MMTはほぼ明明白白な真実です！
冒頭の画像はとある民宿で泊まった時の夕食です。本文とは一切関係ありません（笑）
MMT(現代貨幣理論)が明明白白な嘘とか言う記事に触発されてこんなタイトルにしました（笑）"ほぼ"なのはMMTの中に就業保障プログラム(JGP)と言われるどちらかと言うと政策提言的な内容も含まれるため、ほぼとしています。
ではなぜ真実なのか？ぶっちゃけMMTってそんな難しい事言ってません。だって言ってることは…
・変動為替相場制の自国通貨建の国で自国通貨による債務不履行は無い。
・財政の規律はインフレ率(コアコアCPI)のみ！
基本的にこれだけです。こうなる理由を色んな理論や考古学等の社会学的見地、現実に行われている会計処理を元に体系的に説明したものに過ぎません。そして上に挙げた２つはぶっちゃけ…
当たり前だよね！
としかならないモノばかりです。理論とか関係無しに一般常識に照らし合わせて考えてみます。
まず、自国通貨による債務不履行は無いってのも当たり前ですね。例えば、あるお店の商品券を色んな人に配ったとします。その店が配った人からその商品券を借りて他の人に渡したと思います。んでもって貸した人が返してと言った時に…
お店:「他の人に貸してしまい手元に無いので返せません。債務不履行です。」
貸した人:「いや、何言ってんの？また作れよ！」
ってなりますよね？相当におかしな会話になってしまいます（笑）
ちなみに変動為替相場制と制限が付いているのは、固定為替相場制の国では為替を一定に保たせるために常に外貨を必要とします。そして固定為替を採用している国は輸入に頼っている国が多いです。なぜなら輸出するモノが少ないため変動為替相場制にしていては自国通貨高になってしまい、輸入物価がドンドン上がり国民生活に多大な影響が出てしまいます。しかし、そもそも外貨を得る手段が少ないため為替を維持するためには外貨を借りる必要があります。外貨は文字通り外国のお金なので自国で作れません。なので、債務不履行に陥ってしまう可能性があるためです。
続いて財政の規律はインフレ率！これも当たり前です。インフレ率は物価上昇率ですね。それは何で決まるかと言えば供給能力で決まります。例えばです。日に1000個ペンを作れる能力のある会社があって毎日1000個、市場に流していたとします。そこへ、政府が急に毎日900個近く買い占めてしまったらどうなってしまうでしょうか？当然、市場からペンが消え日に100個しか市場に流れなかったら価格は高騰してしまいます。これが制約です。確かに破綻はしないからと何でもかんでも買い占められたらたまりません。これも…
当たり前ですね！
ちなみにコアコアCPIと付けたのにコストプッシュインフレと区別を付けるためです。コアコアCPIとは生鮮食品やエネルギー価格の物価変動を除いた物価上昇率を意味します。生鮮食品やエネルギーは天候や災害、有事等の事象で簡単に価格が上下するため生産活動、消費活動による物価の変動を見る指標にはなりづらいためです。先ほどのペンの例で考えます。ペンの原材料が2倍になってしまい、市場でのペンの価格も2倍になってしまったとします。物価だけ見たら間違いなくインフレ率は上がっていますが、先ほどと違ってこの過程には政府の関与は何もありません。こう言った事案と区別するために分けています。
以上がMMTが言ってることをザックリと解説した物になりますが、いかがでしょうか？何度も言っていますが、どれもこれも…
当たり前！てか、常識じゃん！
ってなると思います。こうなる理由や仕組みを詳しく体系的に説明してるに過ぎません。他の経済理論…例えば共産主義みたいにそこにイデオロギーや思想は入っていません。なので、MMTを否定するには経済の仕組みが言われているのと違っていたと証明するか、現実に行われている行為や仕組みに対して違う解釈をする必要があります。違っていたと証明するのはほぼ不可能なので否定しようとする人は大抵、解釈を変えて説明しようとします。その場合、大抵不整合が生じるか、不整合はなくても複雑かつ分かりづらい物になってしまいます。自分が知る限りMMTの根幹に関わる例えば信用創造だったり、租税貨幣論なんかを違う解釈で否定する人でよりシンプルな説明が出来た人は知りません。大抵の場合、読むのがしんどくなるものばかりです（笑）ここでしんどいと言うのは数学みたいに難しいから読めないのではなく、文脈だったり説明の仕方が複雑だからしんどくなるという意味です。科学の世界ではよりシンプルに答えられる理論を重視します。オッカムの剃刀と言いますが、説明に不必要な仮定は置くべきではないと言われています。こう言った点からもMMTがほぼ…
真実！
であることが分かると思います。以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございます😊
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