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健常者と障がい者とは

新幹線の中での出来事


「私はパニック障がいを持っているから!」
とヘルプマークを持って新幹線で叫んでいる女性がいた。

私はその人にどう声をかければいいか?
どう手を差し伸べればいいかわからず、
ただ何もしないのも違うと思い、斜め後ろの席に座った。

その後、
通路を挟んで横の列の席に40代くらいの女性が座った。

そして、その彼女に対して
「大丈夫ですよ。ここは安全だし、何かあったら声をかけてね。」
と優しく微笑んで言った。

その女性は、
それ以上の言葉はかけずスマホを触り始めた。

それからヘルプマークを持っていた彼女は、
落ち着き始め本を読み始めた。

その声かけだけで良かったんだ。。。

私はこれから福祉事業に参入する人間として
どうして何もできなかったんだろう、
と勇気を出せなかった自分を惨めに感じた。

友人からの救いの言葉

そんなことがあったと、
福祉業界で働いている友人に話をしたら、
それは勇気でもあるけど、”慣れ”でもあるよと教えてくれた。

「僕たちは、
障がい者と日々接しているから、相手が何を求めているかなんとなくわかるし、
だからいつもと同じように接することができる。」

「逆に僕は英語が話せないから(中学校から英会話は習っていたけど)、
街中で外国人が道に迷って困っていたとしても僕からは声をかけられない。」

「松本さんはそれできるでしょ?」

と言われた。

救われた。

知らないことや苦手なことに対して、
踏み出せなかったり、不安になったりするのは
どんな事柄に対しても同じだ。

私はベトナムで訪れたカフェをきっかけに
“障がい者”について興味を持つようになった。
それでも経験不足や知識不足でまだまだ行動が伴っていないことが多い。

一方で、私が今後就労支援事業所を立ち上げて
彼ら彼女らと触れ合うことで、
勇気とは裏腹に、そんな行動ができる人間になっているだろうという希望も持てた。

ありがとう。

発信する理由

ただこの行動が私1人で終わってしまっては
社会は何も変わらない。

だから私は”発信”する。
1人でも多くの人が、それに気づき、感じ、興味を持って、行動を変え、社会を変えるために。

だからこれを読んでくれた皆さんにお願いしたいことがある。

どうか、”お互い”を部外者だと思わずに
同じ人間だと思って欲しい。
私たちもあなた達を1人の人間としてみているものの、新しい関係性を作ることは勇気のいることだ。

その”お互い”は
健常者と障がい者だけではない
男と女も
子供と大人も
日本人と外国人も
異性愛者と同性愛者も。

分かりやすいようにカテゴリ分けして、
そこに言葉をくっつけているだけ。(だよね?)

私は昔は子どもだったが
世間的にみても大人になった。
今は日本人だが、もしかしたら外国人と結婚して外国人になるかもしれない。
交通事故に遭って身体障がい者になるかもしれない。

いつか、今の自分のカテゴリではない方に分類されるかもしれない。

そうなってから、
その別のカテゴリに分類される人のことに興味を持ち、考えだすか?
それとも今のカテゴリの自分でありながら、別のカテゴリの人が持つ苦しみや不安を理解しようと想像するか?

私は後者になりたいし、
後者の人が増えて欲しい。

一緒に発信のお仕事しませんか?

そのために
私は健常者として福祉事業に参入した。

就労継続支援事業所を、
大阪の東梅田で2024年2月に開所する。

そこでは利用者さんに
SNSの発信を行う業務をしてもらう予定だ。
(企画を考えたり、撮影したり、動画編集したり)

興味を持ってくださった方は、
ぜひ一度お話しできたら嬉しいです。
一緒に働く仲間を募集しています。

↓Instagram↓

https://instagram.com/abpossible.2024?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D&utm_source=qr

↓見学問い合わせ↓
https://line.me/ti/p/%40194ouike


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