じん しょう

エースファームジン りんごについて書きたいそれだけ

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最近の記事

ワイカの苗木、支柱繋ぎ

タフバンド、 高圧やホースなどを使い 支柱と苗木をつなぐために作る 一般的に使われる 白いハッポースチロールなど 資材がとても高いので自作する。 特にハッポーはしっかり縛らないと 揺れたり、雪害にあうので ワイカなら尚更かな。 揺れると根が活着しないので そのためのもの 5年もしたらはずして タフバンドだけで大丈夫 タフバンドも種類があって #3.12規格 中に針金が3本入ってるものに限る 2本だと穴空いて切れやすい為。 ホースはなるべく硬いもの 長さはワイカは短め

    • 大窓を開ける為に

      丸葉で必要なのは小窓の多さではなく 大窓があり中窓があり小窓が混在している そんな空間利用だ どこを大窓にするかではなく 作ったものを壊す時に 大窓になる ここで空間が開くけど この空間が木にとって気持ちいい空間で あると感じる事が多い 360℃光が入る事ができる空間 それは光と同時に風も通す。 20代は米を主に作る会社にいたんだけど 田んぼの収量は 外側2周、米を刈ると多く 収量があがるのに 内側になると収量が下がることを 教えてもらい 植物って風通しが良くないと う

      • 裏花

        新しい枝にはりんごをつけない 新しく若い枝につけると 美味しくない、大きくならない 来年の花芽が悪くなる 骨格が出来にくくなる たまにつける事もあるんだけど 高いところは自然誘引するために 先端付近に付けたりする 伸びの良い 新梢の先端は花台が長く 男りんごが出来やすい なので2番花以降、 真ん中位のが比較的良さそう 樹勢だから全部が全部ではないけど 花が少ない、実が少ない時には 樹勢が強くなり過ぎるために 新梢で調整する事もあるみたい 基本的にはつけないんだけどさ こうい

        • 結果母子へ

          孫から作る枝なら元から作れる 想像して欲しい 元から作るには巨大な主枝を 想像した または亜主枝を想像していた どこからでも距離をだせれば いずれりんごはなるんだが、 出来れば早く伸びる所からは 作りたくない。 作りたくないとは言っても 利用したりする。 自分の頭の中にある結果母子の創造 結果枝がある 太くなると基本的に元から外される その結果枝は上、斜め上、横、斜め下、下 この順番で太り方に差がある。 またはこの枝に付いている頂部優勢の枝 または近くにある太さに合う枝

        ワイカの苗木、支柱繋ぎ

          徒長枝の管理

          暴れている木には肥料をあげない事よりも まずは太さに対する枝量をつけてみる ただ花芽の着く枝を作る為に 牽制枝として背中からの枝も大いに使う 一回は太るんだけど 他の枝の牽制になるので 結果的には落ち着いてくる理屈だ 徒長する枝はとくかく花芽がつきにくい 下垂していてもだ だから夏季剪定をする 葉面積は減るけど これをタイミングよくすると 乱徒長しにくくなる 先ほど書いたように 太さに対する枝量も必要だけど それでも短く止まる 施工時期は 6月からお盆まで これを過ぎて

          徒長枝の管理

          ふじの袋掛け

          今日もふじの袋掛け 摘果は6月13日に終わり 1週間ほど 王林、津軽の2番摘果そして 残った時間はふじに袋をかける 最初に袋をかけた時の話 自分はじいしに叱られまくった おめーみたいなやつは袋かけるなって なんでも几帳面なじいじは くしゃくしゃになった袋を見ては 大声で怒鳴り上げる あっちさいけって 何やったらんだって だから悔しくて1人寂しくバヤを切る それでもかけてみたくて 夕日が沈む頃に 誰かがかけた袋を取り外して 同じりんごで何度も練習する 表向き裏向き斜め向き

          ふじの袋掛け

          葉隠れりんご

          葉っぱに隠れるりんごこそ イメージすれば外から見た時に たくさんりんごがあればすごいと思うだろう。 確かに見た目はいいんだけど、 実は裏にあるりんごがすごい。 りんごの木、葉っぱって りんごを守ってくれている。 最近は 地球沸騰時代なんて言われてるけど さすがにりんご暑いんじゃないかな 誰が体温を調整してくれるのかって 葉っぱが蒸散してくれる 葉っぱが蒸散する定義として 自分が考えている事がある ワイカを作る事だ。 そのワイカにやわらかい結果枝をつける そうすると枝が全て

          葉隠れりんご

          霜ガード

          花がちょうど咲く時期は 1番花が弱い時 人工授粉は徹底している 人工授粉した花でも 子房まで凍るとダメになる 不安を取り消す為に 畑に細かく火を炊く 燃焼法があるが 民家に囲まれた畑の為 今後もやる事はない そんな時は霜ガードを散布する 昼間のあたたかい気温を 閉じ込めるだから霜を抑制する 雨が降っても大丈夫な様に 固着剤グッドパートナーと使用 何日ほどかは持つみたいだ 散布時期は 1番あたたかくなる時間帯 昼頃がいいんだそう 3時までには終われるように散布で 明日の

