繊細さと強さは兼ね備えることができる
繊細さを抱えて生きるのにはこの世界はあまりにも生きづらい。
だから強さが必要。折れない心。強靭なメンタル。
だけどそれらを手にしたら、もともとあった繊細さは消えるんだろうか。
一つ持ったら、一つ捨てなきゃいけないのだろうか。
実は、そんなことはない。
繊細さをそのまま極める。時に理不尽なことにも揉まれるだろう。それでいい。いろんな経験を身に着け、自分の感情をかき乱され。
すると、ある地点でポンと突き抜ける。境地に達するのだ。
そこでは、さまざまなことを敏感にキャッチしているけれども、それに振り回されずにどっしりとしていられる状態になる。ガラス細工のような壊れやすい純粋さではなく、強化ガラスのような強さと純粋さが兼ね備えた存在になれる。
人の成長は螺旋階段。無駄に見えること、遠回りじゃね?と思う道もきっとたくさん出くわす。時にそこを歩くしかない場合もあるだろう。だが、遠回りした人にしかない独自性、優位性が必ずある。
相反する性質は、そのうち両立させることができる。
繊細さと強さは兼ね備えることができる。
ガラス細工でいられるのはむしろ今のうちだ。ガラス細工でいられる時間をいっそ堪能しておけ。そして強化ガラスになるための訓練を積み重ねよ。
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