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ショートストーリー

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記事一覧

重力があるという幸せ

浮遊感が私の体を突き抜けた。私は目を覚ました。時計を見ると7時20分。7時30分には家の前にいつも学校に一緒に行く友子が来てしまう!急いでベッドから飛び出した。飛び出した瞬間、頭が部屋の天井にぶつかってしまった。私、そんなにジャンプ力あったかなと思ってあたりをみわすと、目覚まし時計、学校指定の鞄、スマホが地面から浮いて宙に舞っている。なんでー!と思ったが、自分も浮いている!とりあえず学校に遅れそう

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保険の保険の保険

なぜだ、なぜ生きている。俺は確かに死んでいるはずだ。ついさっきお昼ご飯はラーメンを食べに行こうと思い立ち、駅に向かった。丁度駅につくその手前の交差点で車にはねられたのだ。自分がはねられた瞬間は覚えている。車に激突した瞬間自分が回転して腕の骨が音を立てて粉砕されるのを感じた。はじめは痛みはなく、感覚だけだった。しかし地面に叩き落とされた後、言いも知れぬ背筋の冷たさと周りのじんわりとした温かさを感じた

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2人3脚

僕は勉強ができない。しかし、僕は日本最難関と言われる国立の大学に通っている4年生だ。今日は研究室で論文の発表の日だ。これが世界的に認められればノーベル賞を取れるだろうと言われてる研究だ。これは「僕」が今まで誰も思いつかなかったような研究方法をおもいついたからだった。
「そろそろ行くよ」
「気をつけてね」
「僕」は家を出て、大学に向かった。
「ふぅ、うまく発表できるかな」
「あ、来たね。今日は頑張っ

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