【2020年版】東京都内のおすすめアフターヌーンティー①
自粛中で出かけられない中、過去に行って楽しかった、そして未来に行きたい場所に思いを馳せています。
こちらでは、かつて毎週のように様々なアフタヌーンティーに通っていた中で、特に好きだった場所や各店のおすすめポイントをご紹介します。
ちなみに、アフタヌーンティーとは、元々はイギリス貴族の習慣だそうです。
お茶菓子を片手に、気のおけない人とおしゃべりに講じながら午後のひとときを過ごす・・・という楽しみ方は2010〜20年代の日本でもあまり変わらないようです。
都内のホテルでは、三段重ねの台(ケーキスタンド)+お飲み物という構成が多く、1段目がセイボリー(食事的なもの、サンドイッチなどしょっぱい系のもの)、2〜3段目がスイーツであることが一般的です。
独断と偏見による感想かつ、2018〜2020年初頭時点の情報のため、もしかしたら最新の状況と異なる点もあるかもしれませんが、一意見としてお楽しみください!
千代田区①|アマン東京 ザ・ラウンジ by アマン
大手町駅直結。
全体が黒でまとめられた、シックで落ち着いた雰囲気のホテルラウンジです。
お琴の生演奏が聴けたり、茶器が和の骨董(のように見えました)だったりと、「日本」「和」を各所で感じることができます。
非常に天井が高く開放感のある空間も特徴です。
◇お食事について
さて、アフターヌーンティーにおいてボリュームの過多を極める1つの基準として個人的に「マフィンとスコーンが、ケーキスタンドと別かどうか」を設定しています。
こちらはケーキスタンドと別立てでスコーンがついている、ボリューム派アフタヌーンティー。
しかもスコーンはふわふわ系ではなく、中身が詰まっている(小麦すごい!の食感)ため、かなりの食べごたえがあります。
さらに毎度感激するのは、出てきたものすべてが食品であること。
飾りかな?と思ったものがチョコレートだったり、パンだったり、飴細工だったり。「これは食べられるかな?」「さすがに飾りじゃない?」「え、美味しいよー!」という会話を何度したことか。
子どもの頃に夢見た、お菓子の家的なワクワク感がハイクオリティなお味とともに楽しめます。
◇ひとことポイント
毎度外部サイト経由で予約をしているからかもしれませんが、お席の指定は難しいようです。
・窓際
・窓の外が見える席
・完全に窓を背にしており外界の景色が(普通にしていると)見えない席
があったと記憶していますが、案内されるお席をコントロールできない(した経験がない)ので、
絶対に窓際じゃなくちゃ困る!という場合は、事前にお問合せした方が良いかもしれません。
落ち着いた雰囲気+ボリュームたっぷりだからか、比較的男性客も多いような・・・。他と比べてアフタヌーンティーカップル率も高い気がします。
千代田区②|シャングリ・ラホテル東京 ザ・ロビーラウンジ
東京駅八重洲口のお隣りに位置します。
ラウンジのある28階に着いた瞬間、印象的なのは香り。
ふんわり甘い香りがフロアに漂っています(友人曰く、世界共通のシャングリ・ラホテルの香りだとか)。
ピアノの生演奏があり、クラシックに限らずJーpop懐メロも流れているのが印象的でした。
◇お食事について
こちらもケーキスタンドと別立てでマフィン・スコーンがついているボリューム派です。
完全に主観ですが、こちらはとにかく味が美味しい。
そして見ために工夫が凝らされていて見ているだけで楽しいです。
「こんなの初めて!(スイカ模様のマカロンとかアイスキャンディーの見た目をしたチョコレートとか!)」というものが多く、「これ何だろうね〜」と言いながらメニューを見て答え合わせ、というコミュニケーションが楽しめます。
◇ひとことポイント
28階なので眺めはいいですが、八重洲側なので、港区的キラキラ絶景感は少なく感じました(角度にもよるかもしれないですが)。
また、これも状況による&毎度外部サイトからの予約だからかもしれませんが、制限時間ぴったりでの退出が徹底されていたので、食べるスピードの逆算必須です(最後に美味しいものとっておいたのに時間オーバーで泣く泣く諦めるのはもったいない!)。
女子会など、盛り上がること必至の場合は、2軒目カフェのあたりをつけておくことをおすすめします。
中央区① |マンダリンオリエンタル東京 オリエンタルラウンンジ
