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シリーズ1/3 褒める子育て

子供を褒めて育てる。
やる気を育てる。
自己肯定感の向上。


褒めどころ

子供を褒めて育てたいを考えるご両親は非常に多いと思います。

質問です。

「褒めどころ」って考えたことがありますか?

そして、ただ褒めても成長につながらない。
褒めるには、タイミング。「褒めどころ」というのがあり、
それには、背後にある「ワクワク感」や「喜びどころ」を見ないと、
「褒めどころ」にはつながらないことをご存知でしょうか


「褒めどころ」を「あそび」で考えてみましょう。

子供が前向きに取り組み、試行錯誤を重ね、頭も身体もフル回転させて、
何がなんでも成功させるんだ! と、強い心を抱いて行動する。
それが「あそび」です。

ではここで考えてみましょう。
子供が「本気のあそび」をこなしたとき、「褒めどころ」はどこにあると思いますか?

まずは、遊びの段階を3つに分けます。

1、楽しいあそびを考えたこと。 「好奇心・興味を抱く」
2、夢中で取り組んだこと。   「自ら踏み出して試行錯誤」
3、「あそび」を達成させたこと。「成功・達成感」

さあ、どれだと思いますか?


答え

「誉めどころ」は試行錯誤した部分です。

まだ小さな子供が何度も失敗を重ねながら、夢中になって、様々な感情を乗り越えながら成功まで辿り着くんです!

どう考えても、誉めどころですよね。
子供にとって、大きなストーリーが、ドラマが繰り広げられているはず。

夢中になって本気で取り組んだことを誉められたら、子供はどんなに嬉しいことか。
家族の心からの満ち足りた愛情を感じ、どれほど心強さを抱くことか。
子供の姿を想像し、夢中の取り組みを見る時間を増やしていきましょう。

「たくさん練習したからできるようになったんだね。」
「大成功まで、何回も挑戦したもんね♪」

こんな感じで、ご家庭にあった言葉やリアクションをすること。
これが褒めどころです。

子供の運動会でも同じです。
25m走でゴールした時、ゴールの瞬間だけが褒めますか?
違いますよね?
一生懸命走る姿、スタミナ切れでも頑張った姿、転んでも立ち上がって走り抜いた姿、そんな姿を誉めているはず。

成功して喜んでいる瞬間に、試行錯誤を思い切り褒めてください。
喜びが冷めてからでは遅いですからね。


よくある間違い〜むやみに褒めても意味がない

成功・達成は、誉めどころではありません。
あえて、意識して褒める必要はありません。
無意識に誉めているはずですから、それで十分です。

ちなみに、成功ばかり褒めているとどうなるか・・・。
1、「成功すると誉めてもらえる」
2、「成功しないと誉めてもらえない」
3、「成功できるかわからないことは不安を感じる」
4、「失敗を恐れる」

こんなふうに感じるようになり、
一歩踏みだす勇気、自己肯定感などは減少していきます。

「褒めどころ」を褒めることは、とても重要です。


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アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて35年
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治

子供が夢中になって取り組み、大きな喜びを手にする。
そのための、ダイナミックな「あそび」を提供します。
また、大人が学ぶ、「心を育てるあそび塾」も開催。

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