じん しょう

エースファームジン りんごについて書きたいそれだけ

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最近の記事

大鰐の炭

今日はいいだけ雨がふっていたので 娘と一緒にお出かけ。 三浦産業は大鰐町の山奥にある。 りんご農家の交流でも 友人の交流でもBBQが多いので いこう、やろうと思えば 年間50回くらいある。 大鰐町の白炭は ガスが発生しにくい【匂いがしない】 つまり肉に炭の匂いがつかないという事。 ホームセンターで買うよりも倍して 直接買って15キロ5500円ほどである 30キロ買い出し 友人の家で焼き肉してたら 使っていて、一回も炭出してないのに 5時から10時までもってた 火はなか

    • 大雨の時の葉っぱの能力

      雨が降ると植物は菌などから守る為に バリアーするみたいだ。 植物が生死を分けるのは 細菌、ウイルスなどあるのだが、 雨によって飛散される事が多い。 葉っぱの表面には雨を感知する突起が出る これを【トライコーム】と呼ぶ。 雨を感知すると 免疫を作るんだけど それをブレーキする作用があって そのブレーキを解除するのが カルシウムイオンである。 カルシウムイオンが出ることによって 雨でも身を守る為に免疫を作れる。 自然の力強さって素晴らしいね 四季があって 梅雨がある中で

      • 鋏研ぎ ネジについて

        今日も研ぎを教えてもらいに行ってきた。 このネジは下にあるほど刃が開く このネジは右周りと左周りがある どちらも共通してる部分もあるのだが このネジは中央部分の幅が広いそう 左ネジは作らないといけない 右ネジは量産しやすい部分がある 左ネジ【逆ネジ】は 使っていても鋏のガタを崩さない為に 出来ているのだそう。 右ネジも持っているが 別に緩んだりする事は今までないが。 右ネジは反対側の締める部分が ナットによるものが多い。 今日もまたひとつ学ぶ事が出来た。 教えてくれ

        • 夏季園地視察

          夏場の7月後半からお盆までは りんご農家は時間がある。 色々見たい園地あったり、 友達や仲間の所にも行きたい。 それでもまずは師匠の畑から 毎回圧巻される空間利用技術 一本主枝とは思えない力強さや 地面に着いている枝から構成される 結実母子 りんごの歴史を見させて もらっている気分になる。 力強さの中にある 凝縮された葉っぱに隠れる 葉隠れりんご。 栽培のヒントを見つけに。 #丸葉栽培 

          草刈り3回目

          高さ70ミリで草刈りをする。 あまりにも低いと ダニが隠れるところがなくなって 上がってくる時期 土壌の温度上昇 長い草を被せる事によって発芽の抑制 39℃昨年は上がったが そんな時に土が丸見えだったら 根っこはどうなるのか。 やけてしまうのかな。 不安があれば高く刈り取りして 問題ないだろう 蒸散率は草があるほどたかいんだけど、 ワイカ栽培は特に丸葉付きではない台木は 熱に弱いから ある程度残した方がいいかも知れない。 まだまだ勉強中

          使う為に

          今日も夏季剪定を。 ぐんま名月をやっているのだが、 りんごがなると弱くなる木は怖い 摘心して、側枝の年次は外していくが なり枝は年次を使っていく。 今日も鋏を使っていた。 緑枝であろうとも刃先を研ぐと 小気味いい音がなる だれかが使った鋏でも それが新品であろうとも 自分は今後も使いたいから 使うし研ぎも歴史も覚えるのである。 手に負荷がかからない、 または切り口が綺麗などは 電動鋏でもそう思う事があるが、 りんご王国青森県の剪定を 支えてきた鋏屋、鍛冶屋について 深く知

          夏季剪定

          ワイカなどは同じ空間内を主に使うので 弱い剪定【夏季剪定】をする。 冬に切る剪定を普通の伸びだとすると 貯蔵養分を使い切った6月から 8月くらい【自分はお盆まで】を 目処に剪定すると落ち着くみたいだ 8月を過ぎると冬と同じ影響になるから 葉数や葉面積減らし、もったいないかも それでも遅めでも 副梢なども一本にしたり、徒長枝を切る事に よって花芽形成を良くする事もできる 実際に花芽形成の最高期を過ぎて遅くなっても 少しながら花芽形成をしているみたいなので 明らかに悪影響なのは

          丸葉つがる

          46玉以上にはなっている 大きくなりすぎた。 細胞数が増えるわけでは無いが 細胞は大きくなるので 果肉を噛んだ時に感じる 食感が大小で違うみたい 人間が咀嚼【細かくなるまで噛む】 のは細胞をすり潰していること一緒で そこで感じる果汁だったり歯応え だったりが細胞数によるものだったり そこまで深くは考えてないけど 多分そのりんごの 丁度いい玉数ってあるんだろう とにかく大きいりんごって 愛情が注がれてるなとか 小玉りんごは手抜きだとか。 販売をしていて 訳あり小玉を販売して

