山に登ってきました。
イランカラプテ、やねです。
アイヌ語でこんにちはって「イランカラプテ」っていうんですって。
古着屋 屋根/YANEの開店準備を着々進めている今日この頃。リフレッシュも兼ねて山登りに行きました。
登った山は岐阜県七宗町にある納古山。
標高632mの山で片道2時間くらいで登頂できました。3年ぶりの登山だったのですが無理せずゆっくり登れるちょうどいい山でした。体力に自信のある初心者の方におすすめです。山頂は360°パノラマで近隣の御嶽山、乗鞍岳、白山、中央アルプス、伊吹山などが望めます。
道中は夫とお義父さんと3人でおしゃべりしながら和気あいあいとした空間を楽しみました。久しぶりに感じる山の中の静けさ、遠くから聞こえる鳥のさえずり、すれ違う登山者の方とのコミュニケーション。どれも非日常の優しさが詰まったものでした。
山に入ると日々の窮屈さから解放されて山の偉大さを前に自然と優しくなれる気がします。万物に対して優しくなれます。なんて、かっこいいこと言ってますが、それに気づいたのも20代中頃です。それまでは漠然と「丸くて大きいもの」が好きな私の視覚的欲求を満たしてくれるものの一つに山がありました(他にはひとんちの丸い窓やコーギーのお尻が同類に当たります)。しかしいざ山に入ってみると見たことない木や草、何かの動物のうんち、得体の知れない音、何色も層になった岩石。どれも子供に戻ったような冒険心が湧き、自然の作り出す造物に感無量になります。
これから古着屋を始めるわけですが、その時もこの山で感じた優しい感覚を味わいたいなって思いました。今はネット販売からのスタートで考えてますが、そのうちイベントに出てお店を持ってお客さんと触れ合って環境に優しいイベントなんかも開いちゃったりして…。古着を通して関わる人みんなが優しさに包まれたら最高ですよね。なんてなんて夢が膨らむ日々であります。
今回はこれくらいで。さよなら