見出し画像

「メタバースビジネス覇権戦争」を読んで。

・背景

メタバースは最近の注目ワードです。フワフワしていてよく分からないので、知りたいと思って読みました。

・構成と自分の記憶

本書の構成としては、現在のメタバースの状況、GAFAMはどう動くのか?、メタバースの将来。

この3つの構成だと感じました。

以前に『メタバースとは何か』を読みましたが、よく覚えていません…
(私の好きなソードアート・オンラインが触れられていたのは覚えていますが、)

目次を見返した限りだと、本書と同じようなことが書いてある印象です…

やっぱり何かしらに記録する、しないで記憶に定着するかが変わるのかなってしみじみ感じます。

・内容

『メタバースとは何か』の内容との比較で書くと、日本の作品であるソードアート・オンラインに触れられていた、と、書きましたが、本書ではほぼほぼ日本企業には焦点は当てられていませんでした。

日本企業が出てきたのはメタバースのハードウェアは何になるのか?という話です。

今のメタバースはオープンワールドこゲームに焦点が当てられています。オープンワールドという点から私が知っているゲームで言うと、フォートナイトやマインクラフトがありあす(どちらもやったことはありません)。

フォートナイトはバトルロイヤル形式のゲームで100人同時対戦を行い、最後の1人まで残るゲームです。
マインクラフトは上手く書けませんが、広大な土地を開拓するようなゲームだと思ってます。

どちらのゲームも広い土地で自由に遊べるという点に焦点を当てられています。

それまでのゲームはマップが広いといっても、動きが固定されていたり、2Dだった点で「まるで自分が動いている」とは思えなかったのが、これらのゲームの登場でゲームの見方が変わったのではないか?と思っています。自分が動いているという体験をゲームが先駆けて行い、それを日常に取り込もうと色々な企業が動き出したという展開です。


現在、私たちの生活にはスマートフォンが欠かせません。さらには、スマートフォンで色々するためには検索機能やアプリは欠かせません。

では、これらをどこが提供しているか?と言えば、GAFAMです。

Googleは言わずもかな、検索エンジンやアプリををダウンロードするためのGoogle Play。Appleはスマートフォン本体、Apple Store。Facebook(現メタ)は交流に欠かせないSNS(Facebook、Instagram)の運営。Amazonはインターネットショッピング、クラウドサービス。Microsoftはインターネット(パソコンOS)、クラウドサービス。

必ずどれか1つは生活の中で使っているはずです。

そう、色々なサービスやビジネスが産まれる元を作っています。

これらの企業が、「次はメタバースの時代だ!」と言われたなら、メタバースの技術を持っているゲーム会社に目を向けるのは当然です。

そこで、日本の中でもメタバース技術に力を入れているソニーが出てきます。

まだ記憶に新しい2016年にはPlayStation VRが発売されました。この年はVR元年と言われてます。

個人的には、一過性のもので、「まだまだこれからなんだな~」っていうイメージで終わりました。

けれども、次はメタバースなら、メタバース時代のデバイスは何?
つまり、スマホに変わるものはなんなのか?というところで、GAFAMは開発を続けています。

その中で有力視されているのが、スマートグラスタイプ。要するにメガネです。


・最後に

私の理解はこんな所です。色々な企業の名前だったり、サービスの名前が出てきましたが、よく分かってないです。同じことをやっている企業がこの辺で、この辺のサービスが似ている。そんなていどの理解です。今、覇権を取っているGAFAMが次の覇権を取るべく、有望そうな企業を買収したりして、開発を進めている。けれども企業ごとに大まかに分けて、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)のどれに力を入れるのかちょっとずつ違う。そんな感じでした。

スマートフォンはポッと出てきてなんじゃこりゃ!?って感じでしたが、メタバースの方は徐々に進歩してるので、今後も注目していきたいと思います。

この本は今のメタバース開発ってどうなっているの?開発している企業の企みは?的な所が知れると思ってます。

興味があればぜひ!

では。


この記事が参加している募集

#読書感想文

186,833件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?