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ビールの新航路「GRANDLINE BREWING」が1周年。幻のレシピを再現した新作やイベントを発表

5月29日のエントリー「乾杯で毎日を祝福しよう。プロビーラーが発見した、ビールの「新航路」とは」で取り上げた横須賀のクラフトビール「GRANDLINE BREWING」が10/6(日)に設立1周年を迎えるという。

グラスに注いだ瞬間、かぐわしい香りがたちこめる真新しい体験をさせてくれた「Hello, World」をはじめ、ビッタビタにビターな味わいで強烈なインパクトを残す「Only Impact」、またリアルでも飲める仮想ビール「Crypto Beer」などキャラの濃いラインナップをテンポよく展開してきているだけに、まだ1周年というのは少々意外であった。とんでもないスピードと濃度で新航路を躍進中ということだろう。

1周年記念缶「THE FIRST GRANDLINE」の発売

さて、1周年を記念して発売されたのが、ブルワリー設立当初に開発された幻の"第一号レシピ"を再現した「THE FIRST GRANDLINE」だ。これまでのラインナップはボトル(瓶)だったが、今回は新たに缶を採用。新たな新航路を開く扉から差し込む光のデザインが缶全体から発せられているようで、ボトルとは違った趣が愉しめそうだ。というわけで、早速取り寄せて飲んでみた。

幻の第一号レシピを再現したビールということで、前回記事でも紹介したフラッグシップビール「Hello, World」の"前身"でありGRANDLINE BREWINGの"起源"でもある、という位置づけになるようだ。

缶に注いだ瞬間に広がるかぐわしい香りは以前と変わらない。ただ、少し液色にオレンジ色が増したような印象だ。口をつけてみると、トロピカル&ビターという二律背反が見事にアウフヘーベンされた飲み口はあいかわらず。だが、多少果実感が強いのか、これまでのものよりもさらに飲みやすい仕上がりになっている。通常のクラフトビールよりもインパクト強めのラインナップが並ぶGRANDLINE BREWINGの中では、エントリーモデルとしてちょうどいい。

缶のデザインの核になるのは、気鋭のイラストレーターTSUMOI氏が描きおろしたElu(エル)というキャラクター。まさに「エール」の化身として、われらビール好きの前に降臨しているようだ。飲み干した後もインテリアとして存在感を放ちつづけるスタイリッシュなボトルや缶は、新たなビールカルチャーをつくりたい、というGRANDLINE BREWINGの変わらぬ特徴のひとつでもある。

横須賀のタップルームにて1周年記念イベント「Enjoy KANPAI Beer Party」も開催

横須賀にあるGRANDLINE BREWINGの実店舗「ブルワリー&タップルーム in YOKOSUKA」においても1周年記念イベントが3Daysで開催されるようだ(10/4 Fri - 10/6 Sun)。合言葉である「Enjoy KANPAI」を体現する場である同ブルワリーのコンセプトは「コミュニケ―ションブルワリー」。横須賀に集う熱いビール好きとのカンパイは格別だろう。

イベント当日の詳細はまだ明かされていないが、オリジナルグラスや地元・横須賀テイスト満載の限定ウェアなど1周年記念の新作アイテムも発表されるようなのでビール好きは要チェックだ。

リリースはコチラ▶GRANDLINE BREWING 1周年!”Enjoy KANPAI Beer Party”イベント3Days開催

ビールの新航路の旅は、まだ始まったばかり

スローガンに『BREWED WITH PRIDE, INNOVATION, AND ADVENTURE…』を掲げる通り、ビール業界の中で革新的な歩みを続けるGRANDLINE BREWING。横須賀にブルワリーを構える前から、先行してCrypro Beer Punksというコミュニティを運営しており、ここに集まったビールへの情熱を持ったファンが現在の熱い支持の基盤になっている。

クラフトビールの裾野を広げたい、という想いからこれまで様々なジャンルとコラボを実施。作品内で"居酒屋の神"と称されるアニメ「DenDekaDen」の人気キャラクターMomoとのコラボでは桜の季節の「でんでカンパイ!」を合言葉にコラボを展開。また横須賀で生まれ育ったミュージシャン・hideとのコラボビールのラベルコンセプトは「Rock × Yokosuka」とするなど、様々なジャンルの「熱い想い」たちとリアル/二次元を織り交ぜて「乾杯!」を積み重ねてきた。

2年目となる今年はこれまで継続してきたアーティストコラボに加え、サウナやアパレル、食品業界など新たなジャンルとの異世界コラボにも挑戦していくという。一部のビール好きのニッチな嗜好品から、お酒を飲めない人も含めたすべての人が「乾杯!」でつながる触媒としてクラフトビールが進化するために、考えられるあらゆるアングルで仕掛けていく。

これからも、さらにビールの完成度を高めていきながら、クラフトビールを再定義し続けていくGRANDLINE BREWINGから目が離せない。

(提供:GRANDLINE BREWING)


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