除
2月の風が痛かったから
3月の雨が憂鬱だったから
あなたに蹴られたから
目を合わさず沈黙されたから
腫れ物に触れるかのように扱われたから
何度も何度も痛い目にあったから
もう痛い目にあいたくないから
雲を見るのを忘れたから
お月様を見る事が減ったから
ずっとひとりぼっちだったから
巻きついた包帯が苦しいから
病院が嫌いだから
梅の花弁が落ちていたから
春なのに涙が出るから
不必要だと感じたから
助けてあげられなくて辛いから
AM2:00に窓を開けて空を見ても
分厚い雲が広がって
肌が切れそうな 冷たい夜風に 震えた よ
だからね
緩く解けていく
白い包帯のまま
あの空へ
星一つない 空へ
飛びたとうと
思ったん だ…
なつの あ や
来て下さって 本当にありがとうございます! 読書が大好きで 気がつけば自分でも数え切れない程 詩や短編を 書き続けてきました いつか 本を出したいです! これからも自分ペースで 書き溜めたものを載せていきますので お時間がある時には また是非 覗いてみてください(○´ω`○)ノ