          シナノゴールドハイブリッド

          よく伸びたところは 水はけがよい 7月18日現在、芯は70センチほど 伸びていないところは40ほどかな ここは右にいくにつれて 伸びが悪くなる右斜面って事だ 上手く伸びたり伸びなかったりするのだが 人間ってのは空間を とにかく埋めたいみたいで 早く作りたいのだそう そんな自分もよく丸葉園地に対して なんではじめから間隔を広くしなかったの? なんてばあばに強く言ったこともあるが 今思えば申し訳なく思うことも 最終結局6.6の間隔にするなら そうすればいいのに6.3にしてしま

          シナノゴールドハイブリッド

          縦穴式暗渠2

          開けた80センチほどの穴には たくさんのみずが溜まっていて 5日くらいたってようやく 全て無くなっていた オーガで穴を開けると その穴に向かって横からも 水を排水してくれる 今日は前開けた穴に もみがらを入れる 空気を多く含むので 水が流れやすい 特に粘土質土壌の改良には もってこいかも 近くのライスセンターに 尋ねたら 欲しいならいつでもあげるよ って言われて遠慮なくいただきました 教えてもらって ただ生の有機物ってのを 畑に撒くのには使わないけど もし撒くのなら ク

          現代のりんご農業

          農業人口が少なくなると どうすればこの状況を乗り越えられるか そんな誰かの問いを考える りんごでは 高密植栽培といった 縦に長い木を一列にして 作業性を良くするんだとか 苗木代や資材代はかかるけど 1からりんごをはじめる人は マニュアル化出来て 素晴らしい事だと思ってる これは自分がやりたいかは別としてね 2年でりんごが収穫できる 5年で投資回収? 話ではそうみたいだが それだったら素晴らしい ただ伝えたい事は 省力化栽培がりんごの未来だ みたいな言い方や伝え方 なぜ丸

          現代のりんご農業

          人間の心

          片腕のバヤを育てていたら 育てた先に北斗が実った 就農前からのものだ 昔は北斗もかなりの主力品種だが 今、生産してる人はほぼいない 色づきは樹勢も強いので悪いのだが 味は感動を覚えるほどの絶品 食べた瞬間は5本位植えたいなと 思っていた 蜜は全面に広がるほど入る 硬さも丁度いい ただ栽培するにあたって 落下したり、芯カビもあるみたいだ 今年は2箱以上はいけるかな 美味しい品種でも 保存に向かないと品種自体増えていかない それよりも生産者が作りやすくて 保存しやすいりんご

          新梢長穂接

          接木こそ再生技術 木を植え替える必要なんてなくて ただ根から出来れば近い方に 接木して長さを出して品種更新する 時期はいつでもいいが 遅くなるほど成功率は下がる 骨格に接木する場合は 春は上 夏は横と水の流れる位置を時期でみながら 例えば7月中旬なら45度くらいの位置 やり方 接木したい穂木の 真ん中部分を切り取る 切り取った穂木の葉っぱを 10分の1ほど残す 枝が出る蒸散しにくい 出来たものを接木する 骨格に接木する場合は 挿したい部分の皮をめくってつける 人間

          再生技術

          積雪2メートル 台風、ネズミ害などで 主力の枝、又は下枝が無くなってしまった 場合どうするのか? 壊す事は誰にでも出来る また新しく植えればいい 雪害に合わない 災害に強い栽培もいい ただ大事な事は どうしても無くなってしまった時に 再生技術さえ覚えていたら 木は短い時間でりんごをつける 接木再生だ 木はほぼ全て台木に接木して 販売、栽培しているのに どうも嫌いな人が一定数いる もちろん自分で接木する場合は ウイルスなども心配する事あるが そこまでの事ではないだろう

          仲間と丸葉を

          アポなしで畑に来てくれた先輩であり 仲間が状況を見に来てくれた いつもの年より反別も増えたんだけど もう終わったそうで 残念がてら、嬉しいがてらだ。 お互いの畑で一本剪定をしてるので その状態も見てた 木の生理整体の話って なんでこんなに盛り上がるんだろうね。 やっぱり丸葉っていいねって 言える仲間がいる事が 何より嬉しくて 幸せだなって思ってさ もっといい木にしてみたい。 違う地力の素晴らしい丸葉を。 #丸葉栽培 #丸葉 #丸葉を愛する

          仲間と丸葉を

          ワイカコスモ2年木

          摘心2回目 上にまだ伸びて欲しいので 早めにS型で側枝を誘引 状況を見て時には 反対の事を木にしてあげないと これがいいのか悪いのかは 木が教えてくれる人が教えてくれるのは その土地にあった その人が栽培した方法であって 自分の土地に合うのかは不明 もちろん教えてもらうけど 限りなくいいと思った事は挑戦していきたい 大きくなると空間の維持が難しくなる ワイカ栽培だけど 考えるのは当たり前な事で 無理に抑える努力をする様な形に なった樹齢になった場合は 間違いなく開きたい

          ワイカコスモ2年木