




ということで、今回もおすすめアフタヌーンティーをピックアップしてご紹介させていただきました。

このたび緊急事態宣言が解除され、今後はアフタヌーンティーの予約も続々と解禁されていくことと思います。
できることなら、行きたいところに行きたいタイミングの予約が取れることが理想ですが、人気プレイスの場合、なかなかそうはいかないこともあるはずです。

これまでの経験から、アフタヌーンティーの予約の取りやすさは価格帯に依存するところが大きいと感じています。
具体的には、次の4つです。

1.  4,000円未満
2.  4,000円以上〜6,000円未満
3.  6,000円以上〜7,000円未満
4. 7,000円以上(シャンパン付きのことが多いです)

感覚値ですが、2 → 3 → 1 → 4 の順で予約難易度が高いです。
そのため、予約が取りづらいな・・・と感じる時は、1と4の価格帯を、あるいはどうしても2, 3 の価格帯のところに行きたい!という場合は少し先の日程を狙うと、人気ホテルでも意外と予約が取れるかも。

お出かけ時のアフタヌーンティー選びの一助になれば幸いです💛

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