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「八方美人」はやっぱり信用できない

最近眠れないことが多い。そして寝起きも昔より酷い。とうとうこんな時間まで眠れず、なんだかんだと家事を済ませ、アイスコーヒーまで淹れてしまったので、この一週間で起きたほやほやの出来事を書いておこうと思う。

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実は昨日8回目の婚活パーティに行ってきた。

積極的に恋人を作ろうとは思っていないが、本当に何もしなかったら何も起きない日々を送るだけで、恋人ができるきっかけすらない状態が続いてしまうからだ。最近はInstagramのメッセージ経由で話す人もいたのだが、初めてメッセージ交換をしたその日だけで、翌日からは音沙汰がないのできっかけにもならない。

この記事を書いた翌日に、この記事に書いた内容に全部反することを試してみたらちゃんとマッチしなかったという実証を経て。(なのでこの直後に5戦4勝となったが人間観察代と思っている。)

勢いで申し込んでいた残りの1回を惰性で行ったら、それまでにない人数とスピード感の婚活パーティで圧倒されつつも、悟れたことはあってそれを記事にできた。(記事に書いているとおりカップル成立してしまったので、6戦5勝。だが、5人とも現時点で誰一人として続いていない。この話もおいおい書いていこうと思う。)

一度、身を引いていた、というよりはW杯でそれどころじゃなかったこともあり、ふと久しぶりに土日を使うのではなく平日夜のプライベートな時間を使おうと思い立ち、今月に入って1つ申し込んでおいた。それが先週だった。

先週参加したパーティは個人的かつ客観的な感想として、とても「当たり」のパーティだったように思う。
結果男性6人、女性12人でわたしを含め4組もカップルが成立していた。わたし自身「わたしはOKだけど相手がNGな気がする」というのが2人、「本当にOK」が2人いて、その4人がカップリングになっていたので、やっぱりねと頷いてしまった。

カップリングが成立すると、会場の外で男性が相手の女性を待つ。
そして、その後はお二人でご自由にどうぞというのがこういったパーティの流れになっている。
わたしはそのとき、「本当にOK」の書く順番を間違えたと瞬時に思ったのだ。

その相手は家電メーカーの営業がお仕事だと言っていた。ものすごく個人的な嗜好の話になるが、わたしはどうしても「営業職」の男性を好きになれない。なぜなら、婚活パーティの場にてそのノリで女性を口説くタイプがいるからだ。

八方美人。

わたしが間違えたと思ったのは、これを感じ取ったからである。
こういったパーティの場合、まずは男性が退場する。そのあとに女性が退場する。ストーカー防止等の意味もあるんだろう。なので、確実に男性が外で待っているはずなのだ。
だが、わたしが会場の外にでたとき、その相手はその場にいなかった。

あれ?と思い、会場に戻ろうとしたら、その相手が出てきたのだが、わたしに気づかないのだ。明らかにほかの女性を探している。かつわたしをマッチングした相手と認識できていない…。
男性諸君、こういうところ女性はちゃんと見てるんですよ。わかっていないと思うな。甘く見るな。

「あの…」と声をかけると、「あぁ」という風に反応され「ちょっと待って」と言われる。なので、おとなしく待っていたらやはり別の女性を追いかけていき(その女性はカップリング不成立で帰る人)、何か言葉を交わしていた。こういうシチュエーションで想像できる内容は「ごめんね!マッチングしなくて。あとで連絡するね。」である。
このパーティはトークタイムの間に連絡先の交換ができる。よって公式にマッチングしなくても「隠れマッチング」している可能性が多数あるのだ。

そして戻ってくるや否や、「ごめん、ちょっと仕事で戻らないといけなくて」と切り出され、わたしはLINEを交換しただけでその場は家に帰ることになったのだった。

仕事で戻らないといけなくなったのは事実かもしれない。その女性とご飯を食べに行ったのかもしれない。別にそのことに関してとやかく言うつもりは全くない。恋人同士になったわけでもないし、何も始まっていないのだから。

ただ、その夜から、LINEメッセージと不意打ちにかけてくるLINE通話でなんだかよくわからない口説き文句を散々投げてくる。鬱陶しいほどに。なのに、具体的なデートの予定は何ひとつ言ってこないのだ。
結果、4日目の夜以降、音沙汰がなくなった。

隠れマッチングした別の相手とでも盛り上がっているのであろう。そんなことは、わたしにとってどうでもよい。わたし自身、もう会場の外に出たタイミングで「間違えた」となってしまっている、つまり、100%中70%にもなっていないので、こちらから相手に対して何か働きかけるということはしない。

わたしがどうしても「営業職」の人を好きになれないのは、この八方美人っぷりがどうしても信用できないからなのだ。
もちろん、営業という仕事を軽蔑しているわけでは決してない。それはそれでとてつもなく努力が必要だと思うし、わたし自身絶対にできない仕事だと思っている。実際、わたしの周りで一緒に働いている人の中にはめちゃくちゃ尊敬できる営業職の人がたくさんいる。

ただ、わたしが尊敬している営業職の方々は、八方美人ではないのだ。

だがなぜか、婚活パーティや婚活アプリにいる八方美人な男性たちはたいてい「営業職」が多い。不思議なくらい変な押しが強く、口説き文句をペラペラと言う。きっと誰に対しても言ってるんでしょ、という感じの言葉ばかりだ。正直、デキる営業マンには決して見えない。もうその段階でわたしの中では「Out of 眼中」になる。

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とてつもなく後悔した勢いで、2日後に開催される同じ曜日の同じパーティに申し込んでおいた。それが昨日だった。

参加人数は先週より女性は少なく8人、男性は5人。その中になんと、先週「本当にOK」と思った人のもう一人の方がおられた。ものすごい偶然に驚いてしまった。

こういうパーティではたまにあるのだ。何回か前のパーティで一度話したことのある人と再び話すことになるというのが同じ会社主催のものに行くと起きてしまう。実はそのときの対応力というのも、その人の本来の姿をなんとなく垣間見ることができるのだ。

歳相応にコミュニケーションができる人であれば「あれ!また会いましたねー!」とか言いながらきちんと会話ができる。
だが、中には頑なにこちらを向こうともせず目も合わせない人もいる。こういうところで再会してしまったことに対する恥ずかしさとかもあるのだろう、おそらく。(わたしは気にしていない。)
ちなみに、先の八方美人タイプの場合は、きっと顔もすっかり忘れているので、前週と同じような話し方をするんだろうと想像できる。いなかったから良いんだけど。

結果、昨日はちゃんともう一人の方とマッチングして、お食事をしていろいろお話をして帰ってきた。とても楽しかった。

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ちなみに、わたしの本日の見立てではカップルになれる男性は2人だなと思ったら見事当たってしまった。
このカップルになれる男性の見立ての場合は、「NG」の中に2種類あって、「わたしは条件的にNGだけど他の人ならOKだと思う」というのと「誰がどう見てもたぶんNGだね」が存在する。

面接と同じく回数を重ねるごとに見極め力がついてきたのなら恋人ができるまでも時間の問題かな!!!なーんて。
「八方美人タイプも受け入れられるかも」とか、間違っても思わないようにすると心に誓った一週間だった。

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