頑張り屋さんが波動を整える方法。
引き寄せの法則、波動の法則や宇宙理論を学んでいくと、大抵の方がこう言っている。
『願いをオーダーした後は、手放してください。忘れてください。』
理屈として頭ではわかる。
結局のところ、願いを叶えるのはオーダーした時やした後の自分の波動。
波動が現実をつくっていく。
オーダーをしたことは必ず叶うのだけれど、いつ叶うのか、どのような形で叶うのかは分からない。
だからオーダーを出した後は
やりたいことに夢中になったり、
のびーっとリラックスしたり、
とにかく自分の波動を整えることだけに集中していればいい。
だけど人間だから。そして強く叶えたいと願うことだから。
『いつ叶うんだろう』とやきもきしたり
『本当に叶うのだろうか』と疑いの気持ちをもってしまったりする。
でも残念ながら『いつ叶うんだろう』と思っている人にはそう思わなければならないような現実が、
『本当に叶うのだろうか』と思っている人にはそう思いつづけなければならないような現実が、つくられる。
波動がいい状態といわれるのは、ワクワクのほかに
安心
ホッとする
何もしない
楽しいことだけする
リラックスする
といった状態がある。
私もそうなのだけれど、左脳(思考)が強めであったり、自分に厳しい人は、この安心・リラックスが苦手なのではないかと思う。
なぜ苦手なのか。
それは、そこに恐れがあるから。
そういう人は、過去に両親など周りの人に
『そんな風に怠けていたらダメでしょ』
『頑張らないとろくな大人にならない』
『こんなレベルでは恥ずかしい』
など、ジャッジされた経験のある人が圧倒的に多いのではないかと思う。
人間は過去のデータから学ぶ生き物。
いつのまにか無意識下で
”頑張らなければいけない”
”この程度で弱音を吐いてはいけない”
”こんな自分は恥ずかしい”
などと今度は自分で自分にジャッジを下してしまうようになる。
そうして出来上がるのが、
安心、リラックスを感じることへのメンタルブロック。
『グータラしていたら、誰かに責められる気がする。』
『家にいても何かしていないと、ソワソワと落ち着かない』
『頑張っていないと、未来でひどい目にあうのではないか』
そんな思考でがんじがらめになって、自然と呼吸が浅くなっていたり、
常に自分を見張っているような感覚がある人は結構いるのではないだろうか。
私自身、まさにそうなりがち。
本当にすべてやり切った!と思うまで身体と心を休めることができない。
でも、特に小さい子どもの子育てをしていると、本当にやり切った!と思った次の瞬間には別のやることが出現する。
結果、休息できる時間はどんどん後ろ倒しになり、全く持てなかったなんてこともざらにある。
”いつになったら余裕のある生活が送れるんだろう…。”
”経済面も満たされ、時間的な自由もある日々は訪れるのだろうか…。”
こちらの記事で、
などと書いたけれど、実際には安心の「あ」の字も思いだす間もないまま、疲れ果てて布団につく日が続くこともある。
私は、リラックスすることが怖い。
楽することが怖い。
そうすることで、誰かに非難されることが、怖い。
だけど、恐れていることほど、その裏には本当の望みがある。
怖いと思うだけ強く、
私が”このままの私でここに居ていいという圧倒的な安心感を感じたい”と望んでいるということなのだ。
じゃあ、これからどうしていったら願いが叶う波動である”安心、ゆるみ、リラックス”の状態になれるのだろうか。
私のように思考で自分を縛り付けているような人間でも、やれる方法はあるのだろうか。
日々考え続け学ぶうち、いくつかの答えにたどり着いた。本当に必要な人にだけ届けたく、有料記事にさせて頂く。いつか有料にするかもしれませんが、一度全体公開にいたします。
安心、リラックスが苦手な方、スピリチュアルな方法と現実的な方法の掛け合わせで願いを叶えていきたい方は、読んで頂けると嬉しいです。
頑張り屋さんのメンタルブロックの外し方。
左脳(思考)強め、自分に厳しめ、いつも頭の中で考え事をしていているようなタイプの方は、とても頑張り屋さんだ。
頑張ること自体は得意な方が多いと思うのだ。
そういった方は、過去に苦手なことに直面した際、克服するために頑張って反復練習してきた経験を持っている人が多いのではないだろうか。
(大きなことでなくていい。苦手科目の点数があがったとか、ピアノで弾けなかった曲が弾けるようになったとか。)
であれば、安心・リラックスだって、反復練習をすることによって習得できるはずだ。
要するに、安心すること、リラックスすること、好きなことをすること、ゆるめること、これを一生懸命やればいい。
人は大体3週間くらい続けると、習慣にすることができる。
習慣にするってことは、頑張らなくても安心・リラックスができるようになるということだ。
ただ、頑張り屋さんは自分に手厳しい。
だから、ここでプラスアルファ、頑張れないことを許可することも含めて頑張ってみてほしい。
