大鰐の炭
今日はいいだけ雨がふっていたので
娘と一緒にお出かけ。
三浦産業は大鰐町の山奥にある。
りんご農家の交流でも
友人の交流でもBBQが多いので
いこう、やろうと思えば
年間50回くらいある。
大鰐町の白炭は
ガスが発生しにくい【匂いがしない】
つまり肉に炭の匂いがつかないという事。
ホームセンターで買うよりも倍して
直接買って15キロ5500円ほどである
30キロ買い出し
友人の家で焼き肉してたら
使っていて、一回も炭出してないのに
5時から10時までもってた
火はなかなかつかないのだが
火力も強く長くもったので
素晴らしいと思った。
美味しさに関して言えば
まぁよくわからないのだけど、
使い続けていざ割炭【木炭】を使うと
匂いが気になってしまうという
縦に炭を並べて窯で焼くのだが
合わさっている部分や
窯の底に付いている部分は木が燃えないので
そこをずらしてまた手をかける
熱くなった炭に炭をまぶして冷やす
そうして作られた白炭は
食材を焼く時に不純物が出ない
かなり手間をかけられて作られてる
逸品だ
非常にかたいウバメガシを使った炭
和歌山県の炭問屋の備中屋長左衛門から
名前をとり備長炭と名付けられた
歴史があるそう。
三浦産業さんの白炭も備長炭というものに
振り分けられるそうだが
多分ひとつひとつ作り手により
違いがあるのでまとめることはしない。
自分でまた焼いて色々調べてみようと思う
話をしていると販売を
辞めようと思ってるって
まさかの発言に驚く。
コロナがあってから
飲食店への年中販売が少なくなったのだそう
そして物価もあがりガスが増えてきた
イカの不良などで
桜祭りをはじめとする祭りでの使用がない
ねぶた期間の焼き肉をしなくなった
【ねぶたで事故が起きてから】
そしてナラ枯病である。
新聞で聞いたことはあったが、
範囲がふえているそうで
ナラの木が取れなくなって
単価も上がり炭にしても
売り上げが少ないそう。
最高の逸品だけに残念である。
津軽の焼き肉文化を支えてきた。
地域の文化によって
消費されるのは経営にとって
良い事だと思っているし
長くいい仕事が出来ると思う。
それなのに、
どれだけ想いが強くても
時代の流れには敵わないと言っていた。
その時ちょうど
窯の調子も悪くなって
肌で感じているそう。
また買いにくるからねって
伝えてきた
お父さんはやっちゅうがわがんねえけどな
気をつけて帰れよって。
人の想いを聞けていい休日だったな。