あだ

こんにちは。 山の日生まれの25歳です。小学校で教員をやっています。好きな言葉は『雲外…

あだ

こんにちは。 山の日生まれの25歳です。小学校で教員をやっています。好きな言葉は『雲外蒼天』です。 趣味は、ゲーム、読書、旅行と、行ったことのないラーメン屋に行くことです。

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月収5000万の究極美女スパイの日常(仮)

今日は特売の日だ。夕方5時にはスーパーについていないといけない。特売の日のスーパーは戦場なのだ。血走った目で一番高い割引のシールが貼ってあるパックを探し出し、手を伸ばす。皆、必死だ。戦争を終えて手に入れたのは、79円秋刀魚2本。48円の大根。これさえあれば今日の夕ご飯は安泰だ。そそくさとレジに並んだ。戦利品を手に上機嫌で鼻歌を歌いながら家路につく。ふと携帯を確認した。 「今日はいつもの場所で、23:00からです」 これなら夜ご飯を食べた後、仮眠をとってから行けそうだ。彼女は安

    • 2人3脚

      僕は勉強ができない。しかし、僕は日本最難関と言われる国立の大学に通っている4年生だ。今日は研究室で論文の発表の日だ。これが世界的に認められればノーベル賞を取れるだろうと言われてる研究だ。これは「僕」が今まで誰も思いつかなかったような研究方法をおもいついたからだった。 「そろそろ行くよ」 「気をつけてね」 「僕」は家を出て、大学に向かった。 「ふぅ、うまく発表できるかな」 「あ、来たね。今日は頑張ってね。」 教授は「僕」の研究を今まで親身になって手伝ってくれた。そんな教授すら研

      • 松戸は何故ラーメン屋が多いのか

        自分の住んでいる松戸には有名なラーメン屋さんがかなり多く存在している。なぜそんなにラーメン激戦区となったのか、疑問だったので調べてみた。 まずそもそもの疑問として、ラーメンが激戦区と言われるところになぜ出店するのかというところから考えた。商売を始めるときは、その立地が重要となる。全国各所に存在する「ラーメン激戦区」のようなところ。一見するとライバルばかりの地域に出店するのは不利に見える。確かに「激戦区」と呼ばれる地域ではライバルも多く、お客さんも他店にとられてしまうこともある

        • ヒヒイロカネについての伝説、検証

          ヒヒイロカネは、太古日本で様々な用途で使われていたとされる、伝説の金属または合金。緋緋色金、日緋色金とも表記し、火廣金(ヒヒロカネ)、ヒヒイロガネ、ヒヒイロノカネとも呼称し、青生生魂(アポイタカラ)はヒヒイロカネを指すといわれる。現代の様々なフィクションにも登場する。 竹内文献には謎の金属が登場する。 それは、火炎のゆらめきにも似て朱くかがやき、けっして、 錆びることのない金属。比重は金よりも軽く、その純粋な物は鉄よりも柔らかだが、合金すると、プラチナよりも硬くなるという、

        月収5000万の究極美女スパイの日常(仮)

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          3本

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          デザインの解剖展行ってきました

          年明けの1/6に六本木にあるデザインの解剖展に行きました。 入口からこんくりーと打ちっぱなしの壁が続いていき室内へ 最初はとてもでかいきのこの山がお出迎えしてくれましたきのこの山のブースで1番気になったのは きのこの山のパッケージの風景のジオラマです。パッケージに描かれている2次元の絵をこうしてジオラマにしてしまうところも面白かったのですが、それが結構な大きさでそのきのこの山、たけのこの里の世界観を感じてしまいました。初っ端かなら解剖だなあと見せつけられた感じです。

          デザインの解剖展行ってきました

          美術館に行ってきました

          12/10に乃木坂にある国立新美術館に行ってきました。DOMANI・明日展ということで、国の支援で外国に派遣して学んできた日本の画家達が戻ってきて作品を紹介する展覧会でした。 中は思っていたより長く、気になる作品がいくつかあったので紹介したいと思います。 まず一つ目は、曽谷朝絵さんの「The Light4」 とても綺麗でした。これは1枚の絵に書かれたものなんですが、まるでrightがあたった部屋の片隅のように見えてその光の優しさや綺麗な雰囲気に惹かれました。この方の作品が

          美術館に行ってきました

          夏の匂いがする夜

          今日は人と出かけた。好きだった人だ。昔、本当に好きだった人だ。ひと夏の想い出だった。月日は経ち、お互いにすっかり変わってしまったけれど、こうして仲良く出来ている事は本当に嬉しいことだ。ふと、冬なのになぜか夏の匂いがする帰り道の道路を歩きながらそんな事を思った。

          夏の匂いがする夜

          重力があるという幸せ

          浮遊感が私の体を突き抜けた。私は目を覚ました。時計を見ると7時20分。7時30分には家の前にいつも学校に一緒に行く友子が来てしまう!急いでベッドから飛び出した。飛び出した瞬間、頭が部屋の天井にぶつかってしまった。私、そんなにジャンプ力あったかなと思ってあたりをみわすと、目覚まし時計、学校指定の鞄、スマホが地面から浮いて宙に舞っている。なんでー!と思ったが、自分も浮いている!とりあえず学校に遅れそうなので、急いで平泳ぎをしてスマホをキャッチした。右上に目をやると7:24だった。

          重力があるという幸せ

          良いものをつくりあげるためには

          私がここまでの過程で学んだたことは理論と実践についての難しさです。理論の研究というのはとても大事なことであり、常に行うべきだと考えます。しかし、一つ注意しなければならないのはそれが机上の空論になってしまわないことです。いくら研究を重ね、完璧だと思われる理論を作り上げたと思っていても、意外と基本的なところでつまづいていたりするものです。それを防ぐためにはどうすればいいか、それは実践を重ねる事と研究をし続けることだと考えます。実践をして、良いところと悪いところをみつける。この時に

          良いものをつくりあげるためには

          保険の保険の保険

          なぜだ、なぜ生きている。俺は確かに死んでいるはずだ。ついさっきお昼ご飯はラーメンを食べに行こうと思い立ち、駅に向かった。丁度駅につくその手前の交差点で車にはねられたのだ。自分がはねられた瞬間は覚えている。車に激突した瞬間自分が回転して腕の骨が音を立てて粉砕されるのを感じた。はじめは痛みはなく、感覚だけだった。しかし地面に叩き落とされた後、言いも知れぬ背筋の冷たさと周りのじんわりとした温かさを感じた。恐らく助からないであろう血の量が自分の周りに流れ出ていたに違いない。そして激痛

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          嘘をついたとしてもばれなければ嘘をつかれた人にとってはそれが真実だからね

          嘘をついたとしてもばれなければ嘘をつかれた人にとってはそれが真実だからね