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暇を大事に生きています。 リクルートでFintechの事業開発をしています。 ご連絡は下記から任意のツールでお願いします。 https://my.prairie.cards/u/takuyachanges

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    二人がいろいろなことについて考える往復書簡です。

最近の記事

思い出を積み立てる。NISAよりも海外ひとり旅。

ふざけたタイトルですね。 イスタンブールが大雨で暇なのでnoteを書いてます。 海外ひとり旅はいいですよ、という話です。 自分のことを誰も知らない異国の地で、不安になりながら旅するのはとても最高です。 海外ひとり旅は単に楽しいから行ってるのですが、読まれる文章を意識してあえてひとり旅を投資に例えて書いてみましょう。 3つの観点で投資対象としてひとり旅を考えることが出来ると思います。 ①成長に繋がる。 海外ひとり旅というのは、必ず何かトラブルが起きます。大きなものから小さ

    • アウトバウンド架電の醍醐味

      アウトバウンド架電こそが天職だなぁと思う。 最近は架電だけに没頭出来る機会が減ってしまったが、やはりたまに架電をするとこの上ない興奮を感じるので、本当に架電が好きなんだなぁと思うのである。 一方で、世の中的には架電という仕事は辛い業務として語られる場合が多いと思う。量をこなす必要があるし、まともに話せる件数が1日に数件なんてこともザラだからである。 また、多くのSaaS企業では新入社員が入社したらまず直面する業務がいわゆる「テレアポ」であり、飛び込み営業と並ぶセールスパーソ

      • 三年働きました

        2021年4月にサラリーマンになってから、ちょうど3年が経ちます。朝から晩まで図書館にいた大学時代とは打って変わって、当たり前ですが社会との接点を持ちながら日々を過ごしています。 生活は一変しましたが、相変わらず「良き社会とは?」「良き社会を実現するには?」「それは資本主義社会で実現可能なのか?」みたいな問いに向き合いながら生きているのですが、3年働いてみて、「人々の機会を広げる」ことを超えて、「人々の機会をもっと近くに引き寄せる」ことでビジネスを通じて世の中をもっと良く出

        • 平木恭一『銀行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

          Fintechをやっているのに銀行についてよく知らなかったので、理解を深めるために読んでみました。業界について知りたい場合は秀和システムさんの動向とカラクリのシリーズにいつもお世話になってます。 経済に関心を払うようになってはじめて金利上昇局面に直面しており、日々の状況を脳みそに刷り込みながら生きています。 これまで何となく金融機関のビジネスモデルは理解しているつもりでしたが、政策金利の引き上げを受けて各社が預金金利を上げて預金を増やそうと躍起になっている姿や、住宅ローン

        思い出を積み立てる。NISAよりも海外ひとり旅。

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        記事

          谷川嘉浩他『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

          立て続けに読書会をやることになり、今月は一冊にかけるクオリティを高める方向性で読書をしている感じがします。 ゼミの先輩から読書会にお誘い頂いたことがきっかけで読んでみることに。今月末の会が楽しみです。 さて、ネガティヴ・ケイパビリティだなんて言葉、自分は始めた耳にしました。なんだか変な言葉ですよね。 読み終わった後でも、なぜこんなネーミングなのかあまりしっくり来ないのですが、ひとまず定義を引用しておきましょう。 本書の主旨から外れてあえて一言でまとめると、「分かりやすい答

          谷川嘉浩他『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

          有吉尚哉『Q&A金融サービス仲介業』

          最近流行りの金サ仲介についての法律理解に役立つ本です。そもそも金サの制度が20年に成立したものですのでまだ新しい制度で、様々なことが出来る一方でそこまで事例が豊富な訳ではありません。そのため、おそらくこれから徐々に金サ仲介のライセンスを用いたビジネス事例が各Fintech企業から出てくるのではないでしょうか。 金サ協会のHPによると下記の9社が金サ仲介業者として登録されているみたいです。 SCSKサービスウェア株式会社 株式会社SBIネオトレード証券 株式会社NTTドコモ

          有吉尚哉『Q&A金融サービス仲介業』

          ジェイソン・フリード『小さなチーム、大きな仕事』

          ジェイソン・フリードさんは、37signalsというソフトウェアスタートアップの創業者で、37signalsは従業員16人ながら300万以上の顧客を有する未公開大企業です。 37signalsは自己資金のみ、小さなチーム、週休3日の省エネ稼働で大きな仕事を成し遂げている会社ということで名を馳せている会社でして、本書はその秘訣、ベースになる考え方を連ねた啓発本というのが正しいでしょう。 特に緻密なロジックに基づいた何かという訳ではないので、いくつか印象的だった部分について引

          ジェイソン・フリード『小さなチーム、大きな仕事』

          田中和明・田村直史『信託の理論と実務入門』

          最近はひたすら家族信託について調べています。家族の課題を聞いてマーケットがデカいことを調べていたら先日2社が同日調達をしていました。 気づかぬ間にホットマーケットになってました笑。目の付け所としては悪くないと言うことの裏返しでしょうかね。 さて、こんなニュースを横目に家族信託という制度自体への理解を深めるべく読んでみたのが本書です。 基本的に法律の本でして、信託という行為について定めた信託法についての解説本です。委任者と受託者と受益者がそれぞれどのような制約を受けるのか、