三越前駅直結。
アフターヌーンティー好きの友人に尋ねると、かなりの確率でお気に入りランキング上位にあがるホテルです。
オリエンタルというだけあって、雰囲気、スタッフさんの衣装など、ところどころに東洋感があります。
◇お食事について
とにかく美味しい、以上。
他にコメントできないくらいのお料理の素晴らしさです。
そして特筆すべきは、マフィンお代わりシステム(2019年時点)。
ふわふわでお上品に味がしみたマフィンのリピートという贅沢が楽しめます。
「この味いったい何?」「その発想はなかった!」といった驚きは多くないですが、出されるものすべて、素直に「美味しいな〜」と思える味のクオリティです。
個人的には、アフタヌーンティーに限らず、マンダリンさまは、フォッカチャやパンなど小麦系のものが他の追随をゆるさない素晴らしさだと思っています。
◇ひとことポイント
居心地抜群。接客も素敵。いつ誰をご案内しても間違いなく満足いただける安心感があります。
アフタヌーンティー未経験の方をお連れする時、目上の方や大切な方をご招待したいときにこちらをセレクトすれば、ほぼ失敗はないはず。
完全に小ネタですが、こちらにお越しになった際は、ぜひお手洗いにも行ってみてください。
圧倒的存在感を放つ東京スカイツリーが窓からおがめます。
特に夕方〜夜にかけては、東京の夜景の中にツリーが浮かび上がり、東京感、バブル感、東京カレンダー感(?)を感じることができます。
港区① |コンラッド東京 トゥエンティエイト
個人的にNo.1にあげたいくらい大好きなホテルです!
最寄り駅は汐留・新橋で、電通ビルのお隣りにあります。
私は地上からだと毎度辿り着けないため、方向感覚に自信のない方はお時間に余裕を持って&地下から行くことをおすすめします。
港区だけあって、窓の外にはオーシャンビューが広がりレインボーブリッジも見られます。
◇お食事について
ただただひとこと。かわいい。これに尽きます。
こちらは珍しく、三段のケーキスタンドではなく、ガラスの正方形の上に8品(2019年時点)のセイボリー&スイーツ+スコーンの構成です。他と比べるとボリュームはやや少なめかもしれません。
これまで、ハロウィン、ストロベリー、ショーメとのコラボなど様々なテーマを味わってきましたが、とにかく全てがかわいい。十字架のチョコレートとか、リップを形どったいちごチョコとか、サファイアをイメージしたミニケーキとか、どうしたらそんなの思いつくの!!と言いたくなるようなアイデアに溢れた作品(もはや作品)が結集しています。
食べ物のサイズは大きくないですが、このサイズの中で細やかな細工を施す職人技というか、プロのお仕事には敬服するしかありません。
◇ひとことポイント
サイトによって接客への厳しいレビューもありますが、今のところ不快な思いをしたことはありません。
ちなみに、女性へのプレゼントのおすすめかを訊かれたら、私は真っ先にこちらをあげます(実際、何人かの知り合いにプッシュ済み)。
甘いものが好きなお相手限定になるかとは思いますが、とにかく見た目がかわいくてお料理も重すぎないので、ホワイトデーなど、ちょっとおしゃれなお返しデートにぴったりです。プレートにメッセージを書いてもらえる(らしい)ので、予約時に相談してみるのも素敵だと思います!
お席にもよりますが、ガラス張りオーシャンビューで日当たりがいいため、特にこれからの季節、紫外線対策は万全にしていくことをおすすめします。
港区② |アンダーズ東京 ザ ダヴァン ラウンジ
虎ノ門ヒルズお隣りのホテル51階。
虎ノ門、神谷町が最寄り駅ですが、どちらの駅からも少し距離があるので、余裕を持って出発することがおすすめ
(小ネタですが、外資ホテルは入り口の存在がさりげないことが多く、特にこちらは初めてだと入り口迷子になる率が高かったです)。
都内のホテルアフタヌーンティーの中でも屈指の地上からの遠さを誇るので、眺望ばっちり。天井がとても高く、開放感があります。
和洋折衷がテーマだからか、茶器や置き物など「和」を感じるものがありつつも、「洋」の要素もある不思議な空間です。
アマンさまも和洋折衷感がありますが、こちらのほうがカジュアルな雰囲気。
◇お食事について
以前に比べてボリュームがアップしたような!?
