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転職先で社内人脈をどう築く?

本日は、転職後の社内人脈の辛さについて考えます。

転職して悩ましい部分は、社内の人脈がまるでないことです。

例えば、営業で言うと新規顧客の開拓。僕なんかは、これは前職でもやったことがあります。一から顧客との関係を作ることは営業なら必ずあると思います。

その発想と同じように社内人脈は築けるのか?

長い時間をかけて、同じ釜の飯を食ってきたというシンパシービンビンの相棒、そうなってもらうのは簡単ではないですよね・・・。

「コミュニケーションすればいい」とはいうが・・・

もちろん転職した先の社内人脈についても、コミュニケーションが不可欠です。

仕事の話?

飲み会?

同じ趣味?

それは前職とも同じだし、顧客との、いや人間関係作り全般で言えることです。しかし顧客には訪問する理由があります。こちらは売りたいし、向こうは売りに来るという前提で構えている。

だから、こちらが最初は喋るし、向こうが聞く側となる。もちろんニーズが刺さればそこからは双方向にはなる。

なのでお客様との関係づくりは割ときっかけがはっきりあります。加えて、営業の場合は同じチームの上司や同僚とも、よほどチームが崩壊でもしてない限り、毎日でも話をすると思います。

でも、隣の部署は?開発は?製造は?間接部門は?となるとどうでしょうか。

用事がないと話す機会がない、ということは起こり得ます。

でも、用事がある時では手遅れ

そんな人たちと話す必要がある時。そんな時はすでに人間関係が十分じゃないといけない用事だったりします。なので、いざとなると「時すでに遅し」を感じることになり歯がゆいのです。

例えば、普段は10日かかる資料を3日でやってほしい、といった場合。

あぁ、知らない人にいきなりそんなことを言ったら、色々と理由を並べられて、やんわりと断られるんじゃないか?という不安がよぎるものです。

そして、メールする筆が止まる。

電話する手が止まる。

上司は「なんとかなるんじゃない?一回●●さんに相談してみなよ。」とか言う。

自分「・・・そうですね・・・(いや、いいんだけどさ。わかるよ、その感じ。前職ならそうだった。困ったらとりあえず一回相談すればよかった。でも、今から相談する相手は、僕からすると初めて話す人なの。怖いよ。)。」

初めての人とでも深く相談する力

でも方法はあります。

結局初めてだろうとなんだろうと、正確な説明と思いやりが大事だと思います。僕も転職をした身ですが、わかったことはそこです。自分が元から会社にいて、知らない社員から依頼されてもそうだと思います。

もちろん、深く前から知っている人のほうが親しみやすく、優先をあげたいという気持ちは働きやすいですが、やはり仕事は仕事です。

皆さんも、日々の仕事を裁くことを考えてみて欲しいのです。何を依頼してきているのかと、どんな思いで依頼しているか、結局はこの辺りで対応の優先度を判断していると思います。

正確な説明と思いやりに溢れた依頼、つまり引き受けやすい仕事の方が対応はしやすいに決まっていますよね。

なので、次回は転職者が社内の人に、正確且つ思いやりのある依頼をするにはどうしたらいいのかを、具体的に解説していきたいと思います。

ということで、また明日。

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