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【読書記録 #36】『人は話し方が9割』(永松 茂久 著)を読みました

内容まとめ

話し方は、心のあり方である。心が変われば、話し方も変わる。話し方が変われば、人間関係も変わる。

苦手な人と無理に話さない。話しやすい人と話す時間を増やす。

うまく話すよりも、相手の話を聞くことを意識する。

相手の名前を繰り返し使う。

…などなど。

円滑なコミュニケーションをとるための具体的な方法が紹介されています。

感想

この本の内容は、コミュニケーション手法としてはすでに聞いたことのある話が大半でした。

しかし、この本の中で私にとって大変勉強になったことが1つあります。それは「人を巻き込む話し方」です。

私はこれまでに何度かイベントを主催してきました。イベントの開催に協力者は不可欠です。協力者を集めようと一生懸命呼びかけをするのですが、いつも人が集まらず苦労していました。

この本を読んで、その理由がわかりました。それは、私が無理やり人を巻き込もうとしていたからです。

本の中では、巻き込み方の悪い例として「協力しないヤツは意識の低いヤツだ!」と説得する人が出てきますが、それはまさに私でした。実際に、そのセリフを言ったことがあります。

人は、熱すぎる人間に対しては引いてしまう。「説得」するのではなく、自分が楽しんでいる姿を見せる。そうすると、周囲は「なんだか面白そうだな、一緒にやってみたい」と思って自ら巻き込まれてくれる。

それがこの本の教えでした。

今度から、協力者を集めたい場合にはまず自分が楽しむ姿を見せることで、人集めをしようと思います。

・読んだ時期 :2021年3月下旬~4月上旬
・かかった時間:10日×20分
・おすすめ度 :★★★☆☆


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