第19回「インナーチャイルド」振り返り
こんにちは。
AbuseDialogueの昼音です。
今回はマモに変わって私(昼音)が書いております。不慣れな点ありましたら大目に見て下さるとうれしいです。
テーマ「インナーチャイルド」
今回もたくさんの方が参加してくださり、インナーチャイルドについて色々な意見や体験をうかがう事が出来ました。参加者それぞれのインナーチャイルド、とても興味深かったです。
当事者の皆さんからは
・子ども時代の自分を飼っている感じ
・子どもの声が聞こえる
・反抗期に反抗できなかった自分
・わがままを言える
・知育菓子を欲しがる
・正直な気持ち、お腹空いた、眠いに気づかされる
・年齢や性格の違う子どもが何人かいる
・頭の中で会議が行われる
などの声がありました。
知育菓子についてはかなり盛り上がりました。アンパンマンのお菓子とか、色が変わって楽しいお菓子とか、おまけ付きのお菓子とか。なぜかみな共通していました。
他には
・インナーチャイルドがよくわからない
・周りに迷惑をかけないなど大人の言動を悟っていた
・インナーチャイルドに助けられることもある
・ありのままを受け入れる(共存)
という意見もあり、インナーチャイルドの奥深さを知る事が出来ました。
他にも、死についての感じ方も話題に出ました。
・死ぬと消えるの違い
・30代までに死ぬ予定だった
・子どものころから死を意識していた
これは虐待サバイバーならではの事だと思います。子どものころの日常から死を意識しなければならない。それがどれほど歪なことか改めて考えさせられました。
また参加者から教えていただいた情報で
内的家族システム(IFS)
IFSでは、心は複数のパーツから成り立っており、その根底にはその人の核となる「真の自己=セルフ」があると考えています。まるで1つの家族の一員のように、内なるパーツたちは、極端な役割や副人格を持つことがあります。それぞれのパーツには、独自の視点、興味、記憶、観点があります。IFSの基本的な考え方は、たとえその行動が逆効果であったり、機能障害を引き起こしていたとしても、すべてのパーツには肯定的な意図があるということです。IFSのメソッドは、心のバランスを取り戻すために、内的のつながりと調和を促します。
IFSセラピーでは、傷ついた部分を癒し、精神的なバランスを回復することを目的としています。最初のステップは、核となるセルフにアクセスし、そこから、パーツたちを癒すためにさまざまなパーツを理解することです。
インナーチャイルドと解離とのつながりも考えさせられました。
私自身、インナーチャイルドの存在を意識するようになって、毒親からの解毒が進んだような気がしています。
自分の中の癒されていない存在。その声をきちんと聴いてあげて一つ一つ昇華していくことの大切さを改めて思い知らされました。私の中にも何人かのインナーチャイルドが存在するので、一人一人ときちんと向き合っていきたいと思います。
インナーチャイルドについてはまた機会を設けてお話しできたらと考えております。よろしくお願いいたします。
次回は、4月27日(火)19:00~です!第20回目を迎えるという事で、普段とは趣を変えて、「祝20回 マモと昼音に聞きたいことを聞きまくろう会」運営に普段聞けない事とか前から気になっていたことなどをこの際だから聞いちゃおう!というテーマです。フリートークの感覚で楽しく展開できたらと考えております。
またオープンチャットを利用したオンラインサロンを作りました!現在お試しでやっております。参加条件としてこれまでにAbuse Dialogueに参加したことがある人となっています。ぜひご連絡ください。お待ちしております。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。また次回お会いしましょう。
昼音
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