自分に甘々になることも、練習してみてほしいのだ。
①甘々な言葉のシャワー
私たちは、他の誰よりも自分自身の声を一番聞いている。
そしてその声を脳はキャッチし、指令として捉えてくれる。
日々自分をジャッジしがちな人は、脳内でもジャッジメンタルな言葉が飛び交いがちだが、脳はその言葉を指令として捉える。
そうしてまたジャッジしたくなるような現実をつくってくれる。
波動も同じこと。
ジャッジメンタルな思考をしているときの感情を思いだしてみてほしい。
呼吸は浅くなり、眉間にしわがより、モヤモヤ、イライラ、嫌な気分で心が埋め尽くされていると思うのだ。
でも、これもまた練習。
モヤモヤしているな、イライラしているな、と感じたら、自分に甘々な言葉をいくつかかけてあげる。
「すてきだよ~」
「よくがんばってるよ」
「もう十分やってるよ」
「すっごくよかったよ」
「今日も最高にかわいいよ/かっこいいよ」
「だいすきだよ」
「愛してるよ」
自分にとってしっくりくる言葉でいい。
モヤっ、イラっとしたら、「あ、甘々!」と思いだしてやってみてほしい。
甘々な言葉をかけると、あら不思議。
あんなに力んでいた身体から力が抜けている。
これだけで、波動は変わってしまう。
脳も甘々な言葉を指令として捉え、それを現実化させようと身体を動かしてくれるようになる。
②電球の付け替え。
バシャールってご存じだろうか。
Wikipediaによると、
だという。
この意識体から、チャネラーのダリル・アンカと言う人がメッセージを受け取って私たちに伝えてくれている。
ここで「は?」と思った人がいたら、一度バシャールのことは忘れてほしい。
でも、バシャールの本に書いてある「電球のイメージを使ったブロックの外し方」がとても良かったので、私が試した中で一番簡単かつ効果があったやり方を紹介したいと思う。
まず、リラックスして身体から力を抜き、目を閉じる。
今なにかモヤモヤしていることがあるとしたら、
それを感じながら電球をイメージする。
どんな電球でもいい。直感で思いつくもの。
思い描けたら、それを思い切り宇宙にポーイと投げる。
電球はどこか遠くへ消えてなくなる。
今度は新しい電球をイメージする。
こちらもどんな電球でもいい。直感で、自由にイメージする。
思い描けたら、その電球の光を感じてみる。
温かいなぁ、
まぶしいなぁ、
嬉しいなぁ、
気持ちいいなぁ。
自分にとって心地いい感情を、じんわりと感じる。
1度やって上手くいかない人も、何度か試してみてほしい。
私は何回かやっただけで、電球を付け替えた瞬間にそれまで感じていたモヤモヤが飛んでいくのを感じることができた。
③実験の意識で、思考を休ませ、ハートに集中。
こういうワークをやるときに大切なのは、思考を使わないことだ。
『こんなので本当に効くの?』
『胡散くさい』など、どうしても斜めから見てしまう時は、
過去に自分が使われて嫌な思いをしたジャッジを、また使ってしまっているということだ。
思考を止めるのがどうしても苦手で、「そもそも思考と感情、波動の違いなんて分からない」という人には、もっとシンプルなやり方がある。
瞑想だ。
瞑想が脳にもスピリチュアル的にも良いというのは、周知の事実だが、まだやっていないんだよね~という人は意外と多いように感じる。
でも、瞑想ほど簡単に思考を休息させてあげられるものは、なかなか他にないんじゃないかと思うのだ。
だからぜひ、ジャッジする前に、実験の意識でやってみてほしい。
これまでのやり方で願いが叶わなかったり、人生が上手くいっていなかった人は、これまで通りのやり方をしていたらこれまで通りの現実しかつくられない。
それはこれまでのやり方を否定するということではない。
いつも私たちはその時の最善を尽くしてきた。
そんな自分を非難したりしなくていい。
ただ、何か違う視点の違うことを
”やったらいいことあるらしい♪”くらいの軽い気持ちで。
遊びや実験のような感覚で何かに取り組むということ自体を、自分に許してあげてほしいのだ。
瞑想のやり方はいろいろあるので、自分に合うものをやるといいと思う。
私自身は音楽を聴くと瞑想状態に入りやすいので、必ず何かしらの音源を聴いている。
呼吸に集中する呼吸法を使ってもいいし、マンダラを使ってもいいし、自分が好きな方法で1分など短時間からやってみてほしい。
瞑想を続けていると、余計な思考が働きづらくなり、瞑想をしていない時間もモヤモヤイライラすることが起きづらくなる。
波動が整っている時間が、圧倒的に長くなるのを実感できると思う。
④体からのアプローチ。
瞑想以外にも、緩みやすい状況に身を置くことで、身体からリラックス状態に持っていくことができる。
ゆったりお風呂に浸かること、岩盤浴に行くこと、あたたかい飲み物を飲むこと、お布団でゴロゴロすること、マッサージを受けること、etc, etc...
