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髪型

人に会った時にその人の第一印象になるものって何だろう?

やっぱり見た目なんでしょうね。

変な話、見た目が好印象であれば得をするような気もする。

まぁ極端な話ですけどね。

職業柄、見た目に気をつけないといけない職種もあるわけで…。

んで、見た目が重要な俳優さんなどは特に見た目がその人のスタイルや、世界観にもつながってくるんじゃなかろうか。

中々見た目ってのも侮れないですよね。

そして、見た目と言えば髪型もそれにあたるだろう。

髪型がピシッとした人なら何となく、ピシッとしたイメージな気がするし、短髪ならばスポーティーなのかなと。

いや~、全くの極論ですが(笑)

なもんで見た目が重要視される俳優さんなどはスタイリングなどで、髪型も自在にされるのでやっぱり見た目の1つに髪型も重要なんでしょうね。

俳優さんのみならず、音楽業界でも髪型ってやっぱり重要なものではなかろうか。

アーティストさんも多くの人に見られますしね。

自分的なイメージで語るとやはりロックな音楽には昔から「長髪」な髪の毛のイメージがある。

いや、全くのイメージですが(笑)

パッと思い浮かべるだけでも、結構長髪な人、もしくは長髪だった人っていらっしゃるのではなかろうか。

何かそんなイメージありますよね。

よく言われてたロックは「不良」の音楽、もしくは「反抗」の象徴…なんてのがやっぱり関係あるのかな?

新旧、国を問わず長髪なミュージシャンってたくさんいらっしゃいますよね。

まぁ単純にカッコ良いからってのもあるとは思うけど。

でも髪型ってやっぱり重要なんだろうな~。

全くの個人的意見なので悪しからず。

そして個人的にロックのイメージ的にこの髪型がそれに該当するんじゃなかろうかって思う髪型がある。

えぇ

「リーゼント」だ。

本当に勝手なイメージで書いてますが、リーゼントってそれこそ「反抗」やら「不良」ってイメージに合っていると思いませんか?

これはあくまでもイメージで書いております( i_i)

全く詳しくなく、書かせて頂くが古くは映画界のジェームス・ディーンや音楽業界だとやはりエルビス・プレスリーがリーゼントのイメージがある。

何かロックなイメージとピッタリですよね。

それから日本だとcarolや、矢沢永吉、横浜銀蠅も確かリーゼントだったな。

いや、まさしくイメージにピッタリな感じがしません?

そしてこのリーゼント、見ているだけでも男らしさってのを醸すのに一役買っている気がするし、何よりロックな感じだと反抗や不良といったイメージのみならず、グラマラスにカッコよくするような効能もあると思う。

エルビス・プレスリーが唱っているその瞬間や、矢沢永吉がリーゼントで唱っているのを見ていると何となくそんな感じがする。

このロックな感じのギラつきや、グラマラスさ、そして時にはムーディーな雰囲気にもピタリとハマり、男らしさを演出する髪型なんだろうなとたまに思う。

そもそもエルビス・プレスリーがリーゼントだったからそういうイメージになったのかな?

詳しくないからあまり分かりませんが💦

そぅそぅ、リーゼントスタイルで忘れなれない思い出を1つ…。

今から9年前の2014年の8月に行われたサマーソニック。

その年のヘッドライナーにイギリスはシェフィールド出身で2002年に結成されたバンドがヘッドライナーに選ばれた。

「アークティック・モンキーズ」


アークティック・モンキーズ

どうやら北欧の猿って意味らしい…。

そのアクモン(略してます)のライブが見たいと思い、その年のサマソニを観戦してきた事が忘れられない思い出だ。

メンバーはボーカルとギターを担当するアレックス・ターナーと、ギター担当のジェイミー・クック、ベースのニック・オマリーにドラムのマット・ヘルダースからなる4人組バンド。

