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【人生のほんの1日】20230213 休日の読書など

定休日。今日は早起きしてベッドを出る前の早朝読書。千住真理子さん著「ヴァイオリニスト 20の哲学」を。私的にはとても共感度が高く没頭して読め、今朝だけで80%くらい読めました😊

千住さんといえば、とても若い時から天才と謳われた名ヴァイオリニストですが、この本では、「天才」という言葉から感じられるスマートなイメージとは対極的な、美しい音楽を支えるひたむきな「音楽の心」や「がむしゃらの努力」などについて熱く語られています。

天才と呼ばれる演奏家でさえも一所懸命を超えた「がむしゃらな努力」で自身の音楽を創り上げているということ、技術の向上ばかりを追い求めた結果「心を失ってしまった音楽」はもはや単なる音の羅列に過ぎないということなど、音楽のみならず何かを学び習得する上で、たいへん心に響き励みになる実践者のリアルな言葉に出会える一冊ですね。

がむしゃらに練習すると、自分自身の技術進歩が目に見えるほど顕著だということです。
(中略)何かの技術を身につけるには、「がむしゃら」に没頭する一時期を、ぜひ経験してみてほしいのです。繰り返しますが、「一生懸命」では生ぬるいです。「がむしゃら」じゃないとダメです。

「テクニックは、時に表現を邪魔する。すべて平均的に、または完璧に描写することは、何も表現していないことと同じだ」

「ヴァイオリニスト 20の哲学」


読書後は ベッドを出てピアノ練習。今日はなんだかんだで6時間以上練習しました😅

というのは、3月に地元で開催されるピティナステップ(プロの先生に講評をいただける発表会のような舞台)にエントリーしたので、一気に本番モードになったんです。

練習楽曲はここ最近の定番メニュー

ウォーミングアップでスケール#系全調とツェルニー30番 1〜5。

初見練習 モンポウ「沈黙の音楽」1集3番  

ドビュッシー「グラナダの夕べ」
ゆっくり間違えないように暗譜通しを数回

ショパン バラード第2番 op.38
ラストまで譜読み到達。また頭からゆっくり弾く練習。

パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード1-1
これまでよりは少し速度を上げて強弱も反映して通す練習。

ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲
主題から第8変奏までを身体になじませる練習。

スクリャービン     エチュード op.2-1
ラフマニノフ 楽興の時 第3番
この2曲の寒々しいロマンティシズムを表現できるように、とにかくゆっくりで音色と音のバランスを意識して弾く練習。

最後にドビュッシーの版画全曲を本気通し練習をして今日のピアノ練習終了。

練習の合間に社屋の床着彩したり、植木職人さんが来訪し植栽仕事の打ち合わせや原稿執筆などもして、定休日ですがマイペースに仕事や家のこと進めました。

私の場合は、趣味の園芸がそのまま仕事になったような人生を歩んでいるので、完全な休日というのはあまりなくて、仕事人間というわけではないんですが定休日も気楽にこなせるベースで仕事するのは自身のライフスタイルとして自然です。

どちらかというと休日が来るのを待ちわびる、オンオフのハッキリしたワークライフスタイルはあまり性に合わないかもしれません。


今日もいろいろ頑張れたので、夕食後のデザートに昨日お客さまにいただいたお抹茶のケーキをいただきました!めっちゃ美味しかったです🤗✨

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