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舞研のメモリー ~合宿編~
皆さんこんにちは!
プロ社交ダンサーの阿部巧太(アベコウタ)です。
今回はしばらく書いていなかった舞研についてです。
舞研(ぶけん)とは「舞踏研究部」の略で、様々な大学にある社交ダンス・競技ダンスの部活の総称です。
舞研についての記事も過去に公開しております!ぜひこちらからご覧ください!👇
舞研にも合宿がある
今回のテーマは合宿です!
舞研は大学の部活動なので、こういうなんとも部活らしいイベントもあります。部員みんなで寝食を共にし、ダンスに磨きをかける舞研にとって大切なイベントです。
私が学生の時も東京を離れ合宿に行きました。3、4年の時はちょうどコロナの時期と被りましたが、その時は公共施設を借りて“通い合宿”という形でやりましたね。
だいたい年2回
舞研の合宿は夏季に1回、冬季~春季に1回の年2回です。どこの舞研も大抵そうだと思います。
私が学生の時は、8月と2月にそれぞれ長野県の合宿所(民宿)まで行きダンス漬けの日々を送りました。期間は5泊6日か6泊7日ほどと長めですが、その分楽しみも多いです。
ちなみに、2月の合宿で行っていたのは「ちきちきばんばん」様です。👇
自然に囲まれ、広々としたフロアを備える素敵なお宿です。
そしてとにかくご飯が美味しい!あのご飯のためなら、キツい練習も頑張れました。。。
それもあってか、ちきちきばんばん様は実に色々な大学の舞研が合宿で利用しているんです。私もいつかまたお邪魔したいです。
(8月の合宿を行っていた民宿は、すでに経営を畳まれてしまったようです。さみしい。。。)
ダンス漬けの1週間!
合宿所に着いたら、そこからはダンス漬けの一週間の始まりです。
お風呂や食事、睡眠以外のほとんどの時間をダンスの練習に費やします。普段は自由参加の自主練習の時間も、この時ばかりは強制でした。
もっと言うと、自主練の時間中は“座っちゃダメ”なルールがあった気が、、、
厳しいようですが、それに文句を言う人はあまりいませんでした。強いて言うなら、シューズの脱ぎ履きがちょっとやりづらかったくらいですかね。
その時くらいは座っても良いと思いますけどね(笑)
舞研の合宿で得られるモノ
ここで、合宿中の1日の流れをご紹介します。おぼろげな記憶を辿って書いていますので、実際のところとは若干違うかもしれませんが、、、
7:00 起床
8:00 朝食
9:00 体力強化、筋トレ、ストレッチ
10:00 フォーメーションダンス練習
12:00 昼食+休憩
14:00 スタンダード+ラテン練習会
18:00 夕食
19:00 夜の練習会(?)
21:00 強制自主練習
23:00 就寝
こんな感じのほぼ練習のスケジュールを数日繰り返します。練習会の時間も普段よりずっと長いです。それだけに普段よりも得られるものは大きいのです。
ちなみに「練習会」とは部員が一堂に会しみんなでダンスを練習する時間です。普段の部活としてのメインの活動ですね。
練習会に関する記事も書いています!詳しくはこちらの記事を読んでみてください👇
ダンスが大きく成長
まずは、合宿を過ごす中でダンスが大きく上達します。
合宿中のトレーニングや練習のメニューは普段の何倍もキツい内容なので、最後まで頑張ればそれだけ成長に繋がります。
また、私のいた部活は夏の合宿の最終日に「シャドーコンペ」、通称「シャドコン」なるものがありました。
通常の2人1組で出場するコンペと異なり、ソロで踊って順位を競います。そこで良い結果を出すために、合宿中の練習も気合いを入れて臨みます。
特に、2年次はこのシャドコンの結果次第で誰とカップルを組めるかが決まります。今後の舞研生活を左右するイベントですから皆真剣です。
仲間との絆、さらには……
あとは、辛い合宿の練習を共に乗り越えた部員同士もより関係性が深くなるでしょう。
同学年の部員はさらに仲良くなれますし、縦の繋がりも強くなります。合宿を通じて部員全体の結束が強くなります。
それから最終日前日の夜は「納会」があり、みんなで朝まで飲み明かします。もちろんちゃんと寝る人もいます(笑)
合宿を共に過ごし、最後の夜に杯を交わす中で部員同士がより親密な仲になることもあるとかないとか……
あ、ちなみに私は2年次の合宿でイイ感じになった先輩とその後お付き合いするにまで至りました(激白)
約1年後に盛大にフラれましたが、今となっては良い思い出です。まあこの辺の話はまた追い追い。。。
まとめ:合宿は舞研の一大イベント!
こんな感じで合宿は舞研の一大イベントであり、また欠かせないものなのです。
私が舞研にいた頃はちょうどコロナの時期と被ってしまい、例年のような合宿の開催は叶いませんでした。
今の現役生達が、合宿ができる喜びを噛みしめながら全力で青春を謳歌することを願ってやみません。
では、今回はこのへんで。
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次回もお楽しみに!
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