ダンスと個性
皆さんこんにちは!
プロ社交ダンサーの阿部巧太(アベコウタ)です。
最近はだいぶ暑くなってきましたね。
今こんな感じだと夏場はどうなることやら、、、考えただけで恐ろしいです、、、
さて、今回はダンスにおける“個性”について私の考えていることを綴っていきます。
ダンスというのは自己表現の活動でもあるのですが、そのように考えると個性という要素はとても大切なものになってきます。
いかに自分らしく踊るか、自分オリジナルの魅力・表現で勝負するか、これもダンスの醍醐味ですね。
現に世界のトップダンサー達はみんな個性的です。
それぞれが独自の強みや特筆すべき特徴を持っており、その2人にしか醸し出せない雰囲気があります。
世界的に活躍する海外のダンサーの動画をいくつか載せておきましょう。
楽しみながら見てみてください!👇
いかがでしょうか?
いずれのカップルもタイプは違えど、それぞれ卓越していてかつユニークな良さを持っていると思います。
4つの動画は同じ「チャチャチャ」という種類の踊りですが、踊り手によってこれだけ差が出ます。
もちろん振付がそもそも違うというのも大きいですが、アームの使い方や音楽のフィーリング等に細かな違いが出ています。
【補足】
「 “チャチャチャ″ってなに?」
と思った方はこちらの記事をお読みください!チャチャチャをはじめとした社交ダンスのラテンアメリカンの踊りについて分かります。
こういった個性的かつ魅力的な世界のダンサーを見ていると、
「ああ、私も早くこうなりたい……‼」
と思うわけで、良いと思ったら真似もしてみます。が、あらビックリ。やってみるとまるでできません。
一発でできる人もいるのかもしれません。私はできません(笑)
それもそのはず、先程の動画で紹介したようなトップダンサー達の圧倒的な個性は、それ以上に強固なベースがあってこそのものです。
社交ダンスにも他のダンスやスポーツと同じように、基礎基本の型が存在します。
上手なダンサーほどそれらを長い時間と膨大な労力をかけて固めていく過程を通ってきているのです。
それを忘れて自分オリジナルのものに走りすぎてしまうと、それは個性と呼べるものではなく“ちょっとおかしなもの”に仕上がってしまうでしょう。
私もダンスの道に居るものとして、そのことを忘れないように気を付けて過ごすようにしています。
そうは言っても、地味な基本ばかりをやっていても面白みがありません。
確かに魅力的なダンスを踊るためには地道な訓練を長い間続ける必要がありますが、それだけのダンス人生は決して楽しいものではないでしょう。
何より、いつまでもそれで立ち止まっていて、個性豊かな表現のできるダンスまで辿り着けるのでしょうか?
私はその答えは否であると考えます。それでは本末転倒ですからね。
あくまでも基礎は日々固めつつ、自分らしい表現を追求することも止めない。
この辺りのバランス感覚が良いとダンスは楽しみながらも上手になれるのかもしれませんね。
私もダンスとともに生きていく以上、その過程が楽しくないのは嫌ですね(笑)
誰よりもダンスをエンジョイして過ごしていきたいものです。
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