          田中和明・田村直史『信託の理論と実務入門』

          カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』

          久しぶりに古典を読みましたが、やはり難しくて良いですね。古典は必ず価値があると前提を置いた上で、読むときには一回で分かるつもりで読まない、繰り返し読む前提で読むことが肝心だと思っています。 何を言ってるのか分からないけど、ところどころに理解ができる金言が眠っていて、「あー、そういうことを言っていたのか」と気づくことが出来るんです。2度目に読んだときには前回線を引いていた金言の論証部分が見つかったりして、どんどん理解が深まってくるものです。 本書は社会人になる前月に買って依頼

          カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』

          戦略マネジメントゲーム研修に行ってきた

          ボードゲームが大好きな吉村です。 実は会社ではボードゲーム部に所属しています。 そんな吉村ですが、1日2万円の参加費がかかるボドゲに参加してきました。 その名も戦略マネジメントゲーム。部長が上海駐在時代にやり込んでいたゲームらしく、ボドゲ好きなんですよ〜と言ったら教えてくれたゲームです。 会社を立て、人を採用し育成し、材料を購入しては商品を製造して販売することで売り上げを立てるゲームなのですが、これだと単なるボドゲですよね。 戦略MGゲームのいちばんの特徴は実際に自社の簡易的

          戦略マネジメントゲーム研修に行ってきた

          岡真理『ガザとは何か』

          自分は大学で政治学、政治哲学を専攻していたので曲がりなりにもイスラエルとパレスチナの問題については理解しているものと思っていました。しかし、本書を読んでそれが大きな誤解であったことを知りましたし、こんなに大きな歴史的不正義を知らなかったことを恥ずかしくすら感じました。 僕のブックレビューは下の方に書くのですが、まず本書を手に取っていただいたり、もしくは本書の土台となっている岡先生の動画をご覧いただきたいと思っている。 特に下記に当てはまる方々はぜひ本書か動画に触れてみてくだ

          岡真理『ガザとは何か』

          坂田幸樹『デジタル・フロンティア』

          ライドシェア関連のことが書いてある本をひたすら読んでるのですが、珍しくUberではなくてGojekやGrabのことが書いてある著作でした。 本書はIGPIの共同代表である坂田さんが、日本のDXは東南アジア式を見習うべきである、という趣旨の主張を込めた東南アジアのDX事例とそれらを抽象化したフレームワークについての本です。 基本的にGojekの様なスーパーアプリが、IDの統一化とそれに紐つくビッグデータからどのようにDXを推進しているかといった内容なので、日頃からFintec

          坂田幸樹『デジタル・フロンティア』

          BRUTUS1000号おめでとう

          学生時代、たま〜に読んでたBRUTUS、1000号というお祝いに釣られて久々に買ってしまいました。といっても、1000号というだけで買ったわけではなくて「人生最高のお買いもの。」というテーマに惹かれてしまいました。 僕は欲しいモノにあまり出会わないので、あまりお買いものをしませんが、「これ欲しい!」と思ったら、あまり悩まずにすぐ買ってしまいます。そんなビビッと来る瞬間というのは自分にとっては幸せな瞬間でして、だからお買いものが好きです。 ※モノだけでなく、最高の体験とかも含

          BRUTUS1000号おめでとう

          キャッチアップ速度が速いとは?

          「キャッチアップ速度が速いとは?」というタイトルで、LayerXの中村さんが資料を作っていまして、とても上手く言語化されていて、めちゃめちゃこの通りだなぁと心の底から共感してしまいましたので、共有しちゃいます。 「読んでください」だと味気ないので、自分のキャッチアップ方法をこの四象限に落とし込んで振り返ってみることにします。 自分はサラリーマンなので普段の営みの中で、上のゾーン、すなわち「反省型」と「指導型」は日常の業務サイクルに入っています。その中でも、どちらかと言うと

          キャッチアップ速度が速いとは?

          遺伝子検査してみた

          最近流行っている遺伝子検査をしてみた。ワクワクと恐れと気持ち悪さ、色んな気持ちが入り混じっていたんだが、最近、病気がちなので自分の体を正しく理解して健康な(自分に合った)生活をしたいと思ってやってみることにした。 結果としては、Goodな点は主要な大きな病のリスクは特質して大きくはないこと。あとは情報処理能力が比較的速い傾向にあったり、海馬の大きさが大きめという辺りはなかなかハッピーだった。Badな点は、肺がんリスクが高いこと、そしてストレスを感じた時に円形脱毛症になるリスク

          遺伝子検査してみた

          ストーン・ブラッド『UPSTARTS』

          こちらにも書いたとおり、ライドシェアに興味がある吉村です。 先日、GOの上場準備が発表されましたね。23/5期は売上高180億円見込みでした。日本でライドシェアが本格解禁されると少し市場が拡大して、シェアが割れる形になるのだと思います。GO、Uber、SRide、その他という構図になるんだろうと思うのですが、日本でどんな風にライドシェアが発展するのか楽しみです。 本書は、Bloombergのジャーナリストが緻密な取材を重ねてUberとAirbnbという巨大スタートアップの創

          ストーン・ブラッド『UPSTARTS』