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仏教語絵巻

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lineスタンプ用に始めた簡単な絵でしたが、リジェクトされた為に、仏教語を紹介するカード風のイラストになっています。
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2020年9月の記事一覧

まとまりのない人々や物を見下した言葉、有象無象(うぞうむぞう)は元々は仏教語で有相無相(うそうむそう)と言いました。
有相は形ある物自体やその外観、無相は形の無い物やその本質などの事を言い、「この世のすべてのもの」を言い表していました。 #イラスト

新規御朱印の郵送頒布受付を開始いたします。 今回は「10月の御朱印」と「収穫祭のアマビエ御朱印」が追加となります。 詳細はプロフィールからホームページをご覧ください。 #御朱印 #地蔵

サンスクリット語で書かれた密教のお経に「ウンタラタ、カンマン」というフレーズがあり、そのお経に馴染みのない人がこの部分しか聞き取れなかったことから、うろ覚えを表す言葉として定着したそうです。 #イラスト

仏教語絵本「不可思議国のアリス」駆け足でしたが完走することが出来ました。
ありがとうございます。

アリスが目を覚ますと、そこは元いた草原でした
「夢だったのかしら?」
今見た不思議な夢をお姉さんにお話ししよう。
アリスは家に向かって走り出しました

夢幻泡影とは人生や世の中の物事は、夢や泡のように儚い事を言い、「一瞬一瞬を大切にするべきである」という意味の込められた言葉です

「首を跳ねておしまい!」女王の掛け声と共にトランプ兵がアリスに襲いかかってきます
アリスは必死に逃げますが、足がもつれて転んで気を失ってしまいました

仏教において克服すべき根本的な三つの煩悩、貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を三毒と呼びます
其々に欲・怒り・愚かさを指します

鎌倉時代に宋から来日した僧、兀庵(ごったん)は当時としては先鋭的な思想を持ち、難解な講釈を行ったことから、周囲から理解されず、面倒でややこしい状況を「ごったんごったん」と言うようになり、それが「ごたごた」になったそうです。

蔑むという意味の卑下と、思い上がるという意味の「慢」で、自分はダメだと落ち込む事を思い上がる事を指します

他にも「自分なんてまだまだです」と謙遜する事ってありますよね
自分が出来ない事をそう言われてしまうと嫌な気持ちになってしまいます
謙遜も嫌味にならないよう程々に

突然ラッパが鳴り裁判が始まりました
アリスは何故か証人として証言を求められます
戸惑い躊躇していると女王が叫びます
「証言できないならお前が犯人だ!」
アリスは責め立てられます

責め苦しめる事を呵責と言いますが
これは修行僧が戒律を破ったときの罰として、皆の前で叱る事を表します

和顔愛語とは、「仏説無量寿経」にある言葉で、優しい笑顔と言葉で人に接することを表します。
お金や物を持っていない人でも施せる七つの布施の中の和顔悦色施(わげんえつしきせ)と言辞施(ごんじせ)に通じる布施行のひとつでもあります #イラスト #モナリザ

禅宗では、坐禅に励み努力を重ねるという意味で用いられるように「仏道修行に専念する」事を工夫と言い、「公夫」とも「功夫」とも書かれます。
その思いを巡らす修行姿勢から、日常の中でも様々な方法を考えることを「工夫する」と言うように変化しました。 #イラスト #考える人

終わらないクロケーに疲れたアリスでしたが、どうする事も出来ません
そこに突然チシャ猫が現れ試合は滅茶苦茶に。
怒った女王は叫びます「首をはねておしまい!」
しかしチシャ猫は素早く姿を消してしまいました

生死を繰り返す終わらない輪廻の輪から脱する事を「解脱」と言います #アリス

元々は修行僧が食事を行う寺院内の堂を「じきどう」と呼んでいました。
それが明治に高等学校や大学の寮にある食事場を「しょくどう」と呼ぶようになり、
その後、個人宅やお店に波及し、関東大震災以後の東京で安価な店の急激な増加に合わせて、これを大衆食堂と呼んだそうです。 #イラスト

現在では耐え忍ぶといった意味に使われますが、本来は煩悩の一つで、自我に執着し、自分を偉いと思っておごり、他を侮る慢心の事を言います

元々は自己中心的な意味だったものが、強情である事から弱みを見せない事に変化し、それが更に辛抱する意味に変化したと言われています