LiDARって何だ?
今日はIOTをやります。
テレビや新聞でみない日はないという感じのワードですね。
IOTはご存知の通りInternet Of Thingsですからインターネットの接続で集まってくる「データ」が重要です。そう、データやその分析がミソな訳で、要はソフト側が非常に重要です。このソフト側でいろいろできそうなのは何となく想像つくと思いますし情報もいろんなところから取れると思います。
ですが、結構「インターネットへの接続」も大事です。
この問題は物と物とをどうやってインターネットにつなげるか?という問題です。
このハードの部分の基本だけでも知っとくと、誰でも思いつくような「ソフトでこんなことができるんじゃねぇの」というドヤ顔な奴らよりも説得力の高い話ができます。なんか実務者っぽいわけです(さすがに専門家は名乗れないよ、ごめん)。
ということで、IOTのハードの基本をご紹介します。
あ、先に言っておきます。
説明に疲れたら日経電子版を使います。ご容赦ください。
さて、整理のためざくっとIOTをエアコンを例に考えたいと思います。例えば、温度計を見る→寒いっ→エアコンをつける、みたいなことです。もう少し詳しく分解していくとこんな感じ。
温度を「計測」
↓
寒いと「判断」
↓
判断結果を「連絡」
↓
エアコンを「動かす」
こんな感じに分解されました。
・計測
・判断
・連絡
・動かす
具体的な言葉に置き換えるとこうなります。
・計測 :センサー
・判断 :端末やAI
・連絡 :通信(5Gや通信規格)
・動かす:エッジコンピューティングやロボティクス
まぁ、みんな「判断」の部分をワイワイやるわけですね。アレクサがいいとか、gogle homeがいいとかそういうことです。どんなソフト的な処理や解析をさせるかという世界なわけです。
ひねくれ者の僕はそこはあまり触れません。今日やるのは、「計測」の部分です。センサーってどんなものがあるか?という話です。
IOTとセンサーの世界についてです。
もちろん、温度計、湿度計、照度計、圧力計、重量計など旧来の計測機器が測ってきたものも対象になります。あとはスマホにも入ってるようなジャイロセンサーみたいな動きや速度の検知なんてのもあります。
ま、この辺は想像に難くないと思います。他にどんなセンサーがあるでしょう?
それでは問題です。
自動運転やロボットを動かす上で必要となるセンサーはなぁ〜んだ?
確かにカメラがありますね。簡単すぎましたか?でも、これも大事な発見です。カメラもまたセンサーなんですね。「インスタ映え」以外にも機能があるのです。
さて、では本当にカメラだけでいいでしょうか?飛び出してきた人を認識したり、前の車の動きを把握する上ではカメラも必要ですが、車間距離を把握するにはどうしましょうか?そうなんです、距離を正確に計測する機能も必要になりますね。そこでLiDARというセンサーが使われることになります。
なかなか面白い世界でしょ?ハードはもう付加価値が付かない時代とか言われますが、探せば、純然たるハードの技術競争をやってる業界もあるのです。だって、めちゃくちゃ性能が良かったり、安ければこぞって自動車メーカーが使ってくれるわけです。こういう覇権が争いもあるわけです。
しかし、技術は日進月歩。
そもそもLiDARなくてもいけるよ、みたいな技術も飛び出してきます。
なんで、そんな話になるのか・・・それはまた次回。
ということで、今日はここまでです、
おやすみなさい。
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