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「伝統と暮らす」をたのしむマガジン

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日本の伝統や職人さんの手仕事を、日々の暮らしに取り入れるヒントを集めました。#伝統と暮らす #伝統工芸 などのタグから探しているので、みなさんの好きなものや体験談をぜひ教えてくだ…
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2020年5月の記事一覧

フルリモート勤務で私を癒すものたち

今は石川県でも緊急事態宣言が解除されましたが、私は現在もフルリモートで勤務しています。 いつも以上に自宅にいる時間が長くなった、というか、平日は娘の送り迎えにしか外出しないので、トータル22時間くらいは家の中にいる、という生活をしています。 そのためか、「自宅の環境を整えたくて仕方がない…散らかった部屋で仕事したくない…」という思いが強くなり、最近は、色々と新しいものを取り入れてみています。 転職とは関係ない内容となりますが、ご紹介したいと思います。 毎朝の掃除特に綺麗好

陶芸で作った器が届いた。

2月のまだ寒い頃。 友人が、「陶芸に行こう!」と誘ってくれた。 もともと、何か作ったりすることが好きなので、 このお誘いは、とても嬉しかった。 つい先日、その作品が自宅に届いたので、noteに書き留めておくことにする。 数年前、神楽坂にある陶芸教室で、 「手びねり」での陶芸をしたことがあったが、今回は「電動ろくろ」。 めちゃくちゃ難しいと聞いていたのでどうだろう。 *「手びねり」:手動のろくろを使う手法。 焼き上がりは、コチラ。 「なかなかいいのでは?!」(心の声)

鬼なのにやさしい……。 大根おろしの季節到来。

週末の肌寒さがウソのように気温が回復して、さっぱりしてみずみずしい大根おろしが嬉しい気候になってきましたね。 でも大根は、ご存じのとおり冬が旬の野菜。いくら栽培地や作付け時期を変えることで年中入手できるようになったといっても、こんなふうに大根おろしが夏のメニューとして定着したのはいつ頃からなんでしょうね。 現在国内で最も多く生産され、通年で収穫されている品種・青首大根が普及したのは昭和50年代だそうなので、意外と歴史が浅いのかも。俳句でも「大根(だいこ)」は冬の季語だそう

「輪島塗のレンタル」で2週間おうち料理してみた

私は、フリーランスでPRの仕事をしながら、最近では料理コラムを書かせてもらったり、仕事でもプライベートでも料理の頻度が人より多い。 普段、レシピを考えるときは外食で食べた料理からインスピレーションをもらうことも多かった。しかし、3月半ば頃から今日に至るまで、外食・買い物は気軽にはできず、もっぱらPinterestやレシピブック、映画を中心に次のレシピアイデアを探す毎日だった。 そんな私がこの時期、レシピを考えるエッセンスにしたもうひとつのアイデアが「器」。 緊急事態宣言

【読みもの】 1万円で買える幸せ〜ご飯土鍋とおひつのこと

炊飯器ではなく、直火でご飯を炊く。 日本人の歴史からすれば、その生活様式の方が長いはずです。最近またそういうご家庭も増えていると聞きます。 たしかに炊飯器は便利です。タイマー機能もあるし、今は各メーカーが入念に研究・開発をし、直火に近いような美味しさのご飯が炊ける高性能の炊飯器も市場に出回っています。 私も物は試しに、「土鍋内釜」を推しにしている、そのメーカーで最高の性能の炊飯器を購入してみたことがあります。 けれども、今ではほとんど使っていません。 今回は、日々の白ご

香り・・・

小さなころから匂いに敏感で、車や電車に乗った時の独特の匂いや人混みの多いお店の中の匂いに酔い、体調が悪くなることが多かった。 社会人になってからは通勤電車などの混みあった電車に乗ると沢山の匂いで頭が痛くなったり、体調が悪くなって途中下車・・・ そんな匂いに悩まされていたときにたまたま出会った匂い袋。 友人からのお土産だったかな?3cm位の小さな和柄の布袋に香が何種類か調合されて入っていて、ほんのりと香りがする素敵なアイテム「匂い袋」。 私が匂いに酔うのを知っていた優し

臆するな、抹茶を我が手に!

茶道部だけにいい格好はさせないぜ! どうもこんにちは、冬岸るいです。 数ヶ月前のことだけど、抹茶を買いました。 たまに和菓子をいただくのですが、いままではほうじ茶を合わせていて、まあそれはそれでおいしいんだけれど、やっぱりどうしても、抹茶を合わせたいときがあるんですねえ。 茶道を習ったわけでもなくお作法にも明るくないのですが、興味はとてもあったし、自分でいただく分にはひとまずそんなに畏まらなくてもいいかと思い立ってすぐ買いました。 散々なやんだのがばかみたい! 抹茶はてき

手持ちの木軸ペンを全部紹介

はじめにGW中、外に出られないせいでずっと木軸ペンを模索していたら色々増えてしまった。 せっかくなので、それをここで一挙紹介してみよう。 まずはズラッとご紹介。工房楔、クラフトエー、野原工芸の工房からやってきた木軸ペンたち。左側に木軸以外のもあるけれど、それはまたいずれ。 最近紹介したものもあるが、全部網羅して、改めて1本ずつ見ていこう。 工房楔|シャープペン|花梨こぶ杢 工房楔さんのシャープペン、花梨こぶ杢。燃える炎のような鮮やかな杢が大変美しい。東南アジアに

工芸品が届くのを2年ほど待った話

3月初旬。 新型コロナウイルスの感染が世界的な広がりを見せつつあり、ちょうどぼくの会社もバタバタとしていた時期だった。 午前中、取引のある会社の方とzoomで打ち合わせをしていると、ぼくの携帯に、未登録の番号から電話があった。 最近のiPhoneは優秀なので電話が鳴っている間にどの地域の番号か表示される。 「宮城県」 はて、宮城の人で、ぼくの携帯に固定電話から電話をくれるような方はいたかな・・・ その場では電話に出ることができなかったため、午後に折り返した。 「