2006年に1枚目のアルバムを出してから翌年には2枚目のアルバムを発表。

その年(2007年)には史上最年少でサマソニのヘッドライナーに選ばれたってちょっとしたニュースになってたっけ。

そして2014年のサマソニまでにアルバムを5枚出していたわけで、まぁ好きなバンドでございます。

最初、バンドはロックンロール・リバイバルな波に乗って、ポスト・パンクやガレージ・ロックといったロックな早急なバンド・サウンドの印象が強かった。

そしてボーカル、アレックス・ターナーのよく言われるストーリーテラー的な歌詞が特徴でもある。

なので1曲に歌詞の量が結構多い時もある。

それは本人達がヒップホップなどを好んでいた事も関係しているのかな。

そして3枚目のアルバム「Humbug」で彼等の憧れのバンド「クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ」のフロントマン、ジョシュ・オムをプロデューサーに迎え、曲調のテンポをそれまでよりも抑えた感じの曲が増えたりして、ここから初期の頃からのイメージとは違うアクモンの世界観が完成されてゆく。

そしてボーカルのアレックス・ターナーがオールディーズの音楽を好んでいることもあり、程よくバンドサウンドにその事が反映されてきて…(アレックスのソロ・プロジェクト、ラスト・シャドウ・パペッツでも確か伺える)。

そして自分達が培ってきた事の1つの頂点とも言えるアルバムが…

5枚目のアルバム「AM」だ。

ちなみにこのアルバムの頃にボーカルのアレックス・ターナーは髪型をリーゼントにしている。(ちなみに今は違います。)

当初は何で?って思ったりしたけど、培ってきた音楽性や、アルバムの世界観を意識したイメージからしていてリーゼントにしたのかなっと思ったり。

実際はどうかは知りませんが…💦

個人的にもこのリーゼントのアレックスのロックなイメージとアルバムの世界観がピッタリな感じがして、作品にかける意気込みや、ロックの文脈を意識した髪型なのかと思ったり。

このちょっとした不良的なニュアンスはそのアルバムに入っていた1曲目の歌…「Do  I   wanna know」でアレックス・ターナー的なリーゼントの格好良さがバリッとハマってしまう気がしたんですよ(笑)


この闊歩するようなビートに乗って、アルバムのジャケットよろしく黒をイメージしたかのような歌い方が、まさしくグラマラスなロックな感じがして…。

当然のことながらそれまで培ってきたアクモンサウンドが、しっかりとしたビートに刻まれた好きな作品でありまして、そのアルバムに合わせたツアーの一環でサマソニに出演したという、2014年はそんな年だった。

そしてアクモンの前に出演していたのが何とロバート・プラント御大。

レッド・ツェッペリンのボーカルだ。

プラントと言えば、あのちょいとウェーブがかった長髪が印象的。

そしてつき抜けるようなハイトーン・ボイスでグラマラスにツェッペリンサウンドを闊歩していたイメージがある。

時が流れ、2014年当時自らが率いていたバンドと来日し、サマソニに出演した。

さすがに年齢を重ねたなとプラントを見て思ったが、あの髪型は昔ほどではないにしろ、「枯れたロックの色気」を纏った感じになっていた。

要するに良い年の取り方されてたんですね( i_i)\(^_^)

UKの新旧を代表する人達。

いや~、これは楽しみやなとサマソニの会場内で楽しんでたらプラントのライブ最後にツェッペリンナンバーの超有名曲「胸いっぱいの愛を」を披露されていた!

曲の途中からアレンジを加えて、形は違うものになっていた記憶があるが、序盤はまさしくツェッペリンナンバーのそのままな感じだったわけで。

「Whole  Lotta  Love!」

だったわけなんですよ。

そして辺りは暗くなり、アクモンの出番が始まる。

アレックスはバリッと決めたリーゼント。

そして1曲目は新アルバムの「Do  I   wanna know」で始まる。

途中アレックスの髪型は、どうしてもリーゼントが崩れてくる。

そのたびに後ろを向き、持っていた櫛で髪型を直す姿を見てシュールに面白いなと会場からも笑いが起きていた(笑)。

っにしてもライブ1曲目のイントロが鳴った瞬間は未だに忘れられない。

アクモンが示した、自らのバンド名を冠した「AM」の世界観。

その自信と貫禄が当時まだ20代であったバンドメンバーからも充分に感じられ、2000年代のロックの1つの沸点を感じたような気がした。

そしてプラントの「胸いっぱいの愛を」からのアクモンの1曲目…。

どうにも何がと言われてしまえばそれだけの感想ではございますが、UKのロックの文脈を何となく感じてしまった。

そしてやはり髪型!

その人のイメージならず、世界観を築く上でも重要ですね!

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!!

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