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和合亮一さんの「詩の礫」から派生した 礫を起点に波紋のよう奇想は巡る
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#距離感

あいあいあいあいたいたいたいたい

あいあいあいあいたいたいたいたい

会いたいけれど会えない会いたければ会いにいけばいいじゃないか会いたくないわけじゃない用はないし急いでもいない会いたい生きているうちにいつでも会えるいつでもって祈りだった祈ることしかできない私達は孵化するうまれるねうまれるよこの哀しさは水性ペンで名付けておくからね

わたしはあなたを駆け抜ける

わたしはあなたを駆け抜ける

留まれなかったハートビート
関係したかった正々堂々と
この瞬間はエキスプレス
止まれない時間は今も通過中
聴こえているなら無問題
気が向いたならコールミーベイベ
周波数は愛も変わらずなのに
あなたは圏外いつの間にかね
サヨナラさえもなんてよく言うけれど
サヨナラなんてそうそう言えないよ
ノーコンテニュー
これが最後だって
気づけないから
巡り
会って
巡り
離れる
螺旋はまるでDNA
魂の変換TE

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見知らぬ他人同士

相席した無言の二人

座席の真ん中に僅かな隙間

マフラーの色と柄が

双子コーデの女の子二人組

keepdistance

この瞬間に

距離が縮まったらいいのに

keepdistance

運命なんて言葉は

はじめて行った

barのようなものだ