【非認知能力を鍛える体験/鍛えない体験】

自分の中で非認知能力について色々と考えてる内に、世の中には

・非認知を鍛えることが出来る体験
・非認知を(ほとんど)鍛えることが出来ない体験

の2種類があるのでは無いか、という仮説が生まれました。
この2つの違いは、ある一連の体験をした際にその体験の中に「課題解決」がどれだけあるかだと考えていて、課題解決がある体験をすることで初めて人間の非認知能力が鍛えられていくのでは?と考えました。
例えば、同じキャンプという体験でも

①ご飯など、身の周りのことはほとんど親がやってくれて、テントで寝てる以外はほとんど家にいるのと変わらないキャンプ

②食料も自分で調達しなければいけない、料理も自分でしなければいけない、テントも自分達で張らなければならない等、「どうすれば」が常に発生し続けるキャンプ

上記だと、①よりも②の方が圧倒的に非認知能力が鍛えられるのでは無いか?っていう理屈です。

これはレッスンにも当てはめることが出来て、Pebyでは様々なレッスンを通して子どもの非認知能力を鍛えていきたいという願いがありますが、各レッスンには異なる課題解決があるため複数のレッスンをクロスして受講することで、より非認知の醸成効果が生まれるのかなと思います。

「そんなの当たり前だろ!」って言われちゃいそうですが、体験って言葉を更に切り分けて言語化した記事はあまり見つからなかったので、シェアしたい気付きでした。

教育業界に入ってから「体験学習は良い!」「子どもには良い体験をさせましょう!」みたいな言葉に変な引っかかりを感じていたので、Pebyの非認知プログラムでは何故体験が必要なのかってところまでしっかり突き詰めた内容に出来ればと思います。

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