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人生は必ず失敗に終わるようにできている

どれだけ多くのものを手に入れてきた人で、自分のやりたいことを思う存分にやってきた人であっても、最後にはやり残したことを残したままこの世を後にしていきます。

やり残したことのない人生なんて、所詮は自分で勝手に妥協して諦めてやり残したことはないと思い込んでいるだけで、誰にでもあるものなのです。

要するに、生きている間にやり残したことはもうないと思えるくらいお腹いっぱいになるまでやりたいことをやり抜いた人が、人生に成功した幸せな人であるとも捉えられます。

でもね、これだけは覚えておいてください。

そもそも、後悔のない人生を送ることなんて不可能です。

結局、あなたも含めて人は今を生きている訳ですから、明日やりたいことが必ずあるのです。

どんな些細なことでも同じです。

「散歩に行きたかった」、「もう一度、あの人に会いたかった」、「チョコをもっと食べたい」など、何かしらの願望を抱きながら人は生きています。

人生はいつ終わるのか分からないという前提で考えると、何かしらやり残したことを残して人は人生を終えるのです。

つまり、人生は必ず失敗するように終わっていきます。

「もっと〜したかった」という思いは、どんな生き方をしていても抱きながら人は死んでいくのです。

破竹の勢いで若い頃からビジネスで成功を収めている人であっても、歳を取るごとに衰えを感じながら、どんどん自分の限界が見えてきます。

結局のところ、病気になったり、時間がもう足りないからって、やりたかったことをどこかで諦めたざるを得ない状況に追い込まれていくようになるのです。

世の中では失敗を恐れないでやりたいことをやるべきだという話が一人歩きしていますが、人生は必ずどこかで志なかばで諦めないといけないことになって失敗に終わるのです。

どうせ失敗するなら何もしなければよかっただとか、失敗するのが怖いからやらない方がいいとか、そんなこと考えること自体がバカバカしく思えてきませんか?

どうせ人は死ぬのだから学校に行く必要はないとか、働く必要は無いとか、結婚したところでどちらかが先立つのだから無意味だだとか、子供を作ったところで子育てが上手くいかなかったら地獄でしかないだとか、そんなこと考える方が無駄ですし無意味です。

自分の生きた人生の本質的な価値は、自分の中で積み上げたものの数とその高さで決まります。

何の意味もないようなことに、どれだけ自分で意味を与えて没頭して、成功と失敗を繰り返せるのかどうかで、人生の意味は決まるのです。

先がどうなるのかばかり心配して、今を疎かに生きることがそもそも失敗ですし、人生が終わっているようなものです。

過去のことを悔やんだり、未来に不安を覚えるよりも、とにかく今、目の前のことに没頭していきましょう。

アドラー心理学では「今を生きること」で、心の悩みから解放されるとしています。

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