血まみれのハサミ持ってお仕事していたフランス修行時代
昨日ランチに行った鎌倉のレストランで
フランスのラジオが流れていて
一瞬、フランス時代にタイムスリップした
1996年から2001年まで
フランスのパリで学生&研修生&お仕事をしていましたが
意外と学生の時の方が大変で(初歩的な学びの時間でもあるので)
ゆっくり寝る時間などなかった記憶しかない
まず
言葉の壁も厚いしね
卒業後二年ほど研修生
お給料の出ない修行期間
どうやって生活していたかというと
日本でお仕事見つけて、フランスに持ち帰って、日本からお給料を送金してもらっていた
懐かしい
これはこれで大変だったけど楽しかった
悔しことも沢山あって
その悔しさがステップアップになり、かなり貢献してもらった
笑
良い思い出
photo:kazuya kajita
dress:asanochiyuki
head dress:rie yoshitake
やっと少しのお給料がもらえるようになった
アシスタントデザイナー時代
アトリエでは
ずーっとラジオが流れていた
フランス語のラジオが流れると
その時代にタイムスリップする
お給料が出ないことがあるなんて
多分日本では考えられないんだろうけど
私にとって
その経験は物凄く宝
その時の悔しさって半端ない
デザイナーのお仕事なんてさせてもらえず
軍手して
包帯ぐるぐる巻きの血まみれのハサミを持たされ
1日中Tシャツの裾の裁断をさせられる
どこのブランドとは言わないが
有りモノのTシャツを裾丈短く裁断して
ネームタグつけて売る
それが
バカ売れしていた
既存のデザイナーからの言葉イビりなんかも
日常茶飯事
悔しかったなぁーーーー
でも
それがパワーになるんだよなぁーーーー
アシスタントデザイナーのお仕事が出きるようになった時の幸せ
今でも忘れない
日本に帰ってきて
前に進むことが
どれだけ楽だと思ったか
言葉が通じる!(当たり前だけどw)
やりたいことするのに全く壁がない
人種差別もなく
働くのに何の許可もいらない
『初志貫徹』
日本に
帰ってきて、楽になんでも出きる‼️
と思った気持ち
慣れるって怖い
それが当たり前になると
今度は進むことが面倒になる
ダメダメ
あの時の気持ち忘れちゃ
ダメダメ
って
時々自分に言い聞かせる
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日々精進
前に進むだけ
ヘッダー
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