2020年初頭にお邪魔したときは、ケーキスタンド3段(マフィン内包パターン)+セイボリー4品だったので、ケーキスタンド+スコーン・マフィンが別立てパターンとほぼ同じ量ですね。
こちらでの注目は何といってもミニエクレア。1階ペストリーショップで売っているロングエクレアは、虎ノ門ヒルズのおみやげとして名高いですが、これのミニバージョンがケーキスタンドに入っていることが多いです。
さらにこちらのマフィンの虜になる人は私含めとても多いです。ふわふわで口当たりが軽いのに、食べ応えはばっちりという、「いったいどうなってるの?」なギャップに驚かされます。
◇ひとことポイント
お茶も食べ物ももちろん美味しいですが、個人的にプッシュしたいこちらの特徴はコンセプトの面白さ。
トマト、みかん、チーズ、金柑など、他ではあまり見られない意表をつくフェアが多く(しかもちゃんと美味しいのがすごい)、次は何かな〜という楽しみを与えてくれます。
普通のアフターヌーンティーに飽きた、行き尽くした、という方におすすめです。
港区③ |ザ・リッツ・カールトン東京 ザ・ロビーラウンジ&バー
六本木のミッドタウン併設のホテル。ザ・ゴージャス。ザ・ホテルの王道、王様。
ピアノの生演奏、天井高く席間ゆったり、時には結婚式の前撮りというハピネスに立ち会うことができる、都会の楽園的場所。エレベーターを降りた瞬間、思わず「わぁ〜♡」と感嘆を漏らしてしまうこと必至。
アンダーズさまと同様に50階超の高層アフタヌーンティーが楽しめます。
◇お食事について
ザ・王道のメニュー。フェアによっては面白いものも出てきますが、基本は王道・安定の美味しさです。ボリュームも程よく、過去にお邪魔したときは、ケーキスタンド2段+マフィン・スコーン+細かな小麦系お菓子でした。
ちなみに、アフタヌーンティーメニューではないですが、こちらのチョコレートケーキがとても美味しいです。テリーヌに近いくらい濃厚なので、濃いケーキが食べたいときにはぜひ。
◇ひとことポイント
初めてのアフターヌーンティー、まずは王道を体験したい、という方におすすめ。ピアノの生演奏も楽しめます。
港区④ |ANAインターコンチネンタル東京 アトリウムラウンジ
溜池山王駅から徒歩数分です。
ANAインターコンチネンタルホテルは、他にも東京ベイなど系列がありますが、今回は溜池山王のホテルにフォーカスします。
今回取り上げさせていただいた中では、ラウンジが2階ということもあり、比較的カジュアルな雰囲気です。休日は結婚式に遭遇することも多いです。
◇お食事について
毎度ボリュームが多く、食べきれないことも多いほど。ラデュレのマカロンやハーゲンダッツなど、他社の名品もたびたび登場します。
個人的なキュンキュンポイントは、フェアに対する忠実さです。
抹茶フェアの時には茶筅でお抹茶を点られたり、抹茶ドーナツ・抹茶シュークリームなど「抹茶だけでよくそこまで思いついたな」という数のお食事が出てきたり、企画担当の方のこだわりに脱帽します。
◇ひとことポイント
いい意味で気取ってなく、気軽に入りやすいです。
ご年配の方がランチをしていることも多く、日系ホテルらしい落ち着いた雰囲気があります。
1人からアフタヌーンティーの予約を受け付けており(2019年時点)、私自身もソロアフタヌーンティーをキメたことがありますが、特に浮いてはいなかった(はず)と思います。
アフタヌーンティーを体験したいけれど、おしゃれすぎるホテルは緊張する、一緒にいく人がつかまらないけどどうしてもお茶したい、という方にもおすすめです。
以上、ここまでおすすめアフターヌーンティーをいくつかピックアップしてご紹介させていただきました。
現在(2020年5月)は自粛要請中のため、なかなか出かけることができませんが、解除後にアフターヌーンティーに行けることが早くも楽しみです。
特に、6〜8月は各ホテルによって、バラエティに富んだフェアが行われるため、今年はどんなフェアがあるかな?を思うと今から期待が高まります!
また、機会があればおすすめ第2弾をご紹介したいと思います♡
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