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名建築をめぐる旅

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旅の合間にたずねた名建築をまとめています
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#一度は行きたいあの場所

小野市、国宝・浄土寺。 快慶の観音立像まであるミニ東大寺

小野市、国宝・浄土寺。 快慶の観音立像まであるミニ東大寺

かなり初期のころに書いた記事の再掲です

小野市、国宝・浄土寺

一般には知名度無いですが、すごい寺です。

なにせ鎌倉時代の寺で、 大仏様という建築技法で作られた貴重なお堂。 奈良の東大寺で有名な名仏師の快慶の作った観音立像まであります。
小さな東大寺みたいな寺です。

なお、観音様は撮影禁止なので、ぜひ現地で生の迫力をご覧ください。

6月の梅雨シーズンは紫陽花も綺麗です。

Location

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奈良 興福寺五重塔は11月まで。次に見られるのは2031年。

奈良 興福寺五重塔は11月まで。次に見られるのは2031年。

ニュース記事

奈良 興福寺五重塔で修理に向け素屋根の建設進んでいるというニュースを見ました。

・奈良市にある国宝・興福寺の五重塔
・およそ120年ぶりの大規模な修理工事
・現在は塔を覆う建物の工事が進んでいる
・五重塔は、高さおよそ50メートル
・屋根瓦や木材などの傷みが激しくなっている
・2025年(令和7年度)から
・ことし11月ごろに塔の全体を覆う見込み
・修理工事の期間を含めて塔が見え

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なんで「御室」(おむろ)?仁和寺と天皇

なんで「御室」(おむろ)?仁和寺と天皇

さくらまつり

仁和寺のさくらまつりを、以前にnote記事にしました。仁和寺の桜は御室桜と呼ばれる特別な桜です。

御室の意味は?

仁和寺の「御室」(おむろ)とはどういう意味なのか?

宇多天皇が仁和(にんな)4年(888年)に創建して以来、法親王が住持し「御室御所」と呼ばれました。
そう、御室とは、「皇室の住居」の意味なのです。
大阪弁の「それ、オモロいやん」、オモロとは違うので要注意。

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いつまでもあると思うな、明治大正の洋館

いつまでもあると思うな、明治大正の洋館

今回は神戸市垂水区塩屋をぶらぶら歩いてまわります。

明石焼で腹ごしらえ

まずは腹ごしらえ。

JR塩屋駅を降りてすぐの商店街
明石焼を食べます。

明石焼むう

〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町4丁目1−6

実は、店主のむっちゃんは親戚なので、お近くに行かれたら、是非こちらのお店にどうぞ。

ジェームス邸(神戸市垂水区)

滝の茶屋徒歩7分。英国人貿易商迎賓館をリノベーションした

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3日間限定一般公開、シュウエケ邸(神戸北野異人館)

3日間限定一般公開、シュウエケ邸(神戸北野異人館)

「期間限定、特別公開の北野異人館の洋館」
あぁ、なんと甘美で行ってみたくなる誘惑の言葉だろうか。限定、特別、イマダケヨ。

神戸新聞に載っていたので、最終日に行ってきました。

新聞記事

神戸・北野エリアの異人館シュウエケ邸を特別公開 室内には和洋の調度品が多数 レンタルスペースで貸し出しも@kobeshinbunより

なんと、2024/2/10から2/12のたったの3日間限定の一般公開・特別

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アサヒグループ大山崎山荘美術館

アサヒグループ大山崎山荘美術館

久々の名建築訪問です。
やはり建築家やオーナーのこだわりが随所に見える名建築は良いですね。

三連休の最終日、アサヒグループ大山崎山荘美術館に行ってきました。

2023年12月16日(土)から2024年2月25日(日)まで、企画展「藤田嗣治 心の旅路をたどる―手紙と手しごとを手がかりに」を開催中です。

大正から昭和初期にかけ建設された「大山崎山荘」の保存再生、活用を目指し1996年京都大山崎町

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