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車の運転って難儀だね…スウェーデン編

そもそも運転がそんなに好きじゃない私にとっては、海外で運転するっていうこと自体、かなりハードルが高くてですね。
できる限り運転をしなくて良い環境に身を置いていたいわけですが、どうしても運転が必要になり、何回かチャレンジした経験があります。

数年前、国際免許を取ってスウェーデンで運転をしたときのことが、鮮明に蘇ってきたので(すっかり忘れていた)、頭がハッキリしているうちに…と思いまして。

当たり前ですが、スウェーデンは右側通行で左ハンドルです。
しかも姉んちの車は、マニュアル!

もちろん年齢的にもマニュアルで免許を取りましたけど。
そんなのは思い出すことすら不可能になりつつある、はるか昔のことです。

エンストしたりだの、車線間違えそうになったりだの、冷や汗をかきかき、少しは慣れたところで、「ラウンドアバウト」という環状交差点にチャレンジすることになりました。

ご存じの方も多いと思いますが、こんな感じのイメージです。


例えば下から左方面へ行きたいとすると、右折で◯に進入して、
グルッと3/4回って、右折して抜けていく感じです

生まれてこのかた一度も経験がないのに、しかも2車線もあって、道は4本じゃなく6本くらいあったんです!!
すぐに抜け出ない場合は、中よりの車線に移動しなきゃいけないらしく、もうヒッチャカメッチャカでした。

はい。
ご想像ついたと思いますが、出れなくなってしばらくグルグル回ってしまった次第です(涙)何回ワイパーを回してしまったことか…

もう一つ、大変なことがありました。

近くの駅まで一人で運転して、ロータリーに停めたときのことです。
ちょうど停まっていたトラックの後ろに、頭から突っ込んで縦列駐車しました。用事が済んで、さてバックに入れて出ようかと思ったら…

ギアがバックに入らないんです。

ローギアには入るけど、なぜかバックだけ入らない。
あれ?何か間違えてるっけ?
えっと、右足はブレーキでしょ。左足でクラッチ踏んでエイッと入れても動かず。

悪戦苦闘しても、うんでもなきゃすんでもない。

やばい、これって前のトラックが動いてくれなきゃ出れないパターン。
当時の私は海外で通話できる携帯を持っていませんでした。

1時間くらい経った頃でしょうか。
私があまりに帰ってこないので、心配した姪っ子が自転車で探しに来てくれ、見事に発見されるという始末←女神に見えた!

原因はというと。
ヨーロッパのMT車って、バックにギアを入れるときシフトの近くにあるスイッチみたいなのを引かないと、入らないようになっているそうです。

所変われば品変わる、日々勉強ですね。
しかし、日本でもどんな場所でも運転している姉って逞しいなぁと、ふと思ってしまいました。


歩くのが一番楽ちん!




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