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最近の芸能人の精神疾患公表に思うこと。

ADHD_noteです。

最近、女優の深田恭子さんが「適応障害」、5人組グループLittleGreenMonsterの芹奈さんが「双極性障害」と、それぞれ診断され、
休養に入ったと報道がされています。

深田さんは不明ですが、芹奈さんは「双極性障害」の報道後、一昨日の一部記事で「ADHD」の診断もあった、とされます。

私の推測ではありますが、芹奈さんの場合、2次障害と思われます。

※ちなみに児童精神科や発達に詳しくない精神科医によっては、双極性障害とADHDの症状の区別がつかず、ADHDを見逃す(あるいは「発達障害などと言うもの自体が無い」というスタンスで、障害自体を否定し、「ADHD」とは診断せず、「双極性障害」とだけ診断する)人も未だいるようです。そのため、病院選びは慎重に行うことが大切です。
(不適切な薬を処方されたりすることで、二次障害の適応障害、双極性障害、うつなどが悪化し、復帰に長い期間がかかったり、服薬代もバカになりません。)

さて、日本の人口統計的には、成人期の発達障害者全体(ADHDだけではなく、ASD、SLD、DCDなどを含む)では、日本国内で人口の約3%程度、33人に1人程度(数で言うと、約400万人程度)と推計されています。その数に落ち着くまでしばらくは診断は増え続けそうです。
(※発達障害者全体の為、ADHD単体、ASD単体ではもっと少なくなります。)

私自身、適応障害(うつ状態)の発症からADHDと診断されました。

以前記事にも書きましたが、精神科で「適応障害」「双極性障害」「うつ」などと診断された方は、一度「発達障害」に起因するものではないか?専門医に相談してみてほしいと思います。

脳特性上、苦手な仕事に就いて「適応障害」になっていたり、「双極性障害」や「うつ」だと信じ込んで、ムダな服薬や治療をして、余計に体調を悪化させている人が相当数いると私は考えます。

また、「自称発達障害の人」を根絶したり、あるいはID(知的障害)の(特に当事者が)理解をするためにも、心理検査等正しいチェックが必須と考えます。

いずれにしても、深田さん、芹奈さんの場合、大勢の人に注目を浴びる職業ですから、ストレスもあったと思いますし、公表には決断もあったと思います。なにより、体調の回復まで、しっかりと休養していただきたいとも思います。

今回のお二人の公表により、より正しい精神疾患への見方がされるよう願います。

画像は、WokandapixによるPixabayからの画像

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