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ケネス・ワプニック博士の語録

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『A Course in Miracles』をもっとも理解していたその第一人者であるケネス・ワプニック博士の言葉を引用したnoteコラム
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#二元性

ワンネスをこの世界に反映した知覚の仕方を修得していくために

ワンネスをこの世界に反映した知覚の仕方を修得していくために


誰かを裁くとき、誰かを攻撃したくなるとき誰かを裁いているとき、あるいは、誰かを攻撃したくなるとき、私たちは、その相手に向かってこのように言っていることになります。

「私とあなたは別々の存在です。私はあなたとは違うのです。あなたは間違っていて、私が正しいのです。あなたが処罰されることで、私は処罰されずに済むのです」と。

非二元の真理から見るならば、私たちは一つ(ワンネス)なはずであるにもかかわ

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アセンションについて

アセンションについて

「2+2=5」から「2+2=4」の世界を見るふだん私たちがものごとを捉え、知覚し、考えているその思考体系は二元性の思考体系であり、それをコースでは「自我の思考体系」と呼んでします。

いわゆる私たちが当たり前だと思っているその考え方(考え/想念)こそが、「自我の思考体系」なわけです。

ワプニック博士は、その自我の思考体系(二元性の思考体系)のことを比喩的な表現を使って、「2+2=4」の思考体系と

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風の時代!?

風の時代!?

土の時代から風の時代へそれは、去年(2020年)のことでした。

「土の時代から風の時代へ」という言葉がスピリチュアル界隈で話題になっていたように思います。

「これから物質主義の時代からスピリチュアルな時代へ移行していく」というようなことを謳っていたと思います。

それは、「時代が変わる!時代の変換期!だから、その時代の変化の流れに乗っかっていきましょう!」ということなのでしょう。

たしかに、

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ア・コース・イン・ミラクルズはニューエイジのスピリチュアリティと何が異なるのか?

ア・コース・イン・ミラクルズはニューエイジのスピリチュアリティと何が異なるのか?


他のスピリチュアリティとコースのちがい「私たちは愛なのです。私たちは神です。私たちは一つです。」

そのことは、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)をちょっとかじったものであるならば、誰だって知的には知っていることです。

もっといえば、コースでなくても、他のスピリチュアリティでも教えられていることです。

ただ、コースの教えをちゃんと理解していくならば、コースはそのようなことを学んでいく

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「2+2=4の思考体系」と「2+2=5の思考体系」について

「2+2=4の思考体系」と「2+2=5の思考体系」について


「自我の思考体系」と「聖霊の思考体系」コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の第一人者とされているケネス・ワプニック博士は、「自我の思考体系」と「聖霊の思考体系」を、それぞれ「2+2=4の思考体系」と「2+2=5の思考体系」というふうに喩えて表現しています。

「2+2=4」という足し算は、私たちにとって当たり前の真実となっていて、誰もそれを疑おうとはしません。

それになぞって、ふだんの私

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