自分の体が緩むものならなんでもいい。
日々忙しくて岩盤浴や半身浴なんてしていられないって方には、日常のことを行いながら"わたしは緩む…"と意識するといいかもしれない。
例えば、休憩中にあたたかい飲み物を飲む際、肩を耳までぐーっと上げた後にストンと落としてから飲むとか、
一人になれる空間でふかーく深呼吸をしてみるとか。
もう一つ、身体にアプローチする方法として、集中することで「余計なことを考えない」という瞑想に近い状態になる方法もある。
マラソンや、息が切れるくらいのエクササイズがこれに当たると思う。
意識が"身体"や"呼吸"に集中しているから、フラットな軸に戻りやすく、波動を保つことができる。
ジャッジの根源にあるものを見る。
ワークをしても瞑想をしても身体からアプローチしても、思考のジャッジが止まらずにモヤモヤしてしまう時は、一度その感情の奥底にあるものを直視することもおすすめだ。
こちらの記事で詳細を書いているが、まとめるとこういうことだ。
過去のどの出来事が、自分をジャッジしてしまう癖に繋がったのかということを思いだし、思いつくがままに書きなぐる。
特定の人物が関わっている場合は、その人に宛てた「出さない手紙」として書くのもいい。
ポイントは、何の制限もかけることなく、当時感じていた”本音”を思い切り書きなぐることだ。
例えば対象が両親だった場合、「親も大変だったから」「私がこうしてしまったから」などの理由づけは一切しなくていい。
悲しかった、
むかついた、
怖かった、
寂しかった、
感じた感情を全部外に出す。
出し切ったら、そのままぐしゃぐしゃにまるめてもいいし、破り捨ててもいい。
「望みを探るため」に持っているのはいいと思うけれど、それ以外で見返したり思いだしたりする必要はない。
あくまでこの作業は、閉じ込めてきた感情を外に出してあげるためのもの。
自分を楽にして、スッキリさせてあげるためのもの。
自分が「スッキリした」と思えたなら、それが正解なのだ。
そしてスッキリした分、自分の心の中にスペースが空く。
その空いたスペースに、今度は新しいものを入れることができるのだ。
人間をはじめ生きているものはすべて、新陳代謝や排せつなどで体内に溜まった老廃物を出すようにできている。
出さずにひたすら栄養だけ摂取したら、あっという間に病気になる。
心も波動も同じなのだ。
積もった感情を消化しないまま放置しておいては、新しい栄養を吸収しきれない。
あれもこれもやらなくていい。
色々と書いてきたが、この記事を読んで下さった皆さんに最後にこれだけお伝えしたい。
ご紹介したことの全てをやろうとしなくていい。
ひとつだけ、しっくりとくるものをまずは続けてみてほしい。
何度やってもしっくりこなければ、別のをやってみてもいいし、他の方が発信しているものや書籍にあるものでもいいと思う。
とにかく「あれもこれもやらなきゃ」と思わないこと。
それが思考を忙しくさせてしまい、思考が忙しいほど波動は落ちてしまう。
「全部うまくいっているし、これからも全部うまくいく」という気もちで
ワクワクしながら、もしくは静かに喜びながら取り組んでみてほしい。
大丈夫。
頑張っているあなたでも
頑張らないあなたでも
あなたはそのままですばらしい。
存在そのものが、宝なんだ。
どっしり構えて、これからの変化を楽しみにしていて。
あなたなら絶対大丈夫。
絶対、だいじょうぶ!
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