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休職して3年6か月、とうとう仕事を再開できた

日本各地で桜が咲いていた4月、

世の中が何となく明るいような、

でも何となく花粉や気温の変化があってだるい様な、
そんな例年通りの4月、

私は仕事を再開した。

これは、私の中では、予想していなかった事だった。

なぜなら、少し前の2月までは、
2年以上通うリワークにガッツリしがみついて、
卒業しようとしていなかったからだ。

「バンジージャンプをなかなか飛べない人」のように、ガッツリしがみついていた。

「押すなよっ!自カでウントして、自分のタイミングで飛ぶから!」

と、叫んでいたのだ。
なぜそんな私がバンジーを飛べたか。


少しさかのぼる昨年末に、私は会社を退職した。

それから約4ヶ月間、ハローワークに通いつつ、
体調不良が連発し、不安も増量、
あちらこちら全身に不調がきていた。
倒れては、起き上がりを繰り返していた。

「じゃ~、何(の仕事)をするんですか?」

という問いが、家族や友人・知り合い、そして自分自身から投げかけられ、それはそれはしんどかった。

精神状態を表現すると、
ちょっと押されればすぐ倒れてしまう「つかまり立ち」の赤ん坊状態だった。

だから、よく人から押され・倒れ、
よく泣いていた。

この超不調・泥沼期に、
自分は「モガキ的」な行動をとり、

色々なことを独りでしてた。
(よく分からない事が多く恥ずかしいので具体的には書かけない。)

ただある日、自分は何でこんな色々とやるのだろう?
と珍しく客観的に考え、

その結論として「誰かに力を認めて欲しい」のだと分かった。

だったら何でもよいから仕事しよう…
と思ったことで、サラリと
「3・2・1バンジー!」
と飛び降りられる気持ちになった。

こうして私は仕事を再開した。

沢山泣いて、たくさん体壊して、沢山意味不明のモガキをしたことをきっかけに再開できた。

結果的私は、
ちょうど「コロナというものがでてきた」と言われだしたくらいの時期に休職して、
「マスクを外してOK」になった時期に仕事を再開した。

いつだか記事として「アクリル板」の話を書いたが、今世間では、
その大量に生産されたアクリル板は、溶かされて再利用されていると聞く。

私の「自分との闘い」も、春と共にようやく雪解けとなった。

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