          王林の花は勝負

          霜は怖い。 ルンルン気分を一気に壊す。 今年の状況として 蕾が出来たタイミングから中心花が どうもおかしかった。 マイナス気温はないものの 霜は2回ほど降りたので、それだと思う。 すぐ様わるとめしべが小さいまたは茶色い 最初は2割だと思ってたが 頂芽だけ4割の霜だと思う。 こうなった場合は 側花を立てるのだが その側花がどれだけ健全であっても サビ果素質を有してとして生まれてくる。 だからある程度のつるサビはもう覚悟。 まぁでも花の量はあるので 後から摘果で判断。 電話

          王林の花は勝負

          くしゃくしゃにまとめて

          頭も悪くて、運動も出来なくて、 何やってもセンスなくて、 容姿も褒められない 何も取り柄のない自分だけど 自分の普段の行動を見てくれている人が たくさんいるんだって思った事があって クラスでアンケートをとった時に 真面目 優しい ランキングで1位をつけてくれて それが とてもびっくりして とても恥ずかしくて とても嬉しかった。 そう言えば 小学校の頃、担任が変わる最後の日に 今まで赤点とったテストは 今日全部先生に出して ありがとう言ってお別れしましょうみたいな そんな日

          くしゃくしゃにまとめて

          剪定や木の生理についていくらでも話せる仲間

          自分の剪定方法としては 結果母子型丸葉栽培 日差しの入りがよく、先端が1番高くなるので 非常に色も水も引っ張ってくれる 剪定方法だと思っている。 強い部分はその部分で牽制かけながら 少し遠めに作る その部分の背中出る枝を 花台性質に持っていくためと すぐに大きくならない様にする為 だから牽制かけながら 先端に引っ張るものを基本的にはつけない 例えば水の流れにくいところから作る場合は これと全く反対の剪定をする 引っ張る為に先端も3本つけたりする これをブロックで見て 剪

          剪定や木の生理についていくらでも話せる仲間

          馬鹿と天才は紙一重

          こう思う事は多々ある。 ただ、言葉的には自分なりに違っていて 全く違う考えが行動が 時には同じくなる そんな瞬間がある 例えば 相手が何から何まで全て話してくれる時に 楽しく話してる人って なんだか心許しちゃうみたいな 心の動き 話の流れで失敗談なんて聞いてしまうと 実は自分もこんな失敗してさとか 勝手に口が開いて話してしまう そんな時1つと。 話の間の隙をみながら 的確に今だって質問をしてくるタイプ その人は確実に知っていながら まずは知ってる事を聞いてくる 同じ感情だ

          馬鹿と天才は紙一重

          革工房よしださん

          板柳町にある革工房よしださん 主にりんごの剪定などに使われる ベルト、鋸入れ、鋏入れが売っています。 品質が良く手の込んだ網目 頑丈で長持ちします。 特にアブラを染み込ませて作った 多脂革は分厚くて、エイジングも楽しめます。 昔から長く使えるって言葉は大好きで 10年前に買った服やブーツは 今でも大事に育てています 10年も同じ服や靴を履いていると なんか昔の自分にありがとうって思います。 まあなんせ、根っからの貧乏性なので 1回いいの買ったらもう買わなくていい って頭で

          革工房よしださん

          津軽剪定鋸

          現在で言えば 使い捨ての鋸の量産品が 大量に生産され使われています。 それについて何も不満はないのですが ただ自分は 職人さんが手がけた愛ある作品を 生涯使わせていただきたいので 手入れが大変だろうと例え高価であろうと 手打ち鋸を使います。 使い捨てと言われる鋸も 全て同じ様にまとめるわけでもないけど 刃先も含めて 固く出来上がっています。 非常に壊れにくいです。 では大きく何が違うかと言えば 切り口の綺麗さです。 たかがそれがと思う人も多くいますが 切り口が綺麗だと

          剪定鋏

          山形県の鋏【飛龍】 独狐の鋏を研究したのだそう。 独狐の鋏ってのは、 素晴らしくいい鋼を使ってる訳ではないのに この世の中で1番切れるとの鋏。 独狐の鋏は本当になぜこんなに切れるんかって 思う位に手に負荷がかからない。 スパっと切れるって表現ではなくて、 枝が抜けていく様にスルスル切れる。 枝ってこんなにやわらかかったっけ? って言っても過言ではないくらい 素晴らしい逸品だ。 飛龍は購入してから 時間が経っていないのでまだなんともだけど 細い枝はヌルりと切れる。 これが

          葉とらずりんごと思うこと。

          【ふじ】 名前くらいは知ってるはずだ。 ふじって言っても 袋かけるのもあるけど 葉っぱをとってあげるものが一般的に 【サンふじ】と言われる。 大まかに 最近は省力化目的や 暑さ対策 葉をとらない 【葉とらずふじ】が少しずつ増えてきてる。 なんだか名前から 美味しそうだよね。 赤いりんごに慣れすぎて 葉型が残るのを嫌う人も多い。 確かに美味しく感じるんだけど 葉っぱをとるとらないなんて 正直、本当にどっちでもいいって思ってる。 誰かをバカにするわけでもなんでもなくて

          葉とらずりんごと思うこと。