主語を「会社」ではなく「社員」にしてみる
マーケティングで最も重要なことは「お客さまを知る」ことです。
言い変えれば、「自分視点」ではなく「お客さま視点」で物事を考える必要がある、ということ。
では、どのようにして「お客さま視点」にすればよいのか?
それは、「視点を変えるために主語を変える」でもお伝えしたように、「主語」を「お客さま」にするのです。
つまり、多くの方が「商品・サービスを売るためにはどうしたらいいのか?」と考えているかと思います。この時の主語は「我々」です。
それを主語を変えて「お客さまが買いたくなるには、どうしたらいいのか?」とするのです。
このように、主語を変えるだけで、視点が一気に変わります。
さて、あなたは、以下のような経営者の言葉を耳にしたことはありませんか?
「ウチの会社では、社員を大切しています」
「社員を“人材”ではなく、“人財”と思っています」
もしかしたら、あなたも同様の言葉を発しているかもしれません。でも、残念ながら「そう思っているのは経営者だけ」ということも少なくありません。
そのように独りよがりにならないためにも、是非、言葉の主語を変えてみて下さい。
「社員が、会社から大切にされていると感じているか?」
「社員が自分達は“人財”だ、と思っているか?」
そして、社員がそう感じるために、ご自身に問いかけてください。
経営者として何ができるか?
経営者として何をしているか?
主語を変えて、視点を変えれば、見えてくるものがきっと変わってくるはずです。
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