房中術で心身が満たされ、パートナーからも溺愛される【陰陽】
男女間の性科学、性の哲学をテーマに書いている記事なので、人によってはセンシティブな内容に感じると思います。
苦手な方はご遠慮ください。
最近「地獄楽」というアニメを見ていて、セックスが古来から伝わる健康法だと知った。
ストーリーとしては
という感じで
鬼滅の刃×進撃の巨人っぽいと思ったけど、回が進むにつれて陰陽やタオという言葉や、中国思想・哲学の話が出てくるようになり印象が変わった。
7〜8歳の時に見た「孔雀王」というアニメが面白くて陰陽に興味を持ち
数年前からは中医学や薬膳を参考に健康管理をしたり考え方に取り入れていて、私にとって中国の哲学や思想は身近なもの。
地獄楽では氣・生命エネルギーのことをタオと呼んでいて、タオを高める修行の1つに房中術(ぼうちゅうじゅつ)というものがある。
中国発祥の健康法の1つで、簡単に言うと条件の整ったSEXをすれば健康長寿になると考えられてきたらしい。
房中術という言葉自体に聞き覚えはないけど少し前に似た内容を学んでいた。
色々と調べてみて分かったのが、古代中国では男性は射精で氣を消耗すると考えられていて、皇帝は性行為の多さから短命になってしまうため、養生法として研究されていたらしい。
陽の男性と陰の女性が「体交法(セックス)」という房中術を行いエネルギーを調和することによって健康長寿になれると言われていたり
房中術を極めることで不老不死になれるとも信じられていたそう。
修行法に禁欲の流派が出て来るまでは
「医食同源」レベルの健康法だったらしい。
間違ったやり方だと「ただの性行為」になり、お互いの氣が消耗するだけだったり
片方が一方的に気を奪い取る「玉女採戦」と呼ばれる状態になるらしい。
(なんて読むんだろう?ぎょくめさいせん?)
房中術のやり方はネットで見れるけど、サイトによって書いてあることが違うので忠実なやり方を知るのは難しい。
個人的に効果を発揮する方法だと思うのは
・特定の相手と行うこと
・お互いの気分や心が同じ状態であること
・エネルギー出力が同じであること
・しっかりと時間をかけること
(特に前戯で女性を喜ばせることが重要)
・そもそもの体が健康であること
(普段の食事などに気を付けている)
・射精や体の満足を目的とせず脳を養うこと
(脳にエネルギーを送る「還精補脳」)
房中術を知ったのは数日前だけど、私と婚約者の間では、もうかなり前から限りなく房中術に近い状態でいたと思う。
きっと房中術が出来る相手は限られている。
性格が合うことを「気が合う」と言うけど本当の意味は「氣(エネルギー量や質)が合う」という意味なんじゃないかと思う。
氣が増幅するので疲れを感じにくくなるけど、お互いの氣を合わせるのは高度な技なので短時間で回数を重ねるとバランスが崩れることもある。
私は元から人のエネルギーを受け取りやすく、自分のエネルギーを体内の意図した部位に回す練習もしていたので感覚が人より鋭い。
(内丹術と呼ばれるものにとても近かった)
だからこそ現在のパートナーの愛情が本物であることも、時間が経つほどに愛情が強くなっているのも感じ取ることが出来て心から信頼している。
誰もが同じように感じ取れる訳ではないけど、性生活に満足している方もしていない方も房中術を取り入れると新しい世界が開けるかもしれないので挑戦してみる価値ありです。
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