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今すぐ求職する事が本当に正しいのか

こんばんは、ゲーテです。今日は、私が職を失った時の絶望から気持ちが少しでも軽くなった方法をいくつかご紹介したいと思います。

【1.自分の全財産の見直し】

まず私が最初にしたことは資産の把握でした。
これは、家の中にある溜めていた500円貯金から、宝くじ、小銭、ポイントカード、メルカリ、預金通帳、投資。本当に思い出せる範囲の全てです。
その結果自分が想像する以上に資金があることに気づいたのです。その時点でだいぶ生きる感覚が変わるとおもいます。
また同時に家計簿もつけてください。無駄なものへの使い方など、今までの生活の見直しにもなります。ちなみに一日0円生活を私はできる限り今おこなっています(1日1円もつかわないこと)

【2.利用できる制度についてとことん調べる】

いくら多少の貯金があったとはいえ、働かなければいつか貯蓄は途絶えます。しかしタイミング的に、コロナにより色んな策もでていた訳ですので。あらゆる手当を検討してください。
しかし申請するのが初めてであると、日本人の真面目さが故に遠慮する人は沢山いると思います。現に私がそうでしたので。例えば生活保護とかは特に名前の響きや、世間の印象からね。

でもあえて今、心身共にとても辛い状況の人たちに一言、言うのであれば。
『私たちは日々税金を納めていますし、納めてきました。今までの税金は何の為に支払っていたのか』
そう思ったら、受けていいと思いませんか?
私は、なにも何も考えずに永遠に受け取っていいと言いたいわけではありません。受給しながらその期間で今後についてを考え、いつか社会に貢献して返せば私はその選択肢は一時的に借りをつくっているだけで有りだと思うようになりました。

当時の、私は生活の為すぐに仕事をみつけなきゃと思って焦っていました。
けど、不運が続いた辛さから本気で死にたくなるような気持ちまでを知っていた仲のいい友達に、まずは私のメンタルを治すことが優先だと言われあらゆる制度を検討することができました。その友達には本当に感謝しています。いなかったら死んでいたんじゃないかと思うくらい本当に今よりも当時はずっとボロボロだったので。また、今思うと当然そんなメンタルの時に面接を闇雲に受けても本来の元気な時のように本領発揮もできず、きっと心の傷をさらに広げるだけでうまくいってなかったと思います。

そして、以下が実際に私が検討した内容でした。
・住居確保給付金
・傷病手当
・緊急小口資金(特例貸付)
・生活保護

内、住居確保給付金と傷病手当の2つを申請しました。
これについての詳細はまた後日書こうと思いますが、結論から言うと今は傷病手当の審査が通ったので、一先ずそちらのみで対応しています。
居住確保給付金も通ったのですが、これは傷病手当と目的が違うので要注意です。申請時はどちらの申請もどうなるか分からず、こちらは保険として検討していたものだったので今回は見送りました。というか、恐らく両方受給はできないと思います。(してる人がいたら、万が一どちらかに報告がいけば大変なことになるのではないでしょうか・・・)
ちなみにその時の役所で受けた扱いについても、まー色々思う事がありましたねぇ・・・。
公務員の全てを批判するつもりはないです。
でも、この国は本当に弱者に対して酷いんだなぁと思ってしまったのは事実です。彼らは税金で生きているので生活の危機に直面したことのある人達のことがやっぱりどこか他人事のように感じました。(まぁ色んな人がくるからという理由もあるんでしょうけど)
でもプラスに言い換えたら、そういう現実を直に見て知って感じて、よかったのかもですけど。こういう時でもないと、なかなかないですからね。

【3.お金・政治・経済についての勉強をする】

これが一番今回自分で驚いたことでしたね。勉強しはじめたら少し元気がでてきていたのです。それまで毎日蕁麻疹がでていたのに。それは何故なのかと考えた時に、生きる上での希望や教訓を学びはじめたからな気がします。

私は仕事を失った時に、なぜ自分は今までちゃんと政治、経済、お金についいて勉強してこなかったのだろうと猛反省しました。
同一労働同一賃金に関しても、知っていたもののしっかりとそのデメリットの危機を感じていなかった。お恥ずかしい話、2年近く働いていた会社に、そんなリスクを感じたことが一度もそれまでなかったのです。
でも今となっては変化が起きるときはメリットとデメリットの両側面があるという危機意識をかなり持つ事ができるようになったと思います。
これは振り返ると、会社が昨年合併した事実や、上司が変な時期に突然変わって、大規模の人事異動がはじまったりと可笑しなサインがあったからという理由からです。私のような末端派遣には1ミリもそういう話の理由が入ってこなかったんですが、これを見ている派遣の方がいたら会社のちょっとした変化には今後要注意だとお伝えしたい。

また過去の経済の歴史から学ぶのであればJAL破綻の事例などがいい例かと思います。JJ統合という言葉をご存知でしょうか?
私は日本の航空会社はJAL・ANAしか知らなかったのですが。
JAL破綻の前に、JALは当時の日本エアシステム、JASという航空会社との統合をしていたのです。それをJJ統合と当時は言っていたそうです。
その当時から危ないとは言われていたみたいですが、統合してまもなくJALは本当に破綻しました。
これも先日ご縁あって当時JALのCAをやられていた方とその話をZoomでしたのですが、あまりにもその当時の社内での騒動にはドン引きしてしまいましたね。また、これも統合だけではなく、政治が大きく関わっていることも教えてもらいました。

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如何だったでしょうか?
以上が、私が失業してからおこなった絶望から救う対処例です。
まとめると
・自分の全資産の確認をしましょう
・今までの生活を見直しましょう
・頼れるものは頼りましょう
・過去の失敗から学びましょう

といった感じですかね。

特に3番の『勉強する事』は社会復帰をしたあとでも、ずっと続けていこうと今は思っています。本当に、以前の記事にもお伝えしたように今はKnowledge is power、知識は力なりだとおもっているので。
ちなみに、たまたま昨日深夜にみつけた動画でGacktが同じこと言っててびっくりしましたね。格言者からではなく、根本からそう気づいている成功者は多いのかもしれませんね!

また今はこんな世情です。できるだけ賢くこの世界を生きていけることを、考えてもいい期間だと私は思っています。
失われる仕事が多数挙げられてるからこそ、どんな状況や環境でも生きていく自信を身に着けることが、これからの私たちには必要な能力でもある気が個人的にはします。


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支配したり服従したりしないで、それでいて、何者かであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ

Johann Wolfgang von Goethe
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