2人3脚
僕は勉強ができない。しかし、僕は日本最難関と言われる国立の大学に通っている4年生だ。今日は研究室で論文の発表の日だ。これが世界的に認められればノーベル賞を取れるだろうと言われてる研究だ。これは「僕」が今まで誰も思いつかなかったような研究方法をおもいついたからだった。
「そろそろ行くよ」
「気をつけてね」
「僕」は家を出て、大学に向かった。
「ふぅ、うまく発表できるかな」
「あ、来たね。今日は頑張ってね。」
教授は「僕」の研究を今まで親身になって手伝ってくれた。そんな教授すら研究の一部として巻き込んでしまったことは非常に申し訳ないが..
「ではこれから、AIをある人間の1人だと周囲の人間に認識させるという実験についての発表を行います...」